姿勢が悪いと、スタイルまで悪く見えてしまいます…。
「姿勢を良くしたい!」と思って背筋を伸ばしてみても、すぐに元の悪い姿勢に戻ってしまいます。それもそのはず、姿勢は無意識で保つものなので、意識だけで改善するのは難しいのです。
では、どうすれば良い姿勢を手に入れられるのでしょうか?そのポイントは 「呼吸」 にあります。
呼吸を整えることで姿勢も変わります。今回は、姿勢改善に役立つ呼吸トレーニングをご紹介します。姿勢が整えば、スタイルもぐっと良くなります。ぜひ最後まで読んで、実践してみてください!
呼吸を深くすると姿勢が良くなる?呼吸と姿勢の深い関係
私たちの姿勢は、どのように保たれているのでしょうか?骨や筋肉が支えていることはよく知られていますが、実は「呼吸」も姿勢維持に大きな役割を果たしているのです。
深く正しい呼吸をすることで「腹圧」を高めることができます。腹圧とは、お腹の内側で感じる圧力のことで、この腹圧が高いと良い姿勢を保ちやすくなり、逆に腹圧が低下すると姿勢が崩れやすくなります。
つまり、浅い呼吸では腹圧が低下して姿勢が悪くなりますが、深く正しい呼吸をすることで自然と良い姿勢を保つことができるようになるのです。
姿勢が整える呼吸トレーニングとメリット3選
腹圧を高めるためにおすすめの方法が「IAP呼吸」です。
IAPとは腹圧のことで、腹圧を感じたまま呼吸を繰り返すトレーニング方法をIAP呼吸法と呼んでいます。具体的なやり方は後述するとして、まずはIAP呼吸法のメリットをみてみましょう。
メリット①:姿勢が整う
最大の効果は姿勢が良くなることです。しかも、意識をしなくても普段から正しい姿勢を保つことができるようになるのです。無意識に良い姿勢でいられるというのは嬉しいことですね。
メリット②:自律神経のバランスが整う
呼吸が浅い状態が続くと交感神経が過剰に働いてしまいます。交感神経は別名「闘争と逃走の神経」ともいい、心拍数をあげ・血圧をあげ・筋肉を緊張させて闘いに備えようとします。すると、日常生活で冷えやむくみなどの血行不良、肩こり・腰痛などの筋緊張、体の酸化による老化などが目立ってきます。
呼吸を深く整えることで副交感神経が優位になり自律神経のバランスを整えることができるでしょう。
メリット③:スタイルが良くなる
姿勢が良くなれば、姿勢が悪かった時と比べて筋肉の使い方が変化します。
例えば、お尻周りの筋肉や背中の筋肉が今までよりも働きやすくなります。この筋肉というのはスタイルアップを目指すときに鍛えるべき筋肉でもあります。
つまり、呼吸が整って姿勢が変わるだけで、自然とスタイルアップを実現することができるのです。
いかがでしょうか?様々なメリットがあるIAP呼吸法です。次の項では、具体的なやり方とトレーニング方法を学んでいきましょう。
今日から始める!姿勢を整えるIAP呼吸トレーニング
IAP呼吸法の具体的なやり方をご紹介します。
まずは、基本編を学習して、その後応用編に移ります。ぜひ、日々のトレーニングに取り入れてみてください。
IAP呼吸トレーニング(基本編)
- (1)耳と肩のラインが真っすぐになるようにゆっくりと椅子に座る。膝は90度に曲げ、手のひらをお腹に向けて置きます。
- (2)5つ数えながら鼻から目いっぱい息を吸い、指先を押し返すようにお腹を膨らませます。
- (3)5つ数えながら口から息を「ふうー」っとゆっくり吐く。その際、お腹の圧を緩めないように、手の指先を押し返す感覚はそのままキープします。
- (4)これを6回繰り返しましょう。
IAP呼吸を使った体幹トレーニング(応用編)
IAP呼吸に慣れてきたら、プランク動作を行いながら呼吸をしてみましょう!
- (1)プランクを30秒間キープしながらIAP呼吸を行います。
⑵ 2~3セット行ってみましょう!
姿勢よりも呼吸を深くするトレーニングでスタイルアップを目指す!
私たちは姿勢を変えようとするとついつい背筋を伸ばそうと意識してしまいます。しかし、背筋よりも呼吸に意識を向けることで無意識に良い姿勢を保てることがわかりました。
これからは呼吸に意識を向けて姿勢を変えていきましょう!そして、自分でも気が付かないうちに良い姿勢がとれていることでしょう。もしかすると、周囲の人から「姿勢いいですね」と声をかけられるかもしれません。
街中で姿勢が良い人を見かけるとつい目がいってしまいますね。あなたもその1人になれるかもしれませんよ。頑張っていきましょう!
執筆者
- 飯沢 芳明 下半身痩せ専門パーソナルトレーナー
【プロフィール】
2006年からトレーナーとしてのキャリアを築くなかで、最も要望が多く・最も難しいとされる「下半身痩せ」に応えるため、2015年に専門のパーソナルジムを開業。
当時としては日本初ということもあり、年間2…