露出が多い夏、理想の体型を手に入れたいですよね。
しかしながら、夏バテ気味で、冷房の効いた室内から一歩も出られず、運動不足でバストが垂れて悩むことはありませんか？
ということで、今回は、夏が終わるまでに、「バストアップするツボ・マッサージ」についてご紹介します。
バストが垂れやすい理由とは
①バストを支えるクーパー靭帯が伸びやすいから
クーパー靭帯とは、胸の筋肉、大胸筋や乳腺、脂肪を支えており、バストの形をキレイに整える働きがあります。
妊娠や出産、ダイエットなどで体重の増減を繰り返したりと、バストサイズに変化があると、クーパー靭帯が伸びやすい傾向があります。
クーパー靭帯が伸びてしまい、バストを支えられなくなり、垂れやすくなってしまいます。
②猫背になっているから
長時間のデスクワークで猫背になっていると、顎が前に突き出て、背中が丸く、バストの位置が下がりやすい傾向があります。
また、長い時間イスに座っていると、運動不足から、バスト周囲の筋肉が垂れやすくなってしまうのです。
③下着のサイズが合ってないから
ブラジャーのサイズが大きすぎたり、小さすぎたりすると、バストが圧迫されたり、形が崩れやすくなったりとバストが垂れやすくなるのです。
また、体型が変わっているのに、何年も前のブラジャーを付けていると、バストが垂れやすくなる傾向があります。
日常生活でバストアップするには
①クーパー靭帯に負担をかけない
ジョギングなど、バストが上下に揺れるスポーツをするときは、スポーツブラを着用すると、クーパー靭帯に負担がかかりにくいです。
②背筋を伸ばす
イスに座るときも、背筋を伸ばして、顎を少し、下に引くことで、姿勢が良くなりやすいです。背筋を伸ばすことで、バストの位置が上がり、垂れにくくなります。
③下着のサイズを定期的に測り直す
体重の増減があったりすると、バストのサイズも変化する傾向があります。そのため、下着のサイズも定期的に測り直した方が、バストが垂れにくいです。
夏が終わるまでに、バストアップするツボ・マッサージ
バストアップのツボをマッサージすることで、血行が促進しやすくなったり、リンパの流れがスムーズになったりするメリットがあります。そのことで、乳腺が刺激されて、女性ホルモンの分泌量も増えやすく、バストアップしやすくなるのです。
①中府（ちゅうふ）
中府は、鎖骨の外側の端の下にあるくぼみから指一本分下にあるツボです。中府のツボは、バスト全体の血行改善効果が期待でき、乳腺の発達を促しやすいです。中府のツボをお風呂上りに、親指の腹で1分間、円を描くようにもみほぐすとバストアップしやすくなります。
②天谿（てんけい）
天谿は、左右両脇のバストの輪郭の外側にあり、乳首と同じ高さに位置するツボです。天谿のツボは、女性ホルモンの分泌を促進し、乳腺が刺激されることで、バストの形が美しく整う役割が期待できます。天谿のツボを、夜寝る前に、深呼吸しながら、内側に向かって1分間、やや強めに押したり離したりしてください。
バストアップのツボ・マッサージで痛いと感じる場合は、強さを少し緩めて調節しましょう。
③壇中（だんちゅう）
壇中は、左右の乳首を結んだ線の中央に位置するツボです。壇中のツボは、自律神経を整え、女性ホルモンの分泌を促すことで、生理不順を改善し、ハリのあるバストに導く効果が期待できます。壇中のツボを、リラックスしているときに心地よい強さで、親指の腹で5秒押して離すを10回繰り返してください。
ツボ・マッサージで、ハリのある上向きバストに
普段から背筋を伸ばして、猫背にならないように気を付けましょう。バストに合った下着を着用することも大切です。
そして、お風呂上りや寝る前、リラックスしているときに、中府、天谿、壇中などのバストアップのツボマッサージをしてくださいね。夏が終わるまでにハリのある上向きバストになりましょうね！
執筆者
- 横内 稚乃 鍼灸師、整体師、エステティシャン
【プロフィール】
兵庫県出身。明治鍼灸大学（現在「明治国際医療大学」）卒業。2004年に大阪府茨木市で、Access Health & Beauty稚乃針灸整骨院を開業し現在に至る。美容鍼灸や小顔矯正、骨盤矯正などの施術が人…
