マスク生活も3年目に突入しました。最近増えていると感じるのは、口呼吸をしてしまう方です。
マスクの内側の見えない部分ですが、オンラインで行う会議や習い事も増えてきています。口周りの筋肉を鍛えて、口呼吸を改善し、顔のたるみ、ゆるみを解消しましょう。
今回もメイクのままでOKのいつでもどこでもエクササイズです。Let's start!
鼻呼吸をするメリット
マスクによりあまり人目に付かなくなった口周り、気がつくとたるみが気になってきたという方も多いのではないでしょうか?
口周りがゆるむことにより、気を抜くと口が空いた状態になり、口呼吸になってしまいます。口呼吸を改善して、鼻呼吸をすることによるメリットはたくさんあります。
鼻呼吸により、呼吸が深くできるようになるので、心も落ち着きます。また、鼻呼吸時に口を閉じるという動きの意識により、口元のたるみやゆるみ防止にもなるメリットがあります。
口周りの筋肉を鍛えることで鼻呼吸にシフトしていきましょう。顔も体と同じように筋肉によって動き、表情を作っています。体の筋肉とは違って、口周りは内側からも鍛えることができるのです。
口の中に空気を入れて口周りのストレッチ
右頬、左頬、くちびる上、くちびる下、顔全体と順番に空気をたっぷり入れます。口の中からアイロンをかけているようなイメージです。内側から筋肉を目覚めさせましょう。5回繰り返します。
顔の筋肉は、外側からも内側からも鍛えることができます。5回繰り返した後は、お口周りがポカポカしているはずです。それはしっかり動けている証拠!
簡単な動きですので、歯磨きの前後に毎回行なって習慣にするのもオススメです。
あいうベ〜体操で元気に
小学校や歯医者さんでもオススメされているエクササイズなので、すでに実践されている方もいらっしゃるかもしれません。「あいうべ〜」体操、楽しく行いましょう。
マスクの影響か、子供でも口呼吸という悪い習慣がついている子も多くいます。ポカーンと口が開いたままだと、お口の中にバイ菌なども入りやすくてあまりよくありません。家族で行ってみんなで健康になりましょう!
思い切り、大きく「あ」の口、「い」の口、「う」の口、最後は思いっきり舌を出してベーをします。ベーは少し長く保ちましょう。5回行います。
「お」の口から唇を内へ入れてたるみ解消
最後は、お口周りをしっかり鍛えます。口を縦に大きく開き、「お」の口を作ります。「お」の口のまま前に突き出しましょう。そのままの状態から、唇を内側に引き入れます。
初めてだと少しきつく感じるかもしれませんが、頑張って5回繰り返します。口周りがじんわり温まっていれば効いている証拠です。
今回の1分エクササイズを行なってみて、少しきついと感じた方もいらっしゃるかもしれません。顔も体のように筋肉があり、その筋肉が皮膚を支えています。
口周りを鍛えることによって、リフトアップや本来の位置に調整されていきます。この調子で続けてください。そして、しっかり鍛えて周囲も自分もびっくりする自分へ変身しましょう。
執筆者
- 前田 志穂美 ヨガ講師
【プロフィール】
1979年神奈川生まれ。山梨在住。2児の母。商社勤務時代にパニック障害と診断され、その治療のためにヨガを始める。山梨ではヨガを中心とした事業を行う。
「一歩踏み出す力をヨガで」を理念とし、Half.t…