「上半身は痩せてるのに、下半身だけ太い…」そのお悩みは誰しもが抱える悩みでもあります。なぜなら、そもそも下半身は上半身に比べて痩せにくい構造になっているからなんです！
一体どういうことなのでしょうか？今回の記事では、下半身痩せを専門に運動指導を行う筆者が、下半身が痩せない理由とおすすめのエクササイズ方法をご紹介します。
下半身が痩せない！という悩みを抱える方は意外に多いものです。なぜなら、そもそも下半身は上半身に比べると痩せにくい構造になっているからです。だから、いくら努力をしても痩せにくいのです。
なぜ、下半身は痩せにくいのかというと、私たちが普段直立二足歩行で生活をしているからです。立って生活するには、身体を動かす原動力である筋肉が、より多く下半身についている必要があります。
しかし、厄介なことに筋肉というのはそう簡単に痩せないようになっています。
そのため下半身に比べて筋肉が少ない上半身はすぐに痩せるのに、下半身だけは目に見えて効果がでないのです。
筋肉はそう簡単には痩せません。だとするならば、「筋肉を痩せる」という発想をやめて、筋肉がつく部位を変えるという発想に切り替えてみましょう！
下半身にコンプレックスを抱える人の多くは、望んでもいない部位に筋肉がついているから悩むのです。例えば、太ももが張ってパンパンになっていたり、ふくらはぎが筋肉質になっていたりなど…。
もしそれが、お尻に筋肉がついてキュッと引き締まっていたとしたらどうでしょう？恐らく今抱えている悩みも解消されるのではないでしょうか？
「痩せるという発想」 → 「どうしたら必要な部分に筋肉をつけられるか？」
この発想の転換さえできれば、理想の身体に一歩近づくことができるでしょう。次項では、筆者がおすすめするエクササイズを解説します。
下半身痩せを実現するためにご紹介するエクササイズ方法は「ヒップリフト」です。
ヒップアップ筋トレの代表格のようなエクササイズ方法なので、ご存じの方もいるでしょう。しかし、多くの方が重大な間違いを犯しています。筋トレに重要なポイントを見逃していると効果が出なくなってしまいます。
そのポイントは「足裏」です。
足裏がしっかり床を捉えていないと、お尻に力が入らないように身体はできています。ですから、エクササイズ中も「足裏」を意識しながら行うと良いでしょう！
それでは早速、上記のポイントを踏まえたうえで「ヒップリフト」をご紹介します。
やり方①「仰向け姿勢をつくる」
足幅を肩幅にし、足裏全体で床を捉えていることを確認しましょう。
※床と腰の隙間も予め埋めておくと、腰が痛くなるのを防ぐことができます。
やり方②「2秒かけてお尻を持ち上げ、3秒かけて下げましょう！」
2秒かけてお尻を持ち上げ、3秒かけてゆっくりお尻をさげましょう。
※ポイントは床を強く押すこと。そして、ある程度お尻を持ち上げると、キュッとお尻に力が入るポイントがあります。そこまでお尻を持ち上げましょう！
やり方③「15回×3セットが目安！」
はじめは15回×3セットを目安にしましょう！お尻に効いている感覚がわかってきたら、セット数を4セットから5セットへと徐々に増やしていきましょう！
●悪い例
足裏が床から離れていると、お尻の筋肉に効かせることができません。
以下のNG動作はよく見かけるエクササイズ方法ですが、お尻への刺激が減ります。注意しましょう！
※踵が床から離れている。
※足裏が床に接していない。
今回は下半身が痩せない理由と、具体的なエクササイズ方法を解説してきました。コンプレックス解消への参考になったのではないでしょうか？
ただし、大切なことはここから！
どんなに良い方法や、どんなに良いエクササイズを知っていても、それを行動に移さなければ効果を得られません。そして、それを続けて行わなければ目標を達成することなど到底できません。
知って終わりではなく、具体的な行動に移し成果を勝ち取っていきましょう！私が書くコンテンツでは、下半身太り解消に役立つ情報を配信しています。他の記事も参考になると思いますので、ぜひご覧になってください。
【プロフィール】
2006年からトレーナーとしてのキャリアを築くなかで、最も要望が多く・最も難しいとされる「下半身痩せ」に応えるため、2015年に専門のパーソナルジムを開業。
当時としては日本初ということもあり、年間2…
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