巻き肩が身体に与える影響
デスクワークをしていると、このような姿勢で多くの時間を過ごしているはずです。
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デスクワークをやっていると、姿勢とか気になってきませんか?長時間のデスクワークをされている多くの方にみられる「巻き肩」を改善していくためには、胸のストレッチをおすすめします。
しかし、ただストレッチをやっても意味がありません。あるポイントを押さえておかないと、なかなか効果がみられないことがあります。
デスクワークをしていると、このような姿勢で多くの時間を過ごしているはずです。
この姿勢は、背中を丸め、胸の筋肉を収縮させた状態です。このまま長時間過ごすことで、胸の筋肉が収縮したままになります。筋肉は、収縮したままの状態が続くことで、伸張させることが難しくなってきます。すると、立っている時や座っている時に胸を張る姿勢などを作ろうとしても、上手く出来ません。
そのようになってしまうと、普段の姿勢でも肩が前に巻き込まれる状態(巻き肩)になるのです。巻き肩の姿勢になってしまうと、様々な変化が身体に出やすくなります。
・肩こり
・腰痛
・胸が下に落ちたような身体のライン
・ぽっこりお腹
他にもありますが、挙げた4つの身体の変化をみても、心当たりがある方や、こんな身体にはなりたくない!なんと思う方もいるのではないでしょうか?そんな方には巻き肩改善ストレッチがおすすめです。
巻き肩を改善していくには、どのような方法がいいのでしょうか?それは、胸のストレッチです。このストレッチをしていくには、あるポイントを意識しないといけません。それは、胸の筋肉を3つの部位に分けることです。
胸には、大胸筋という扇型の大きな筋肉があります。この大きな筋肉は、上・中・下部というように3つに分けられるのです。この筋肉をしっかりストレッチさせていくには、この3つの部位にしっかりストレッチの刺激が入るようにしなければならないのです。
では、どのように分けるのか?それは肘の位置を変えていくのです。実際に巻き肩を改善する胸のストレッチ方法をご紹介しながらお伝えしていきますね。
①伸ばしたい胸と同側の腕を柱や壁に着ける。
②そこから前方へ体重をかけていき、ストレッチをしていく。
③肘と肩の位置を変えることで、伸ばす位置を変えられる。
※写真の左から順に、大胸筋下部・中部・上部となる。
④各ポジションで30秒を1セットとし、左右各2セット行う。
以上となります。
巻き肩改善ストレッチは、どのタイミングで行ってもOKです。例えば、仕事の休憩時や帰宅してお風呂に入った後など、取り入れやすいタイミングで問題ありません。
胸のストレッチを普段から行なっている方はいるかもしれませんが、今回紹介した方法で行なっている方は、中々いないかなと思います。ぜひ、普段からお悩みの巻き肩の姿勢を改善するために、このストレッチの方法を取り入れてみてください。
【プロフィール】
幼少時代からスポーツに接し、サッカー・フットサル・水泳・野球をプレー。中学・高校では本格的に野球をプレーし、高校卒業後、専門学校に進学。解剖学・生理学・トレーニング理論などを学ぶ。パーソナルトレーナーとして…
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