コーヒー大好きなんだけど注意しなきゃ!!食後のコーヒーがアブないワケ

何気なく飲んでいるコーヒー。食前と食後、飲むタイミングとしてどちらが良いかなんて考えたことがない方は多いと思います。意外なようですが、同じコーヒーを飲むにしても食事の前後で体内に与える影響が異なってくるといわれているのです。

コーヒーにはカフェインやクロロゲン酸という脂肪分解を促進する成分が豊富なため、食前に飲んでおくと食べたものだけでなく体内に溜まっていた脂質まで一緒に分解してくれます。
また、空腹感を抑えることができるのでダイエットをしたい場合は効果が期待できるでしょう。食後にコーヒーを飲む場合は、食前に比べて胃腸への負担が少ないということと、胃の働きが活性化され、摂取したものの消化をスムーズにしてくれることがメリットといえます。
また、利尿作用もあるのでデトックス効果で代謝力が上がるだけでなく、メラニン色素の生成を抑制するポリフェノールを効率よくとることができるため、美肌への効果も期待できるでしょう。

ただし、食後にコーヒーを飲む場合には注意しなければならないことがあります。
コーヒーに含まれるクロロゲン酸やタンニンは鉄分と結合しやすい性質を持っているため、鉄分の吸収が少し悪くなるといわれています。食事でとった鉄分をうまく吸収することができないため、貧血傾向のある方は食後のコーヒーに気をつけてください。
食後に飲みたい場合は、食事での鉄分が失われないように30分は時間をあけて飲むようにしましょう。