加齢によって輪郭にたるみが出るのは自然なことですが、人によってはエラが張って顔が角張ってくることがあります。このようなエラ張りの原因は咬筋の発達です。普段の生活に注意することで改善できるのです。
咬むことでエラが張る
前よりもエラが張ってきたという場合は咬筋が発達してきている可能性があります。咬筋は物を噛む時に使う筋肉で、硬いものを好んで食べる、頻繁にガムを噛む、などの生活習慣によって発達してきます。放置しておくとどんどん発達してますますエラ張り顔になってしまいます。しかし、みなさんもご存知のように、よく噛むことは悪いことではなく、むしろメリットのほうがたくさんあります。ですから、よく噛んで咬筋を使ったあとはしっかりと咬筋を緩めましょう。ただし、片側だけで噛む習慣は良くありませんから、左右の歯を均等に使うようにしてくださいね。
歯を食いしばるのもエラ張りの原因
集中して物事に取り組むときや寝ているときなどに、無意識で歯を食いしばってしまう人がいます。歯を食いしばることでも咬筋が発達してしまいますので、もし歯を食いしばっていたと気づいたときは咬筋を緩めましょう。
咬筋の緩め方
食事などで咬筋を使ったあとの緩め方をご紹介します。耳の下にあるアゴの付け根付近を押してみましょう。咬筋を良く使っている人なら、押したときに痛気持ち良く感じるのではないでしょうか。指の腹を使って、この部分を円をかくように揉みほぐしてください。意識して揉みほぐせば、エラの張り出しも緩和してくるでしょう。