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顔のくすみは改善できる?原因と正しいケアの方法を紹介
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顔のくすみは改善できる?原因と正しいケアの方法を紹介

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顔色が悪く見え、元気がなさそうなイメージに見えてしまう肌のくすみ…。多少のくすみであれば、コンシーラーやファンデーションで隠せますが、なかにはメイクだけではごまかせない頑固なくすみに悩まされることもあるはず。

実は一言でくすみといっても、原因は複数あります!顔のくすみに悩まされた時は、まず自分のくすみの原因が何であるかを知ったうえで、正しいケアを行うことが大切なのですね。そこで今回は、顔のくすみの原因別におすすめのケア方法をご紹介します。

顔のくすみの特徴・原因

【顔のくすみとは?】

顔のくすみとは、透明感やツヤが失われることにより、肌が暗く見える状態のこと。くすみがあらわれると、顔色が悪く見えたり、何となく元気がなさそうなイメージを与えてしまったりする場合もあります。

普段よりも化粧ノリが悪いと感じる時や、首と比較して顔のトーンが低い(暗く見える)といった状態の時は、顔がくすんでいると判断しましょう。

【顔のくすみの種類と特徴】

顔のくすみは、主に5つのタイプに分けられます。

●角質肥厚型
灰色がかったくすみで、顔だけでなく、ひじやひざにもあらわれやすいという特徴があります。

●血行不良型
血色が悪く見えるくすみで、靑クマや唇の色が紫がかるなどといった症状でもあらわれます。

●乾燥型
全体的に透明感やツヤがなく、かさつきやざらつきなどの肌悩みも一緒にあらわれます。

●糖化型
ハリやツヤ不足により、肌に茶色がかった黄ぐすみがあらわれるという特徴があります。

●メラニン(色素沈着)型
茶色や黄色っぽいムラのあるくすみで、シミやそばかすの原因になる場合もあります。

【種類別のくすみの原因】

くすみはタイプごとに原因も変わってきます。まずは自分のくすみがどのタイプであるかを知り、原因を理解しましょう!

●角質肥厚型
通常約28日のサイクルを繰り返しているターンオーバーですが、そのサイクルが遅れると、古い角質が肌表面に残り、角質肥厚型のくすみになります。加齢や紫外線ダメージも原因のひとつですが、強い力でスキンケアを行う人にもあらわれやすいくすみです。

●血行不良型
生活習慣やストレス、冷えなどで血行不良が起こると肌表面にも血行の色が透けて見えます。もともと冷え性の人やストレスで血行の流れが悪くなっている人に起こりやすいくすみです。

●乾燥型
バリア機能が低下し、肌が乾燥するとキメも乱れがちに。その乱れに光が乱反射することで、全体的に透明感のない乾燥型の顔くすみとなってあらわれます。乾燥肌や敏感肌の人に多く、長時間エアコンが効いた室内で過ごす人などにも見られます。

●糖化型
肌の中で糖質とタンパク質が結びつくことで「AGEs(最終糖化生成物)」と呼ばれる物質がつくりだされることが原因。偏った食生活や食事の時間が不規則な人にあらわれやすいくすみです。

●メラニン(色素沈着)型
本来であればターンオーバーとともに排出されるメラニンですが、色素沈着が起こると剥がれ落ちずにそのままメラニン型のくすみとなって残る場合があります。紫外線対策が不十分な人や長時間屋外で過ごす人、また日頃から肌に強い摩擦を与えている人に見られる顔くすみです。

顔のくすみの特徴・原因
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くすみを改善する正しいスキンケアの方法

【優しい力で洗顔を行う】

顔のくすみはちょっとした刺激が原因となる場合もあります。特に角質肥厚型やメラニン型は、強い刺激によりあらわれる場合もあるので、毎日の洗顔ではゴシゴシ洗いは禁物!しっかりと洗顔料を泡立てて、優しい力で洗うようにしてくださいね。

脂性肌の場合は余分な皮脂や汚れをしっかり落とせるクレイ配合の洗顔料や酵素洗顔料。乾燥肌や敏感肌の場合はマイルドな洗い心地のアミノ酸系洗顔料など、肌質に合わせた洗顔料を選ぶと肌負担も軽減されますよ。

