失恋した時に失恋ソングを聴きたくなるのには「理由」があった

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できれば失恋なんてしたくありませんが、誰でも1度くらい経験するのが失恋です。そして失恋といえば失恋ソング。失恋した時に失恋をテーマにした曲を聴くという人は結構多いようですが、実はそれにはちゃんとした理由があったのです！

気持ちの共感

失恋ソングは悲しみで溢れた歌詞ばかりですから、聴いていたらもっと悲しくなりそうですよね。でも実は人間が失恋ソングを聴くと、その悲しい歌詞に同意し、さらに失恋の苦しみを共感することで気持ちが楽になるそうです。これは、友達に失恋の話をした時に「がんばれ！」と言われるより「辛いよね。悲しいよね。」と共感された方が、気持ちは楽になるのと同じ原理だそう。

自分だけじゃない！

さらに、失恋ソングの歌詞を聴いているうちに、辛い思いをしているのは自分だけじゃない、誰でも辛いときはある、という実感を持つこともできると言われています。自分だけじゃないという感情を持つだけでも、人間はどこか救われた気持ちになりますよね。

音楽療法として・・・

みなさんは“音楽療法”を知っているでしょうか？音楽療法とは、その名の通り音楽を用いて心身のトラブルを改善しようとするものです。この音楽療法のひとつとして、気分が上がっている時には明るい曲を、気分が下がっている時には暗めの曲やゆっくりなテンポの曲を聴いてもらうというものがあるのです。失恋ソングも同様で、失恋したときには無理に明るい曲を聴くより、じっくり浸れる曲を聴いた方が気持ちを楽にしてくれると言われているのです。いかがでしょう？辛い失恋ですが、失恋ソングにどっぷり浸って気持ちの整理をするというのも、次の恋へのステップになるかもしれませんね。