在宅勤務などで1日中お家にいるとどうしても循環が悪くなり、むくみやすく、だるさも出てきます。放っておくとセルライトがたまりやすくなり、足のラインに影響がでてしまいますね。毎日のケアできれいな足を維持していきましょう。
むくみや冷えに対して精油がもたらす作用とは?
むくみや冷えにおすすめの精油には以下の作用が期待できます。
①粘液溶解作用(凝り固まった脂肪組織やコリをほぐしてくれます。)
②循環促進作用(循環を促すことで、排泄を促します。)
③加温作用(からだを温めます。)
④鬱滞除去作用(水分の滞留をスムーズにしてくれます。)
⑤リンパ強壮作用(循環を促してくれます。)
むくみや冷えに効果的な成分が入っている精油は下記になります。選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
・アトラスシダー
・ジュニパー
・サイプレス
・ゼラニウム
・クラリセージ
・オレンジスイート
・グレープフルーツ
・スパイクラベンダー
・ブラックペッパーなど
精油を用いたセルフマッサージのポイント
むくみケアを行うには精油を使ったセルフマッサージがおすすめです。リンパは皮膚の表面にあるので、筋肉を触るというよりは表面の皮膚をなでるように行うことが大切です。
基本的に心臓より遠い方から心臓に向かって行います。足先から太ももの付け根の鼠径部に向かってという感じです。
むくみケアにおすすめ!ブレンドレシピ
ホホバオイル20mlに精油8滴を基本とします。(2パーセント濃度)
固くなってしまったふくらはぎに対してのおすすめブレンドは以下になります。
アトラスシダー:3滴 サイプレス:3滴 ジュニパー:2滴
固いふくらはぎに対しては、上記のリンパマッサージの後にふくらはぎを少し強めにもみ込んでから始めるとよいでしょう。よくパンをこねるような動きと言いますが、深部をしっかりととらえて痛くない程度に行ってみてください。そのあと最後に必ず表面のリンパマッサージを行います。
むくみ対策におすすめのブレンドレシピは以下になります。
ゼラニウム:3滴 クラリセージ:3滴 ジュニパー:2滴
むくみ対策としては足首周りをほぐすところから始めるとよいでしょう。足首回しを左右20回ずつ行ってからスタートしてみてください。
マッサージの前後にはぬるめの飲み物を!
排泄を促すために、少量でもいいので、ハーブティーなどのノンカフェインのものや、白湯を飲むとよいでしょう。
寝る前のルーティーンとしてのむくみケアを!
自律神経のバランスを整えることで体温調節もスムーズになります。冷えはむくみの大敵です。嗅覚からのアプローチで身体のバランスを整えていくことも大切です。冷え性の方はむくみ・循環不良などでセルライトが溜まりやすく、またセルライトがあるからだはとても痩せにくくなります。
まずは食事などでも体を温め、またマッサージなどで温度を上げて代謝を促していくことが大切です。毎日の積み重ねで美しいラインの足を目指していきましょう。
執筆者
- 北村 ユミ子 アロマセラピスト
【プロフィール】
IFA国際アロマセラピスト認定校校長として、アロマセラピストの養成とともに、自身もアロマセラピストとして活動中。数年間かけて手がけた本当にお肌によいと感じるオリジナルの化粧品は卒業生たちに高い支持を得ていま…