最近、寝る前にはちみつを食べるというダイエット方法が流行っています。はちみつを寝る前に、と聞くとなんとなく太ってしまいそうな気もしますよね。寝る前のはちみつ、太ってしまう心配はないのでしょうか。
はちみつで足りない糖分を補う
はちみつには代謝アップが期待できるビタミンB群やアミノ酸、ミネラルなど、ダイエットに効果的といわれている成分がたっぷり含まれています。また、睡眠時に分泌される成長ホルモンは、細胞の修復や脂肪燃焼に欠かせません。この成長ホルモンを分泌するとき、脳は肝臓に蓄積されている糖質をエネルギーにしています。ダイエットで糖質制限をすることも多いと思いますが、糖質不足の状態では成長ホルモンをたっぷり分泌することはできませんから、寝る前のはちみつによって、成長ホルモンは効率良く分泌されるようになるのです。
女性に嬉しいメリットも
また、はちみつの糖分は体内にスムーズに吸収されるうえ、一定量しか血液に吸収されないために砂糖と同じ量を摂取しても吸収される量が少ないといわれています。さらに、女性が不足しがちな鉄分も含まれている、空腹感を和らげることで眠りにつきやすくなるというメリットもあるのです。
やり方は?
寝る前に大さじ1杯のはちみつを、コップ1杯のお湯に溶かして飲みましょう。このダイエットをするときには、夕食を寝る2~3時間前までに済ませるようにしてください。また、夕食だけは炭水化物を半分にし、炭水化物以外のおかずも栄養バランスを考えたメニューを選びましょう。あとは6~7時間ぐっすり眠るだけ。良質の睡眠はそれだけでもダイエットにつながりますから、睡眠環境も見直してみると良いのではないでしょうか。