夏の暑さでエアコンから離れられず運動やエクササイズをサボってしまいがちなる方です。秋になって気がついたら夏太りしていた!?と愕然としたことはありませんか。
ダイエットに励もうと様々な腹筋運動を試みてはみるものの「これで合ってる?本当に効いているのかしら?」と疑問を感じ継続をやめてしまうこともありますよね。そんなお悩みの方必見のダイエット効果を実感できる腹筋エクササイズがあるのです。
それがピラティスエクササイズのクリスクロスです。驚くことに理想のウエスト引き締めまで手に入ってしまいます。
3週間のクリスクロスで理想のウエスト&スッキリお腹へ!
数あるピラティスメニューの中でも特に筆者がダイエットにおすすめのピラティスエクササイズが「クリスクロス」です。このエクササイズは、ぽっこりお腹だけでなくウエストのシェイプもできてしまうため、一石二鳥な腹筋エクササイズなのです。
このエクササイズを週に2回行うだけで3週間後にはお腹周りがスッキリとします。さらに、うっすらと腹筋の線も綺麗に出てしまうほどの効果があります。実際にクリスクロスを実施してもらった方は3週間後には効果を実感していました。腰周りの筋肉も使われていることから、腰痛の予防や改善の期待も効果大なのです。
【クリスクロスのやり方】
① まずは仰向けになり、両手で頭を支えましょう。
② 両足を少し床から持ち上げます。
③ 鼻から息を吸い、口から息を吐きながら右膝を曲げて上半身の方へ寄せます。同時に左肘は右膝の方へ寄せます。これで体がクロスされた状態になります。左足は伸ばした状態がベストですが、難しければ膝を曲げて左足は床へ降ろしても構いません。
④ 息を吐いた時にお腹はぐっと薄くなるように意識しましょう。なるべく3秒数えます。
⑤ ③を交互に行います。右足、左足を1セットとし、10セット目指しましょう。
⑥ できれば週に2回行いましょう。寝る前、朝のいずれでも構いません。すると3週間でお腹周りの減りが感じられるようになります。
最初は、なかなか肘と膝が近づきにくいかもしれませんが安心してください。1ヶ月をすぎると腹筋がつくため楽に感じられるようになります。しっかりと筋肉がついた証拠が感じられるでしょう。
また、ウエスト周りも体をクロスさせて使っていることで腹斜筋というウエストラインを美しく見せてくれる筋肉にもアプローチされています。さらに、膝を寄せることで腰を守る大腰筋という筋肉も養われ、腰痛予防も期待ができます。是非、3週間続けてみてスッキリお腹を目指してみてはいかがでしょう。
執筆者
- 野口 早苗 姿勢調律士
【プロフィール】
一般社団法人日本姿勢調律協会代表理事。sanareサロンオーナー。3歳からのダンス経験を生かし、プロとしてニューヨーク、国内で活躍後、引退。ニューヨークにてピラティス資格を取得。20年に渡りピラティスを教え…