顔の印象を左右するパーツのひとつといえば、眉。しかし、眉がうまく描けないという悩みを抱えている女性はとても多いようです。今回は、そんな初心者さんに向けて、垢抜けて印象がよくなる眉の描き方をご紹介します。
思い通りの眉に仕上げるためには、使うアイテムにもこだわりたいところです。選び方のポイントを抑えて、自分にとって理想的なアイブロウアイテムを手に入れましょう。
【アイブロウアイテム選びのポイント】
眉の描き方をお伝えする前に、最低限用意したいアイブロウアイテムは、スクリューブラシ、アイブロウパウダー、アイブロウペンシルの3品です。髪の色や地眉毛の色に合わせて選ぶことも大事なポイントです。
特にアイブロウペンシルは、眉毛の足りない部分を補うために使うことを意識して、地眉毛になじみつつ、髪の色とも近いものを選びましょう。また、前髪で擦れて落ちやすくなるため、キープ力に優れた商品を選ぶことが大切です。
今回は、そのようなポイントをふまえて、ダークブラウンの髪色にグレーに近い眉毛をしている筆者に合わせたアイブロウアイテムをご紹介します。
【ダークブラウンの髪色×グレーに近い地眉毛の筆者愛用アイブロウアイテム】
アイブロウペンシル
フェヴリナ ナチュラルアイブロー(税込2,090円)
繰り出し式のアイブロウペンシルで、細めの芯には適度な柔らかさがあり、眉毛1本1本を描き足すようにメイクできます。地眉毛や肌に馴染みやすい適度な深みのあるブラウンで、地眉毛や肌になじんで自然な仕上がりになります。
また、密着オイルフィットワックス配合で、描いた眉が落ちにくいという特徴があります。さらに、11種類の美容成分が配合されていて、薄くなった眉毛にアプローチすることができる点も頼もしいです。芯の反対側にはスクリューブラシが付いているので、外出先でも重宝します。
アイブロウパウダー
フーミー アイブロウパウダー #レッドブラウン(税込1,980円)
メイクアップアーティストのイガリシノブさんがプロデュースされたアイブロウパウダー。レッドブラウンは、ナチュラルでありながらほのかな甘みと色気をプラスした眉に仕上がります。
ふんわりとした眉に仕上がりつつ落ちにくいところが優秀で、筆者は色を混ぜ合わせて使用しています。
【初心者向けアイブロウメイク講座】
1.スクリューブラシで眉の毛流れを整えていきます。この時毛流れに逆らうようにとかすと、眉がふんわりと立ち上がります。
2.ペンシルで眉尻、眉山に薄く点を入れます。入れる位置は下記の通りで、左右対称を意識して左右に入れます。
3.上から眉を描き始めると、どんどん眉が吊り上がってしまいます。そのため下から描き始めます。地眉毛がない方はペンシルで、ある方はパウダーでそれぞれ描きましょう。
4.眉山から眉尻を繋げます。このときも地眉毛がない方はペンシルで、ある方はパウダーでそれぞれ描きましょう。
5.全体的に地眉毛がない部分はペンシルで描き足し、眉全体はパウダーで描きます。
6.濃く描きすぎてしまった部分はスクリューブラシで少しぼかして調整しましょう。
7.最後に眉頭を描きます。ペンシルは使わずパウダーで描いていきますが、このときブラシにあまり粉を含ませないことが大切です。
眉を描く場所についてですが、4くらいまでの工程の際は手元の鏡を使っても構いません。しかし、5以降は必ず洗面所やドレッサーなど大きな鏡の前で少し顔を離して全体がよく見える状態で仕上げることが大切です。
そうすることで、左右対称に仕上がりにやすくなり、眉の濃さにもムラが出にくくなります。
【まとめ】
アイブロウメイクを苦手に感じている方が多いようですが、アイテムを厳選し、ひとつひとつの工程をポイントを抑えながら丁寧な眉の描き方を意識することで、理想の眉を描くことができます。ぜひ参考にしていただき、今の眉をアップデートしてみてください。
執筆者
- 遠藤 幸子 エイジング美容研究家・美容ライター
【保有資格】
・日本抗加齢医学会正会員
・アンチエイジングアドバイザー
・スキンケアアドバイザー
【プロフィール】
エイジング美容研究家として、ウェブや雑誌にて美容コラムの執筆・監修を行うほかテレビ…