目的別!みかんの美容に嬉しい栄養とはたらき
冬が旬のみかんは温州ミカン。早い時期に出回るものは「早生」、12月以降出回るものは「中生」「晩生」とタイプ別に呼ばれることも。今回はこの時期主流の後者タイプ(生食)の栄養についてご紹介します。
【1】ビタミンCで美肌ケア!
みかんには可食部100gあたり約30mgの「ビタミンC」が含まれています。ビタミンCは、コラーゲンの生成サポートや、メラニン色素の沈着を防ぎ、シミ予防など美肌効果が期待されている代表的な高抗酸化ビタミンです。
【2】β-カロテンで乾燥対策!
みかんには可食部100gあたり約180μgの「β-カロテン」が含まれています。β-カロテンは、お肌の乾燥対策、目や粘膜を守り強くする働きが期待されている栄養素です。真冬は何より乾燥による肌トラブル(乾燥・かゆみなど)が増える時期。β-カロテンが豊富な食材は、毎日でも取り入れたいですね。
【3】抗酸化力アップでエイジングケア!
β-カロテンは、体内で「ビタミンA」に変換されます。ビタミンAはビタミンC同様、高い抗酸化作用が期待されており、これらは相乗効果で抗酸化力が高まると期待されています。両方を含むみかんは抗酸化力アップによるエイジングケアを狙いたい時におすすめの果物とも言えます。
【4】食物繊維で腸活!
みかんには可食部100gあたり約1.0gの食物繊維が含まれています。水溶性、不溶性、2種類の食物繊維が含まれており、腸内環境を整えて便秘を防ぐなど腸活をサポートします。腸内環境が乱れると巡りが悪くなり、様々な不調が起こります。倦怠感や吹き出物などの肌トラブルも腸内環境が関係しているんですよ。健やかで美しいお肌や体作りのためにも食物繊維は欠かせません。

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