【第二弾】脚やせに効果的な股関節ストレッチ3選【応用編】座りながらOK
前回ご紹介した『脚やせに効果的なストレッチ』の第二弾!前回で基礎を学んだ方に向けて、より効果が期待できる応用編のストレッチを3つご紹介します。応用編といっても初心者の方でも出来る内容になっていますので、ぜひ前回ご紹介したストレッチと併せて行ってみてください。
【おさらい】脚やせ成功のポイントは、股関節周りの血流!
まずは前回のおさらいを簡単にしてみましょう。
脚やせを成功させるには股関節周りの血流促進をする必要があります。なぜなら、血行不良になると代謝が落ち、脚まわりに脂肪が溜まってしまうからです。そうならないためにも、まずはストレッチで股関節周りの筋肉を伸ばし血行改善に努める必要があります。前回ご紹介したストレッチはスタティックストレッチという方法でした。スタティックストレッチとは、反動や弾みをつけずに筋肉をゆっくり伸ばすやり方です、一般的にストレッチといわれてイメージするストレッチ方法です。
一方、今回ご紹介するのはアクティブストレッチです。アクティブストレッチとは、反動や弾みをつけて筋肉を伸ばす方法です。反動をつかってストレッチするので関節の可動域が広がりやすく、またカロリーも消費するので運動したのと同じような効果を得ることができます。今回は応用編なので前回より少しハードな内容ですが、より高い脚やせ効果が期待できます。次項でご紹介する注意点を確認しながら実際に体を動かしてみましょう。
脚やせに効果的!アクティブストレッチの注意点
アクティブストレッチをご紹介する前に必ずおさえておきたい注意点が3つあります。それは、はじめは慎重に!回数は適度に!無理しない!の3つです。
アクティブストレッチは反動を使うため、自分の関節可動域を越えて動いてしまう事が考えられます。そのため常にケガと隣り合わせのやり方でもあるのです。だからこそ、動き始めは慎重に動き、指定された回数を守りながら、自分の限界を越えないように動いてみるということに留意する必要があるのです。
この3つの注意点を守りながら、早速アクティブストレッチを行ってみましょう!
脚やせに効果的なアクティブストレッチ3選!股関節の血流を促進
ご紹介するアクティブストレッチは3種目。『股関節パタパタ』『カエルストレッチ』『ハムストアクティブストレッチ』です。(一部タオルを使って行うストレッチがあります)なかにはハードな内容もあるかもしれませんが、無理のない範囲でチャレンジしてみましょう!
アクティブストレッチ①『股関節パタパタ』
脚をパタパタ左右に倒します。その際に、股関節の付け根から動かしているイメージでリズミカルに行うと良いでしょう。
- 効果:股関節周辺の血行促進、股関節の動きをよくする
- 目安回数:20回 × 2~3セット
アクティブストレッチ②『カエルストレッチ』
股関節を大きく横に広げたまま、体を前後に動かします。内ももを中心に強烈なストレッチを感じることができます。
- 効果:内もも周辺の血行促進、内ももの脂肪を落とす
- 目安回数:10回 × 2~3セット
アクティブストレッチ③『ダウンドッグ』
ヨガの定番ポーズですが、リズミカルに行うことでふくらはぎ・もも裏に強烈なストレッチをかけることができます。
- 効果:足先の冷えをよくする、むくみを軽くする
- 目安回数:10回 × 2~3セット
高望みは挫折の元!股関節ストレッチで、コツコツ継続を目指そう
今回は、前回の応用編となるアクティブストレッチをご紹介しました。股関節周りを可動させ、より多くの血流を流して脚やせに繋げていきましょう!
ただし、高望みは禁物です。なぜなら、高望みは挫折の原因になるからです。ストレッチは効果を感じるまで数ヶ月の期間が必要になります。そのため、結果を求め過ぎてしまうと理想と現実へのギャップからモチベーションが低下し、ストレッチそのものを止めてしまうかもしれません。そうなっては本末転倒です。ストレッチがまるで毎日の日課のように継続できれば、いつの間にか脚やせしているかもしれません。焦らずコツコツと前に進んでいきましょう!
私の記事ではこうした脚やせするためのポイントを分かりやすく解説しています。脚やせに興味がある方は、ぜひ他の記事も検索してみてください。
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執筆者
- 飯沢 芳明 下半身痩せ専門パーソナルトレーナー
【プロフィール】
2006年からトレーナーとしてのキャリアを築くなかで、最も要望が多く・最も難しいとされる「下半身痩せ」に応えるため、2015年に専門のパーソナルジムを開業。
当時としては日本初ということもあり、年間2…