脚を細くしたい!と思ったら、多くの人が食事を制限したり、筋トレを始めたりと新しいことにチャレンジします。ですが、それが脚痩せダイエットに成功できない人の落とし穴だったのです!
今回の記事では「脚痩せダイエットが成功しない人の意外な落とし穴」について解説します。
脚痩せダイエット成功のポイントは「やめること?」
脚痩せダイエットを成功させるために多くの人は食事を制限したり、筋トレを始めたりと新しいことにチャレンジをします。しかし、それがダイエットの成功を遠ざけているのです。
脚痩せダイエットに成功したいのであれば、まず取り組むべきは「やめること」です。
例えば、暴飲暴食や不規則な生活習慣など。ダイエットをするうえで明らかにマイナスに働くことをやめる。まずはそこから始めることが大切です。なぜなら、その方が手っ取り早く・確実に成果を出せるからです。
穴の空いたバケツに水をいくら注いでも一向に水は溜まりません。それと同じように、まず悪い習慣を絶たなければ、新しいチャレンジをしたとしても効果は期待できません。まずは日常生活を振り返り、悪習慣をピックアップすることから始めましょう。そして、その悪習慣をどのようにしてやめるか?について考えてみましょう。
スキマ時間を有効活用!それがダイエット成功の近道
悪習慣をやめることができたら、次にやることは「スキマ時間の活用」です。具体的には、NEAT(ニート)の量を増やす努力をしてみましょう。
あなたは『NEAT(ニート)』という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
NEAT(ニート)とは、非運動性熱産生のことで、運動以外の身体活動で消費されるカロリーのことをさします。例えば、洗濯・掃除・料理・買い物などの日常生活の活動がそれに当たります。
そして、厚生労働省のサイトにはこのような文言があります。
“肥満者と非肥満者を比べると、肥満者は歩行なども含めた立位による活動時間が、平均で1日約150分も少なかった”(引用:e-ヘルスネット)
太っている人とそうでない人を比べた時に、太っている人は日頃から動く量が少ないことが分かっています。つまり、NEATの量を増やすことができれば、脚痩せダイエットの成功率をあげることができるというわけです。
NEATを増やす取り組みとしては、一駅分歩いて帰宅する・遠くのスーパーに買い物に行く・普段より立っている時間を長くする。などが挙げられます。
なかでも私のおすすめは『スタンディングデスクの導入』です。在宅ワークが主流になったこともあり、私たちの座位時間は確実に増えています。前述の通り、座位時間が長くなれば太りやすくなります。
それを解消してくれるのが、スタンディングデスクです。1日数時間ものデスクワークを立って行えばNEATの量は確実に増え、それがダイエット成功への近道になります。
ダイエット成功への道は「コツコツ努力」
これまでご紹介してきた方法は、どれも地味な内容ばかりです。しかし、コツコツ地味な努力なしに脚痩せダイエットは成功しません。
私は2006年からトレーナーとして活動をしていますが、ダイエットに失敗する人ほど「新しいチャレンジ」をしたがります。新しいことにチャレンジするのはいいのですが、本来やるべき事から目を背けている人が多いように思います。
あなたは脚痩せダイエットに成功する人になりたいですか?それとも、失敗する人になりたいですか?もし答えが前者なら、今日からコツコツ努力を重ねられる人になりましょう。
私のコンテンツは地味な内容が多いです。ですが、本質を突く内容ばかりです。他にもたくさんの記事を執筆していますので、ぜひ他のコンテンツもご覧になってください。
執筆者
- 飯沢 芳明 下半身痩せ専門パーソナルトレーナー
【プロフィール】
2006年からトレーナーとしてのキャリアを築くなかで、最も要望が多く・最も難しいとされる「下半身痩せ」に応えるため、2015年に専門のパーソナルジムを開業。
当時としては日本初ということもあり、年間2…