16時間断食ダイエットをご存知でしょうか？誰でも手軽に出来るダイエット方法ということで一時期ブームになりました。
実は16時間断食ダイエットは脚やせにも効果があるのです。今回の記事では、16時間断食ダイエットの方法について解説すると共に、脚やせにも効くトレーニング方法をご紹介します。ぜひ、最後までご覧ください。
16時間断食ダイエットとは
まずは、16時間断食ダイエットをご存じない方のために簡単に解説します。
16時間断食ダイエットとは、1日（24時間）のうち16時間は何も食べず、残りの8時間で食事を取るというダイエット方法です。この方法にはダイエットにつきものの食事制限がありません。基本的に食事には制限がなく、好きな物を食べられます。
16時間の断食と聞くと「時間が長く空腹に耐えられるのか心配…」という方もいらっしゃるかもしれません。ですがご安心ください、断食にかかる16時間のなかには睡眠時間も含まれます。そのため、実質の断食時間は睡眠前と起床後の数時間だけです。
通常のダイエットと比べてシンプルで手軽なルールで実践できるのも、16時間断食ダイエットの特徴です。
16時間断食ダイエットで得られる5つの効果！
次に、16時間断食ダイエットをすることで得られる効果を5つご紹介します。
胃腸の働きが良くなる
16時間の空腹時間をもうけることで胃腸が休まり、消化機能が回復します。胃や腸も活動し過ぎると活動が衰えます。すると、下痢や便秘・腸内環境が乱れるなどの問題が生じます。断食して胃腸を休めることで消化機能が回復し、肌荒れ症状などの緩和も期待できるでしょう。
睡眠の質が良くなる
内蔵機能が回復することで体の倦怠感も取れやすくなります。倦怠感は睡眠の質にも影響を与えますから、16時間断食で睡眠の質も向上しやすくなります。睡眠の質があがれば成長ホルモンの分泌もよくなり、痩せやすくなったりお肌の状態も良くなったりします。
脂肪燃焼効果がある
長時間の空腹状態が続くと、体は中性脂肪を燃やしてエネルギーに変えようとします。つまり、断食をすると体脂肪率が下がる可能性があります。さらに、運動をプラスすればさらに効果的に脂肪燃焼できますから試してみましょう！（詳しいやり方は後述します）
オートファジーが働く
オートファジーとは、古い細胞や組織を食べて新しい細胞に生まれ変わらせる"体内のリサイクル係"です。細胞が新しく生まれ変わることで、特にお肌を若々しく保つことができます。オートファジーは空腹状態が16時間経過した頃から活性化し始めるとされています。16時間断食ダイエットでオートファジーを活性化させ、老化も防ぐことができるのです。
ダイエット成功率が高い
多くのダイエットは食事に大きな制限がかかります。その制約がストレスとなりダイエット失敗の原因となります。つまり、ダイエット成功のポイントは食事の摂り方にあると言っても過言ではありません。その点においては、16時間断食ダイエットで食事内容に制限はありませんから、通常のダイエット方法よりも成功確率はあがるはずです。
いかがでしょうか？
どのような効果があるのかを知ると、ダイエットに対するモチベーションも上がりますよね。以上5つの効果を活かし理想の体型を手に入れましょう！
16時間断食ダイエット！おすすめのやり方【具体例】
16時間断食ダイエットの基本的なやり方は前述の通りですが、ダイエットにかかるストレスは少なくしておいた方がダイエットの成功率は高まります。そこでおすすめしたいのが以下の方法です。
- ・食事時間
12:00〜20:00
- ・断食時間
20:00〜翌12:00
上記のスケジュールであれば朝食を抜けば済むわけですから、平日に仕事をしながらでも負担なく出来るでしょう。ダイエットを長続きさせるにはシンプルかつ簡単な方法でなければいけません。他にも様々な工夫があると思いますので探してみましょう。
16時間断食ダイエット！効果を高める脚やせトレーニング3選
16時間断食ダイエット中に行うことで、さらに高い脚やせ効果が期待できるトレーニングをご紹介します。断食を行うと筋肉量が減りやすいため、筋トレはぜひ取り入れて欲しいものです。早速、チャレンジしてみましょう！
カエルストレッチ
脚やせに必要な股関節周りの柔軟性を高めるにはカエルストレッチが最適です。無理のない範囲でストレッチを行いましょう！
- その①：脚を大きく広げ、図①の姿勢をつくります。
- その②：図②のように体全体を後方に引いていきましょう！
- （無理せず、気持ちよく伸ばせる範囲で動いていきましょう）
- その③：図①と図②を交互に繰り返し20回を目安に行いましょう！
ヒップリフト
ヒップアップに効果が高いヒップリフト。仰向けで行うため、運動初心者でも簡単に鍛えることができます。
- その①：足を肩幅に広げ仰向けになります。
- その②：足裏で床を押すようにお尻を高く持ち上げましょう！
- （お尻の筋肉に力が入るポイントまで持ち上げます）
- その③：この動作を20回×3セットを目安に行いましょう！
ワイドスクワット
脚まわり全体の引き締めに効果があるスクワット。なかでも足を大股に開いて行うワイドスクワットは内ももの引き締めに効果大です。
- その①：図①のように脚を肩幅より広めにひろげて立ちます。
- その②：図②のように太ももが床と平行になるくらいまでしゃがみます。
- その③：この動作を20回×3セット行ってみましょう！
諦めなければ理想の身体は手に入る！
脚やせもダイエットも続けることが大切です。途中で辞めないことがダイエット成功への最大のポイントです。負担が少なく、手軽に行えて効果が高い。そんな都合の良いダイエット方法は16時間断食ダイエットくらいなものです。
諦めず理想の身体を手に入れるまで努力し続けましょう！過去の記事ではダイエットのヒントを多数掲載しておりますので、ぜひ併せてご覧ください。
執筆者
- 飯沢 芳明 下半身痩せ専門パーソナルトレーナー
【プロフィール】
2006年からトレーナーとしてのキャリアを築くなかで、最も要望が多く・最も難しいとされる「下半身痩せ」に応えるため、2015年に専門のパーソナルジムを開業。
当時としては日本初ということもあり、年間2…
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