【保湿ケアを徹底する】

乾燥型の顔くすみをはじめ、肌の乾燥はくすみをつくる大きな原因になります。日々のスキンケアの中では、「セラミド」や「コラーゲン」、「ヒアルロン酸」などの保湿成分を配合したスキンケアアイテムを取り入れるようにしてみましょう。週に数回、シートパックやナイトクリームなど集中的に保湿ケアできるスキンケアアイテムを取り入れるのもおすすめです。

また、バリア機能の低下により、乾燥型くすみのと角質肥厚型くすみが同時にあらわれている場合だと、いくらスキンケアを頑張っても古い角質が浸透の妨げになる場合もあります。そんな時は、まずピーリングコスメで古い角質をオフしたり、ブースターで肌を柔らかくしたりするなどのワンステップをはさんでから、スキンケアを行うようにしてくださいね。

【紫外線ケアを行う】

メラニン型や乾燥型の顔くすみは、紫外線による色素沈着や乾燥が原因なので、基本的な紫外線対策と美白ケアが有効です。日々の生活の中では、日焼け止めはもちろん、UVカットアイテムを活用して紫外線対策を行うようにしましょう。

スキンケアでは、薄いくすみに働きかける「ビタミンC誘導体」や「ピュアビタミンC」、メラニンの排出に働きかける「プラセンタエキス」やターンオーバーを促してメラニンの排出をサポートする「レチノール」を配合した美白コスメを取り入れるのがおすすめです。

※美白コスメとは…「メラニンの生成を防ぎ、シミやそばかすを防ぐ」化粧品のこと。

くすみを改善する正しいスキンケアの方法
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スキンケア以外のくすみを改善する方法

【バランスのいい食事を心がける】

糖化型や血行不良型の顔くすみには、バランスのいい食事を心がけることが大切です。特に糖化型のくすみは、人工甘味料が多く含まれた食品が原因となる場合もあるので、これらの食品はできるかぎり避けるようにしましょう。

食生活では、血行促進に効果的な「ビタミンE」や、肌の新陳代謝を高める「ビタミンA」を積極的に摂取するのがおすすめ。難しい場合はサプリメントで摂取しても大丈夫ですよ。また人の肌をつくるうえで欠かせないたんぱく質も必須の栄養素です。これらの栄養素を意識しながら、日々の生活ではバランスのいい食事を心がけてみてくださいね。

【適度に運動を行う】

エアコンの効いた室内でデスクワークを行うなど、運動不足の状態が続いていると、血行不良型のくすみも起きやすくなります。また、血液の流れが悪くなると、必要な栄養素が肌細胞にまで行き届かないため、乾燥型や角質肥厚型、メラニン型の顔くすみの原因につながる可能性も。

血行を促すためにも適度な運動は大切!まずは、ウォーキングなどの軽い運動から習慣づけるようにしてみましょう。また、せっかく運動で血行の流れを促しても、その後体を冷やしてしまえば、運動した努力も無駄になってしまいます。

1日の終わりには温かい湯船に浸かって体を温め、冷えないうちに就寝するようにしましょう。特に夏場はエアコンの冷気などで、知らぬ間に体が冷えている場合もあるので、日中や就寝中は直接エアコンの冷気が当たらないよう風向きをうまく調整してみてくださいね。

スキンケア以外のくすみを改善する方法
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くすみの原因を知って正しいケアを!

顔の印象を大きく変えてしまうくすみですが、原因を知り、正しいケア方法を行えば、透明感のある健やかな肌を目指すこともできます。顔のくすみにお悩みの人は、まず自分のくすみがどのタイプなのかを知ることから始めてみましょう。

執筆者

LISA 美容ライター
LISA 美容ライター

《プロフィール》
2011年よりライター活動開始。コスメコンシェルジュ資格取得後、美容ライターとしても活動を開始する。
スキンケアを中心に数多くの美容コラムを執筆。一人ひとりの肌質や生活スタイルを想定したうえで、適切なケア…

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