これからの季節は素足やサンダルを履く機会も増えますね。 かかとケアを忘れがちでひび割れや皮めくれによってガサガサ、古い角質が溜まってゴワゴワ、黒ずんでいませんか?
意外と目につきやすい部分なので、素足やサンダルを履く前にケアをしておくのがおすすめです。 今回は自宅でできるセルフフットケア法についてご紹介します。
かかとのガサつき・ゴワつき・黒ずみの原因
足裏は体温調節をするために汗が出やすい反面、他の場所に比べて皮脂分泌が少ない場所です。皮脂分泌が少ないことから乾燥しやすく、ガサつきやゴワつきを感じやすくなります。
主な原因は…
・真冬の乾燥した空気、真夏になると素足で過ごすことで足裏の水分が蒸発し、ガサつき、皮めくれ、ゴワつきを招く
・足の形に合っていない靴や歩き方で摩擦がおき、角質が厚くなったりゴワつきを招く
・靴下や靴を履くことで蒸れやすく、汗によって雑菌も溜まりやすい環境になることから、角質のゴワつき、黒ずみ汚れ、においを招く
このように、かかとのガサつき、ゴワつき、黒ずみを招かないためには「汚れを落とす」「乾燥対策をおこなう」ことが大切です。
自宅でできるセルフフットケア法
【準備するもの】
かかと用やすり、ボディソープ、桶、化粧水、ボディクリーム、ビニール袋2枚
(1)ボディソープで汚れを落とす
足裏や指の間、爪の隙間には汚れや垢が溜まりにおいの原因となります。ボディソープをしっかり泡立てることで泡が隙間に入りこみ汚れを吸着するので、ていねいに汚れを落としましょう。
(2)角質を柔らかくする
桶にぬるま湯を張り、足を入れて約5分置きます。角質を柔らかくすることで後の角質ケアがしやすくなり、保湿ケアの浸透が高まります。
(3)やすりで古い角質を落とし、整える
かかと用のやすりを使ってガサつきやゴワつきやすい部分(かかとのカーブ、平な部分、指の付け根など)を整えます。やすりは強くこすらず表面を整える程度で、前後に動かします。やすりが終わったらシャワーで洗い流しタオルで水気を拭き取ります。
(4)化粧水で保湿する
化粧水を適量手に取り、足裏になじませます。かかとケアと言えばクリームをなじませるだけの人も多いと思いますが、先に水分をなじませておくことでみずみずしくふっくらしたかかとになります。
(5)ボディクリームをなじませてパックする
ボディクリームを適量手に取り、表面に塗り広げたあとひび割れや皮めくれ部分を埋めるように塗ります。肌表面に少しクリームが残るくらいにします。
ビニール袋に足を入れ、約10分パックします。
このように、かかとのガサつきやゴワつきが整い、乾燥によるシワっぽさが目立ちにくくなります。
やすりケアやパックは10日に1回くらいで良いですが、乾燥予防として化粧水、クリームは毎日おこなっておくとケアの持続力や保湿力が高まります。簡単にできるのでこれからのシーズンに取り入れてみてください。
執筆者
- 寒川あゆみ エステサロンオーナー・美容家・美容ライター
《プロフィール》
大阪谷町九丁目エステサロン「private salon Laule'a」代表。自身のコンプレックスから美容に興味を持ち、エステティックの道へ。「美容をもっと楽しんで、生活の一部に取り入れて欲しい。」そんな思…