東洋占星術と西洋占星術っていったい何が違うの？

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占星術というのは、太陽や月そして星・惑星といった天体を使って占う占術のことをさします。身近なところで言えば「星座占い」などがこの占星術にあたります。しかし占星術、とひとくちにいってしまっても実は東洋占星術と静西洋占星術という二種類が存在します。

東洋占星術と西洋占星術の違いは？

それぞれの占星術は元々は古代バビロニアが発端とされています。そこから占いの方法が伝わり、中国や東アジアで発展したものを東洋占星術。インド、アラブ、ヨーロッパ、ギリシアなどで発展したものを西洋占星術と言います。この二つの占星術は由来こそ一緒なので占いの根本的な考え方には似通っている部分もあります。しかし、占星術が発展した地域によって自然に対する考え方や影響を及ぼすエネルギーのあり方などに違いがあり、例えば西洋占星術において、万物を精製するのは「火」「地」「風」「水」という4要素に対して、東洋占星術は「陰」と「陽」、「木」「火」「土」「金」「水」となっているのです。

占い方の違い

二つの占星術は占い方にも違いがあります。西洋占星術はホロスコープ法という天体と星座の位置関係を見る占いを行います。それに対して東洋占星術は星の動きを読むわけではなく、人体星図という独特の命式を生年月日から算出して占う方法になります。この二つの占いは一概にどちらが優れているのかという区別をつけることは難しいです。おおまかに言うならば、良いか悪いかの吉凶をはっきり占いたいときは東洋を。人や物などに対しての細やかな分析や対策を見たいならば西洋を選ぶようにすると良いでしょう。