すっきりした体になりたいとダイエットに励む人、太りたくないけどおやつがやめられないという人もいるのではないでしょうか。ダイエット中の小腹がすいた時って何なら食べても大丈夫なの?と感じている人のためにエステティシャンである筆者がお答えします。
干し芋
小腹がすいた時、コンビニやスーパーなどでスナック菓子を購入しているという場合は「干し芋」に変えてみましょう。干し芋はさつまいもでできているため多少の糖はありますが、脂質が少なく食物繊維を補える食べ物です。
人は炭水化物を食べると血糖値が上昇し、インスリンというホルモンが分泌され、通常は緩やかに血糖値が戻ります。この数値のことをGI値と言い、急激に上昇するとインスリンが大量に分泌されて急激に下がるためすぐに小腹がすいたと感じたり、糖が欲しいと感じます。
干し芋は甘味がありながらもGI値が低いものなので、小腹がすいた時にもおすすめです。食物繊維が豊富なので腹持ちが良く便秘予防、余分なナトリウムを排出するカリウムが含まれているのでむくみ予防、美肌にも役立つビタミンE、ビタミンB1、ビタミンCが含まれています。
お菓子を食べるよりも栄養面、健康面にも干し芋がおすすめです!
カカオ70%以上のチョコレート
どうしてもチョコレートが食べたくなった時は「カカオ70%以上のチョコレート」を選びましょう。
チョコレートにも多くの砂糖が含まれているため、上記のようにGI値が高くなりやすく、また食べたい、もっと食べたいとなってしまうため、同じチョコレートを選ぶならカカオ含有率の高いハイカカオチョコレートがおすすめです。
ハイカカオチョコレートにはカカオポリフェノール(抗酸化物質)が含まれているため、美容効果や抗ストレスなどにも効果が期待できます。甘味を感じられるチョコが良い場合は70%代のもの、甘味が少ないものでも大丈夫な人は80%以上のものが食べやすいと思います。
フルーツ・ヨーグルト
コンビニやスーパーのスイーツ、カフェのスイーツが食べたくなる時は「フルーツやヨーグルト」を選びましょう。
スイーツは小麦粉や砂糖、生クリームなどが使われたものが多いですよね。月に1、2回程度であれば問題ないと思いますが、週に何回も食べていると太る原因となります。
これも砂糖による甘いものが食べたい!という現象の一つでもあるため、カットフルーツやフルーツヨーグルトに変えて食べる頻度を減らすようにしましょう。
すっきりした体になるために
いかがでしたでしょうか。いち早くすっきりした体にしたいのであればバランスの取れた3食の食事で間食をしないことがおすすめですが、我慢しすぎるとかえってストレスになってしまうため、小腹がすいた時は、糖質の少ないものやヘルシーなものに切り替えるところから意識してみてください。
執筆者
- 寒川あゆみ エステサロンオーナー・美容家・美容ライター
《プロフィール》
大阪谷町九丁目エステサロン「private salon Laule'a」代表。自身のコンプレックスから美容に興味を持ち、エステティックの道へ。「美容をもっと楽しんで、生活の一部に取り入れて欲しい。」そんな思…