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「水素」がいま話題/本当にカラダにいいのか医学論文をもとにご紹介

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最近水素は、「カラダによい」として注目され、水素研究の第一人者 日本医科大学の太田成男教授(加齢科学系専攻細胞生物学分野)の研究発表も話題になっています。

今回は、水素が注目されている理由。水素水(H2)を飲んでいる方、水素酸素ガス(HHO)を吸引している方、とにかく水素が気になっている方も必見の内容をお伝えします。

水素とはそもそもどんな物質で、私たちのカラダにどのように作用するものなのか。実は水素を知るたびに、カラダが喜ぶ真実が隠されていることがわかってきます。

水素が活性酸素を除去するメカニズム

水素とは、「水の素」という意味で名づけられた物質。元素記号でいえば、最初の「H」。水素は、宇宙全体の約70%を占める物質で、太陽をはじめとする宇宙の星のほとんどは、水素をエネルギーとして光っています。

地球上では酸素が結び付いて「水」として多く存在しているように、エネルギーや自然界への存在率はものすごく高い。その水素が、ヒトのカラダに入ると、どのように作用するのでしょうか。

一方で、ヒトのカラダから発生されるものとして活性酸素があります。「アンチエイジング」や「抗酸化」という話によく出てくる言葉ですね。ヒトは、呼吸をするたびに酸素を体内へ取り込み、ミトコンドリアでエネルギーを作ります。その取り組んだ酸素の2~3%が体内で活性酸素になるという仕組みがあるのです。

●活性酸素の種類は下記の4つが知られています。
スーパーオキサイド/スーパーオキサイドアニオン(O2)
ヒドロキシラジカル(OH)
過酸化水素 (H2O2)
一重項酸素(1O2)


このなかで、いちばん酸化率が高いといわれている悪玉活性酸素が、ヒドロオキシルラジカルです。



(図:悪玉活性酸素ヒドロキシラジカル(OH)の酸化による、DNAを損傷と過酸化脂質の生成)


私たちが呼吸をして酸素を得るときに2~3%の活性酸素が発生し、加えて生活習慣の乱れやストレス、寝不足などによる免疫力低下、疲労、暴飲暴食などで、さらに体内の酸化(体内のサビ)率が高まってしまいます。


(図:さまざまな外的刺激や内的刺激により発生率が高まる「悪玉活性酸素ヒドロキシラジカル(OH)」が病気の要因に)

酸化率の非常に高いヒドロキシラジカルが、体内でたくさん生まれてくると、老化を早めたり、病気の原因になったり、カラダに症状が現れます。すなわち細胞の中まで病気の要因を掘り下げていくと、前述した、エネルギーを作るミトコンドリアと活性酸素との因果関係が発見されるわけです。

そして病気や老化の9割が、活性酸素がほとんどの要因であることも研究発表されています。たとえば、がん細胞にも悪玉活性酸素が発生すると、がん細胞を自滅させるアポトーシス※誘導を抑制させてしまう場合もあるようです。また既に悪玉活性酸素により発生したがん細胞からも、より多くの活性酸素が発生するともいわれています。

なんと水素はその悪玉活性酸素ヒドロキシラジカルにだけ結び付く性質があるのです。

水素は正義の味方。悪いものは出し、善いものは残す

水素はカラダのなかで、悪玉活性酸素(ヒドロキシラジカル)に結び付き無害な水に変化させ、排泄させる働き(還元作用)をしてくれます。

しかも水素は、カラダに必要な活性酸素には結びつかず、悪玉活性酸素といわれるヒドロキシルラジカルだけに結びつき、安全な水に還元され体外へ排泄する特性があるのです。

水素が体内に入りヒドロキシルラジカルが除去されることで、結果的にカラダの恒常性(ホメオスタシス)にも働き、水の作用であるため副作用もないと考えられています。よい細胞まで死滅させてしまわない水素のいいところだといえるでしょう。

対症療法でなく、根本療法にも結び付けて、現在医療の現場でも研究され続け、パーキンソン病や高血圧などの臨床例にも取り上げられています。

水素の状態のH2水素分子、水素と酸素が融合したHHO水素酸素原子の2つの存在がある

水素(H2)が酸素 (O2) と混合すると水素酸素ガス(HHO)という気体ができます。H2とHHOは特徴(特質や可能性)が変わってきます。水素のデメリットとして、H2分子は抜けてしまう(消失)のが早いので、もし水素を化粧品開発するならば、その過程や加工の仕方でカラダへの作用が変わってしまうことも考えられますね。

となると、高濃度な水素がそのまま体内に入ることができれば一番効果的。生きるために酸素が必要な人間にとって、水素酸素ガス(HHO)は、水素と酸素を同時に体内に入れることで、効率的に体内循環に働く気体といえます。

水素濃度が高いまま、酸素と一緒に体内を循環するため、還元力はシミさえもキャッチし、アンチエイジングにも作用するとのこと。日焼けによるほてりの鎮静効果もあり、抗酸化力も期待されるとのことです。

酸化する前に、水素をカラダの内側からも外側からも取り入れられれば、まさにアンチエイジングと病気の予防に役立つものといえるでしょう。「慶應義塾大学 水素ガス治療開発センター」にて研究が行われており、水素酸素ガス(HHO)を取り入れられる機械も開発されているようです。


【解説】
※アポトーシス:「木の葉や花びらが散る様子」を表すギリシャ語に由来した言葉。アポトーシスは、1972年に英国の学者が研究したことから、不要となった細胞や有害な細胞を除去する生命現象の一つであることが判明した。その機構を分子レベルで明らかにする研究が現在も行われている。
(出典/辻本賀英教授(大阪大学大学院医学系研究科))

【参考文献】
・Shigeo Ohta,et al:Molecular hydrogen regulates gene expression by modifying the free radical chain reaction-dependent generation of oxidized phospholipid mediators.Nature Medicine 2016;18971.
・太田成男:ここまでわかった 水素水最新Q&A: 続・水素水とサビない身体.小学館,2017.
5分でわかる水素エネルギー(水素エネルギーナビ)

【参考】
・水素ガス治療開発センター(慶應義塾大学)
karc.keio.ac.jp/center/center-55.html
・水素ガス吸入療法(慶應義塾大学病院)
hosp.keio.ac.jp/about/yakuwari/senshin/senshin16.html



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