座り方意識してる?痩せる座り方で下腹ポッコリを解消しよう!

「座り方で痩せる」「座り方で下腹ポッコリが解消する」と聞くと、何か特別な椅子をイメージするかもしれません。何も特別な用具など必要なく、あなたが座る姿勢・座り方を意識するだけで、腹筋に力が入り、お腹痩せできる方法があります。今回は、動画付きで詳しくご案内します。

無意識にやっている?!下腹がポッコリする座り方

《床に座る場合》

いわゆる「お姉さん座り」をすると、骨盤のポジションは不安定になります。私が15年間インストラクターとして、ヨガのポーズを取るお客様の姿勢を観察してきて痛感するのは特に、足首を曲げた割り座の座り方をしている人は、お腹の力が抜けやすく、下腹ポッコリになりやすいです。

また、横座りをする人も、お腹の力が抜ける傾向があります。特に、割り座(正座ですねを外に出して座る姿勢)側の足首が曲がっていると、余計に腹筋の力が抜けやすく、下腹ポッコリの体勢になりやすいです。

《椅子に座る場合》

椅子に座っている場合でも、割り座や横座りのように膝より足を手前に置き、膝が内側に、つま先が外側へ向く足の位置は腹筋の力が抜けて、骨盤から上体が非常に不安定です。

また、こちらのように、左右の足の位置がバラバラで特に片膝が強く内側に入る姿勢は、腹筋の力が抜けていて、下腹がポッコリします。

骨盤が後ろへ倒れた姿勢も、お腹の筋肉の力が抜けるので、下腹がポッコリします。

逆に、骨盤が前傾した体勢も、腹筋の力が抜け、お腹を突き出しているため、下腹がポッコリしやすくなります。

腹筋が緩む座り方・力が入る座り方

腹筋がゆるむ座り方は、膝が内側に入る「割り座」のような体勢です。つま先と膝の向きがバラバラになる座り方は特に、お腹の力がゆるみます。また、骨盤が垂直ではなく前後に倒れた姿勢も、腹筋の力が抜けていることが多いです。その結果、下腹がポッコリしてしまうのです。

つまり、お腹痩せに効果的で下腹ポッコリを解消する、腹筋に力が入る座り方は、膝下の位置が安定し、骨盤が垂直に保たれた姿勢ということになります。具体的に見ていきましょう。

お腹痩せ・下腹ポッコリ解消する座り方

《床に座る場合》

私たちの股関節は、外側を向くようについています。したがって、一般的に割り座よりはあぐらの方が、骨盤周りの筋肉がしっかり使われて安定し膝の痛みや外反母趾などの脚トラブルの予防にもなります。

骨盤周りの筋肉がバランスよく機能するため、お腹痩せ・下腹ポッコリ解消に効果的です。あぐらをかきづらい、足を怪我していてあぐらがかけないという方は片足を伸ばすのがおすすめです。

《椅子に座る場合》

膝下を床と垂直にし、左右の脛を平行にします。足裏が地面に広く安定して垂直に着くことがポイントです。膝下の土台が安定すると、骨盤が垂直になり、背骨もまっすぐ伸びて体幹周りの腹筋の力が入りやすくなるので、お腹痩せ・下腹ポッコリ解消に効果的です。

横から見るとこのようになります。股関節・膝・足首が90度で、下半身の土台が安定していることが分かります。動画で見てみましょう。

終わりに

いかがでしたか?今無意識にしている座り方・リビングで座っている時の座り方・仕事で机に向かっている時の座り方はいかがでしょうか?

その時々で観察をして、姿勢を修正していくだけで、お腹周りの筋肉にバランスよく力が入る状態が定着するので、お腹痩せ・下腹ポッコリ解消を実現します。どうぞお試しください。

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執筆者

美宅 玲子  ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター

【プロフィール】
中学から大学まで陸上競技に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生であろう…

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