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ニュージーランドの文化や食事から考える「本当の豊かさ」とは?
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Photo by 國塩 亜矢子

ニュージーランドの文化や食事から考える「本当の豊かさ」とは?

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「本当の豊かさ」って何だろう? と、ふとした時に考えることはありませんか?
2024年、筆者は仕事の関係でニュージーランドを訪れる機会に恵まれました。そこで出会った人々や、肌で感じた環境や景色から「豊かさ」について再考することが増えました。

自然や動物と共存する視座の高さ

ニュージーランドと言えば、大自然に恵まれた環境がイメージされると思います。国立公園や酪農地帯など自然豊かな南島と、都会的な街が集まる北島からなるニュージーランド。
2024年4月に仕事で訪れた北島では、スーパーマーケットを巡って視察したり、キウイフルーツ畑や研究所を巡りました。

ニュージーランドでは、豚・牛・鶏などの家畜は基本的に檻に入れず、自然に近い状態で自由に歩き回らせて育てる「フリーレンジ」と呼ばれる飼育法が主流です。
なので、15年前に訪れた南島では道路を羊の大群が横断しているなんて言う光景をよく目の当たりにしたものです。
ニュージーランドでは昔から、自然やそこに生息する動物たちと、人間が上手に共存しているんですね。

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SDGsの概念がが浸透した社会

今回のNZ出張では、フードロスを少しでも減らすために、規格外の野菜などを使った野菜チップスが種類豊富に売られていたり、パンやグラノーラなどは玄米や雑穀入りのものが多いなど、かなり健康志向が高まっている現地トレンドを肌で感じました。

また、地球環境保全のために食品パッケージは再生可能な素材で作られているものが多く、社会全体でかなり徹底されているんだなぁという印象でした。

エコラップと呼ばれる、布にみつろうを染み込ませた再利用可能なラップも日本以上に普及していますし、環境にやさしい取り組みが国を挙げて積極的に行われている印象でした。

ニュージーランドの豊かな食文化

日本と同じ島国であるニュージーランド。ただ、食糧自給率は約200%ともいわれるほど高く、他国からの輸入が多い日本とは雲泥の差です。

野菜・果物類、魚介類、酪農などなどあらゆる食材が豊富で、スーパーマーケットを見学していても、おいしそうなものが溢れていて、まさに「眼福」でした。

ニュージーランドはワイナリーが多いのも特徴で、スーパーのワイン売り場は種類豊富なワインが比較的お手頃なお値段で売られていましたよ。(もちろん買って帰りました)

料理好き?ニュージーランドの「キウイハズバンド」とは?

余談ですが、ニュージーランドの既婚男性は「キウイハズバンド」と表現されます。これは、フルーツのキウイにそっくりな見た目の鳥「キウイ」の子煩悩さを揶揄したもの。

多くの男性たちは、仕事はサクッと終らせて残業せずに帰宅し、料理や家事も積極的に楽しみながら、家族団らんの時間を大切にするスタイルなんだそう。

確かに、お仕事で出会った男性の皆さんも「週末のBBQは男の出番」「料理は大好きだよ」「家族と海辺でピクニックするのが定番」という方がほとんど(全員)でした……羨ましい!

自然豊かな環境が身近にあり、豊富な地元食材が溢れているから料理もおいしく・楽しく、家族で過ごす時間はかけがえのないものになるのだそう。精神的にとても豊かだなぁ……とひしひしと感じました。

日本以上に果物が食生活に溶け込んでいる!

日本以上に果物が食生活に溶け込んでいる!
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Photo by 國塩 亜矢子

ニュージーランドはキウイの主な生産地として有名ですが、キウイ以外にも種類豊富な果物が収穫されます。

先日お話を伺った栄養士さんのご自宅では、ダイニングテーブルには、いつも数種類の果物がかごに入っており、子どもたちが好きな時に好きなフルーツを選んで食べられるようにしているんだとか。

「小さいときからビタミン・ミネラルなど、体の健康維持に欠かせない栄養豊富な果物・野菜類を積極的に食べること、またそれらが身近にあることはとても大切」とおっしゃっていました。

NZ出身の在日栄養士・レベッカさんの講演にて
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Photo by 國塩 亜矢子

フルーツは朝食時にはもちろん、おやつの時間やディナーにも積極的に取り入れるのがニュージーランド流だそう。確かにニュージーランドでは、フルーツを料理のソースや付け合わせ、サラダの具材などに積極的に取り入れている印象です。(15年前に訪れた際から、その印象は変わりません)

日本では「朝に果物を食べましょう」とよく言われますが、朝だけ・1日1回だけではなく、もっともっと果物を積極的に取り入れるのが理想的だなと感じています。

ビタミン、ミネラルで体も整う

果物に豊富なビタミンやミネラルは、微量でも体内の各器官の正常な働きを維持するといった重要な働きが期待されています。「体が正常に機能している=健康な状態」を維持することは、精神的な安定にもつながりますよね。
何より、季節ごとに入れ替わる「旬」の食材を食べる喜びは心を満たしてくれるものです。

旬を知り、旬を味わう、そして旬食材の栄養で健やかになる……季節の果物を取り入れることで得られる「豊かさ」は、日本に住む私たちもすぐに実践できますね。

ニュージーランドの食事と文化から学ぶ!本当の豊かさとは?

暑さもおさまり、過ごしやすくなる秋。
時間が取れる休日には、自然の中でのんびりと過ごしてみるのもいいかもしれません。

大自然が徒歩圏内……という環境で暮らすことは難しくても、週末にちょっと郊外へ足を延ばしてみたり、日々の食卓から季節を感じ取ることならハードルが少し下がります。

旬の果物から、まずは体と心を満たしてみませんか?

小さな豊かさを集めて積み重ねていけば、本当の豊かさにたどり着けると信じて……
健やかな体で心も豊かに、秋を楽しみたいですね!

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執筆者

國塩 亜矢子 フードコーディネーター
國塩 亜矢子 フードコーディネーター
旬食美人学~Let's enjoy meals & beauty !

【保有資格】
・女子栄養大学認定・食生活指導士1級
・べジフルビューティーアドバイザー
・調味料ソムリエ
・キッズキッチンインストラクター

【著書】
・決定版!節約・冷凍レシピ(宝島社)

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