季節の変わり目になると女性は特に肩こりや背中のこり、張りが気になる方が多くいらっしゃいます。そして肩がこるなあと感じていると徐々に巻き肩、猫背へと繋がりやすくなってしまいます。
猫背になるとぽっこりお腹になりやすくなるだけでなく、肩こりループから抜けられなくなってしまいがちに。そこで今回はそんな肩や背中のこり、張りと猫背が気になる方々に、一瞬でゆるふわ背中美人になってしまう方法を伝授します!
Wストレッチとは?
Wストレッチとは、Wのポーズを両手で作るだけで肩こり・張りが解消されるだけでなく、姿勢美人、背中美人にも変化してしまうという驚きのストレッチなのです。
しかも、座りながらポーズをとるだけなので、通常にかかるストレッチやエクササイズに費やす時間もいらないほど簡単です。それではWストレッチの方法をご紹介します。
①座った状態または起立した状態で両手を上げます。手の小指を内側に向けます。
②鼻から息を吸い、口から息を吐きながら両手の脇を締めるまで肘を曲げ、Wの形を作ります。
③手のひらを内側に回し、小指が内側に親指が外側に向いている状態をキープしながら5秒数えましょう。
脇を締めながら首筋を伸ばしていきましょう。首筋を伸ばすことも肩こり・張り解消につながります。そして肩甲骨がぎゅっと寄るのを感じます。
この肩甲骨をぎゅっと寄せることで背中が温かくなります。さらに横隔膜が広がることで呼吸も入りやすくなるのです。さらにバストアップにまで効果が期待できるとされています。
Wストレッチは「サウナー」にもおすすめ!
「Wストレッチをしながらサウナに入るとさらにしっかりと整うんです。」という方も続出中です。
とにかく運動が嫌いでストレッチもエクササイズもしたくないというズボラさんも「Wストレッチだけはしているんです。これは気持ちがいいですね。」と話してくれます。
実際に背中の張りや肩こりで通院されていた方がWストレッチを継続しただけで通院しなくてすむようになりました!など多くの感想を頂きました。
Wストレッチで肩こり解消
デスクワークなどで肩が疲れるなと感じる方は、1時間に1回でいいので座りながらWストレッチを行ってみて下さい。3日で、「あれ?肩と背中が楽になっている!」と感じるはず。
筆者は、デスクワークの合間以外にも歩きながらWストレッチを行っています。起立した状態でWストレッチを行うと姿勢がスッと伸びるのです。寒くなりだす季節ですが、Wストレッチで背中から温めて肩こり解消から姿勢美人、背中美人を目指してみてはいかがでしょうか。
執筆者
- 野口 早苗 姿勢調律士
【プロフィール】
一般社団法人日本姿勢調律協会代表理事。sanareサロンオーナー。3歳からのダンス経験を生かし、プロとしてニューヨーク、国内で活躍後、引退。ニューヨークにてピラティス資格を取得。20年に渡りピラティスを教え…