こんにちは!フィットネストレーナーの金子由美です。
一日のスタートは心地よく快適だと気分がいいですね。もし前日の疲れが残っていたり、体の怠さなどがあるのであれば早めに解消したいものです。
そこでオススメなのが、手軽にできる朝のピラティス。ピラティスは体の内側の筋肉を意識して動かし、バランスを整えながら動きやすさを引き出してくれるトレーニングです。
寝たままできるので、起き上がる前の習慣にしてみてください。
快適に過ごすための朝の習慣とは
朝の時間は宝物。どのように過ごすかで気分も行動も変わっていきます。
大事なのは自分に合ったルーティンやペースを掴むことです。ある程度一定の時間に起き、朝日を浴びることで体内リズムが整っていきます。そして朝食で体に活動するためのエネルギーを蓄えます。
場合によっては朝食を食べない人もいらっしゃると思いますが、欠食すると次の食事で吸収しやすくなりますし、脳に必要な糖が足りずにボーッとしてしまうかもしれません。
体が硬く、動きにくさを感じているのでしたら今回ご紹介する朝のピラティスはオススメです。
朝のピラティスで適度に体を動かすと体温が上がり、体が軽くなって活動しやすくなるでしょう。
朝のピラティスの効果
ピラティスを朝に行う理由のひとつは、呼吸と共に筋肉を意識して動かし血流を良くすると脳に酸素がまわり頭が冴えてくるからです。そして、体の内側から動かすピラティスによって体幹が安定してきます。
そしてなんといっても心地よさが違います。筋肉や関節が適度にほぐれ、体がスッキリするだけでなく気分も良くなるはずです。
体の不調は心にも良くはないですし、朝の時間に心も体も整えていきましょう。
やってみよう!体が喜ぶ朝のピラティス
➀ニースウェイ
- 1、仰向けになり膝を立てる
- 2、両腕は横に広げる
- 3、肩や肩甲骨が床についている範囲で膝を左右に揺らす
- 4、往復10回程度繰り返す
②ニースライド
- 1、仰向けになり膝を立てる
- 2、下腹に手を当てて三角を作り天井と平行にする(骨盤のニュートラル)
- 3、息を吸いながら片脚を伸ばす
- 4、次に息を吐きながら足を元の位置に戻す
- 5、骨盤は動かさず止めたまま10回ずつ繰り返す
③リブケージアームス
- 1、仰向けになり膝を立てる
- 2、床からバンザイをするように息を吸いながら両腕を上げる
- 3、次に吐きながら元に戻す
- 4、腰を反らさず肩に力が入らない位置まで上げることを意識する
- 5、お腹や背中を意識して10回繰り返す
④カールアップ
- 1、仰向けになり膝を立てる
- 2、頭に手を添えて首を長く保ったまま上体を持ち上げる
- 3、上体を上げたまま息を吐きながら片脚を上げる
- 4、次に息を吸いながら足を下ろす
- 5、片脚10回ずつ繰り返す
ピラティスで快適な朝のスタート!
朝は起きる時間を一定にし、朝日を浴びることで体内時計が整います。
不規則な毎日になってしまうと体の不調を起こしてしまうかもしれません。毎朝の習慣になるよう、ピラティスで快適な朝を過ごしてみてください。
無理なく続けると体調の変化を実感できますので、明日から朝のピラティスを始めてみてください。
執筆者
- 金子 由美 フィットネストレーナー
【プロフィール】
快適な身体づくり専門家・フィットネストレーナー。1988年からフィットネスクラブのスタジオインストラクター、2003年からパーソナルトレーナーとして活動し、マンツーマンやグループを中心に健康維持増進をサポー…