「カラダの中でどの部分が気になりますか?変えたい部分はありますか?」と質問すると、多くの女性達から返ってくる答えの1つが「内もも」です。
隠そうと思えば隠せる部分ですが、この内もものたるみ、筋力低下は下半身太りの大きな原因になり、むくみや冷えを引き起こしてしまうことにも。この部分をエクササイズで動かすことで、ムッチムチな内ももを引き締めて美しい下半身を目指しましょう!
美ボディを目指すなら「内もも」を引き締め!
美しいボディラインを手に入れたい!そう思ってエクササイズをする際に、押さえておきたいポイントがあります。「カラダの中でどの部分が気になりますか?変えたい部分はありますか?」と質問すると、多くの女性達から返ってくる答えの1つが「内もも」です。
隠そうと思えば隠せる部分ですが、この内もものたるみ、筋力低下は下半身太りの大きな原因になり、むくみや冷えも引き起こしてしまうことにも。この部分をエクササイズで動かすことで、ムッチムチな内ももを引き締めて綺麗な下半身を目指しましょう!
下半身作りにとって大切な部分が今回のテーマである「内もも」です。下半身には、全身の筋肉の60〜70%が集中するため、ここをしっかりと動かし鍛えることで、全身の脂肪燃焼効果が格段に上がります。
特に、カラダの体幹部を支える骨盤と脚を繋ぐ股関節周辺には、大きな筋肉が集中しています。その一つ、内転筋(内ももの筋肉)は骨盤を安定させ、下肢をバランス良く動かす役割を持つ重要な筋肉です。
この部分の筋肉が弱くなると、骨盤が不安定になり、脚が外側に開きお尻が横に広がりたるんだりしてしまいます。
下半身太りは内転筋のゆるみが原因かも
トレーニング指導の現場でよく感じることがあります。それは、お尻や太ももの前側などは日常的によく使えていても、内ももの筋力は極端に弱く、うまく使えない方が多いということです。なぜでしょうか?
運動不足や加齢によって全身の筋肉が弱くなってくると、カラダを内側に向かって引き上げ、支える力も弱くなります。すると、カラダの重みはカラダの外側に多くかかり、お尻や太ももが横に広がってしまいます。ガニ股やO脚になる原因は、ここにあります。そうして"立派な下半身"が出来上がるという訳です。
骨盤底筋と内転筋の関係
カラダの中心であり、土台となる骨盤は、底の部分である骨盤底筋によって下支えされています。その骨盤底筋と内転筋は繋がっていて、骨盤と下肢を繋ぎ、安定させる役割があります。
内ももを鍛えることで、骨盤底筋も一緒にトレーニング出来て一石二鳥!体幹や下半身を安定させる効果がより高まり、全身の代謝アップにもつながります。さあ、内ももエクササイズで引き締まった下半身を手に入れましょう。
*内もも引き締めエクササイズ
①仰向けになり、膝を立てます。
出来れば、両膝にタオルなどを挟んで行うことをオススメします。より内ももへの意識が高まりますよ。なければ、両膝&足元をぴったり揃えて行いましょう。上半身は力まずに!下半身の筋肉をしっかりと使って行いましょう。
②タオルを内ももの力で挟みながら、お尻を持ち上げます。
上げる位置は、膝から肩までのラインが真っ直ぐになるところまで。そして、ゆっくりと下ろします。
③息を吐きながらお尻を上げ、吸って下ろします。
④この動作を10回、2〜3セット行います。
毎日のエクササイズで下半身を整えて
エクササイズ後に、下半身全体がジワジワと温かくなり、効果を実感するでしょう。血流やリンパの流れが促進されて、毎日エクササイズをすれば、内ももが引き締められ、下半身の冷えやむくみも解消されるでしょう!是非お試しください。
執筆者
- 鳥越 玲子 骨盤調整インストラクター、フィットネスインストラクター
【プロフィール】
1970年福岡県出身。
福岡大学体育学部体育学科卒業。
大学卒業後、福岡でエアロビクスインストラクターとして活動をスタート、その後東京に活動の場を移し、フリーのフィットネスインストラクターとして多数のレ…