梅雨時期にふくらはぎのむくみやすい原因とは
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梅雨の晴れ間はうれしいですよね。しかしながら、気温の変化が激しく、湿度も高くて、夕方以降に、ふくらはぎがむくみやすくて、悩むことはありませんか?
ということで、今回は、「梅雨時期のふくらはぎのむくみを解消して、スリム美脚になるツボ・マッサージ」についてご紹介します。
梅雨時期にふくらはぎのむくみやすい原因は、2つ考えられます。
①大気中の湿度が高く、ふくらはぎに水分をため込みやすいから。
梅雨時期は、大気中の湿度が高くなりやすく、体内の水分が汗として発汗しにくくなります。そのため、体から水分が蒸発しにくくなり、ふくらはぎがむくみやすくなってしまうと考えられています。
②低気圧が影響して、血行が悪くなり余分な水分が滞るから。
梅雨になると、低気圧になる傾向があり、血流が悪化しやすくなります。血行不良により、余分な水分が溜まりやすくなることもふくらはぎのむくみに影響してしまうのです。
①キュウリや長芋などのカリウム豊富な食材を食べる
キュウリや長芋には、カリウムが豊富だと言われています。カリウムが豊富な食材を食べることで、ふくらはぎの余分な塩分が体外へ排出されやすくなるのです。
②長時間のデスクワーク時は、その場で足踏みする
仕事中に、あまり休憩できない時は、イスに座りながら、その場で30回以上足踏みをしてください。ふくらはぎの血行が促進されやすくむくみが解消されやすくなります。
③アルコール類を飲むのを控える
どうしてもお酒をやめられない人は、飲酒後に水やお茶などで水分補給して、トイレに行く回数を増やしましょう。尿を排出することで、体内のアルコールも体外へ出ていきやすくなり、むくみの予防にもつながりやすいです。
ふくらはぎのむくみ解消におすすめのツボ①太谿(たいけい)
太谿は、内側のくるぶしと、アキレス腱との間にあるくぼみにあるツボです。太谿のツボを、お風呂上りに1分間、人差し指の腹でやさしく押したり離したりを繰り返してください。ふくらはぎの血行が良くなりやすく、水分代謝も改善しやすいです。ふくらはぎが
ポカポカに温まり、むくみが解消されやすくなります。
ふくらはぎのむくみ解消におすすめのツボ②陰陵泉(いんりょうせん)
膝の内側で、ひざ下のくぼみから指4本分、下がったところにあるツボです。陰陵泉のツボを、寝る前のリラックスしているときに1分間、やや強めに円を描くようにもみほぐしてください。
ふくらはぎの余分な水分が体外へ排出されやすくなり、むくみが改善して、脚がすっきり細くなりやすいです。
ふくらはぎのむくみ解消におすすめのツボ③三陰交(さんいんこう)
内側のくるぶしから指4本分上にあるツボです。三陰交のツボを、仕事の休憩時間などに、親指の腹で押したり離したりを1分間、心地よい強さで繰り返してください。ふくらはぎの血流やリンパの流れが改善する傾向があります。そのことで、水分代謝も良くなりやすくふくらはぎが引き締まりやすいです。
梅雨時期のふくらはぎのむくみを解消するには、カリウムなどの水分代謝をよくする食材を食べたり、脚をこまめに動かしたりすることが大切です。
また、入浴中やお風呂上りに、太谿、陰陵泉、三陰交のツボを各々マッサージすることで、ふくらはぎがむくみにくくなります。
ふくらはぎのむくみを解消して、スリム美脚になりましょうね!
【プロフィール】
兵庫県出身。明治鍼灸大学(現在「明治国際医療大学」)卒業。2004年に大阪府茨木市で、Access Health & Beauty稚乃針灸整骨院を開業し現在に至る。美容鍼灸や小顔矯正、骨盤矯正などの施術が人…
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