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LEDの光で髪が生える? 知っておこう、女性の薄毛治療は選択肢が増えている

LEDの光で髪が生える? 知っておこう、女性の薄毛治療は選択肢が増えている

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ボリュームがなくなってきたような気はしていたけれど、ある日鏡を見て気づく、分け目の広がり、頭頂部に透けて見える地肌。シミ・しわなど肌の悩みに比べて、ひとりで深刻に悩んでいる女性が多い「髪の悩み」。
ニキビ、シミ、しわ、アレルギーなど、最近の皮膚科は女性の強い味方となっていますが、実は薄毛の治療も皮膚科で行われています。 

皮膚科の薄毛治療は

① 塗る(ミノキシジルなどの育毛剤、成長因子など)
② 飲む(育毛効果のあるサプリメントなど)
③ 切る(植毛、トータルグラフティング※1など)
④ 当てる(低出力レーザー、LEDなど)

という大きく4つに分けられます。
今回はそのなかで最近注目されている「④当てる:LEDによる最先端の薄毛治療」について、ご紹介しましょう。

■新しい細胞を生み出す成長因子

LEDを照射する薄毛治療なのですが、「ウチの電球はLEDだから、その光に当たればいいの?」 と思うかもしれません。いえいえ、そんなに簡単ではなく……、育毛効果が期待できるのは、LEDの中でも波長の長い『赤色LED』。赤色のLEDは、健康な毛髪が生えてくる元となる毛根部に、610〜750ナノメートルという波長で光を届かせる働きがあるのです。

一般社団法人 日本美容皮膚科学会は、「10年ほど前に、赤色LEDを皮膚に照射すると皮膚の深い層に到達して、繊維芽細胞の増殖を促進し、コラーゲン・エラスチンを 生成、つまり、乾燥肌やシワに有効であることがわかった」と、発表しました。 

その後「赤色LEDには皮膚のアンチエイジングのみでなく、育毛の効果もあるのではないか」という仮説を立てた医師が毛髪に関する研究を行ったところ、赤色LEDは、HGF、レプチン、VEGF-Aなどの髪の成長に関わる「細胞増殖因子」※2を誘導して、毛髪の成長をサポートしていることがわかったといいます。

■髪の成長期が長いほど、強い髪質に

髪は一定の期間を経ると自然に抜け落ち、抜け落ちたところからまた新しい髪が生えてきます。1本の毛髪が成長しはじめてから抜け落ちるまでの周期を「ヘアサイクル」といい、平均して4~6年のサイクルを繰り返します。

毛母細胞が分裂し髪が伸びる「成長期」が数年間続き、成長期が長ければ髪は長く太くなります。その後に数週間の「退行期」が来て、「休止期」が3〜4か月。退行期で髪は自然に抜け落ちます。

■赤色LEDで髪の成長期を促進

加齢による女性の薄毛と男性型脱毛症では、この成長期が短くなってしまって、毛髪が短く柔らかいまま、退行期に入ってしまうことがわかっています。そこで、成長期の長さを変化させることが治療のひとつとなっているのです。

日本美容皮膚科学会の研究では、赤色LEDで誘導される肝細胞増殖因子(HGF)が毛周期の退行期や休止期への移行を抑制し、レプチンは毛髪の成長期を促進させるとのこと。さらに、血管内皮細胞増殖因子(VEGF-A)により、毛包周囲の毛細血管を発達させ、毛母細胞へ栄養を供給することで細胞分裂を支援することがわかっています。

赤色LEDによる光の照射は、痛みが無く、皮膚や毛髪への刺激も少ないので、比較的安全な方法として注目されています。また、女性の薄毛だけでなく、男性型脱毛症にも期待されている薄毛治療です。


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※1:トータルグラフティング:1回になるべく多くの本数、また回数も多くし、まんべんなく植え付ける植毛法。

※2:細胞増殖因子:細胞分裂を活発にして新たな細胞を生み出し、新陳代謝をアップさせる因子。

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