毛穴の種類や原因を知ろう
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夏に向けて気温が高まり汗や皮脂をかきやすく、頬や鼻周りの毛穴が気になると感じていませんか？
毛穴ケアとして洗顔やスキンケアを頑張っている人も多いと思いますが、毛穴の場所や特徴によって効果的なケア法が若干違います。
今回はエステティシャンである筆者が、毛穴を引き締めるスキンケアポイントについてご紹介します。
頬や鼻周りの毛穴の開きは「乾燥毛穴」と呼ばれます。
・スキンケアによる水分量が少なく乾燥している
・汗や皮脂分泌し、空気中に蒸散し乾燥している
・エアコンの風などによって乾燥している
などで毛穴が開きっぱなしになり目立って見えます。
「皮脂づまり毛穴」や「黒ずみ毛穴」は鼻やあご周りに起きやすいです。
・メイク、皮脂汚れがきちんと落ちていない
・スキンケアによる水分量が少なく、乾燥から守ろうと皮脂が過剰に分泌し停滞している（白い皮脂づまり）
・停滞した皮脂が長時間残り空気に触れて酸化している（黒い皮脂づまり）
頬の毛穴がしずく型のように見えるのは「たるみ毛穴」と呼ばれます。
・表情筋の低下によって皮膚がたるむことで毛穴がだらんと伸びたように見える
・スキンケアによる水分量が少ない、エアコンの風などの乾燥によってさらに毛穴が開き目立って見える
夏は気温が高く湿気が多いため乾燥しにくいのでは？と思われがちですが、エアコンの風にあたって肌表面が乾燥する、汗や皮脂が蒸散し肌の内側が乾燥しやすくなります。
その結果、毛穴が開き、乾燥から肌を守ろうと皮脂分泌が盛んになりテカリやベタつき、皮脂づまりを招きます。
(1)クレンジング、洗顔で汚れを落とす
クレンジング剤でメイク汚れを落とす。
量が少ないと肌の摩擦の原因となるので、たっぷりめに取り、優しくなじませるように洗いましょう。
洗顔料で、クレンジングで落ちきれなかった汚れ、汗や皮脂汚れを落とす。
洗顔料は肌を摩擦しないように泡を潰さず優しく洗いましょう。
洗い流す際は、熱いお湯で洗うと必要な皮脂まで洗い流し、乾燥、過剰な皮脂分泌を招くため水または人肌くらいのぬるま湯で洗い流しましょう。
(2)化粧水をたっぷりていねいに浸透させる
毛穴悩みの発端は乾燥です。肌の水分量を高めることで毛穴が引き締まりやすくなり、過剰な皮脂分泌をコントロールし、皮脂づまりを防ぐことができます。
①コットンを2枚重ね、化粧水をたっぷり含ませて、顔全体に優しく広げる
②肌を優しくおさえながら化粧水を浸透させる
③コットンをきれいな面に裏返し、化粧水を追加し②を繰り返す
肌の表面がひんやりしてきたら化粧水が浸透しているサインです。
化粧水をつけるときは肌を擦ったり、たたかないようにしましょう。
(3)シートマスクで毛穴を引き締める
シートマスクには美容成分がたっぷり含まれているので、肌の乾きを感じる場合は保湿成分、毛穴をキュッと引き締めたい、皮脂テカリ、黒ずみ毛穴を予防したい場合は美白成分が配合されたシートマスクを取り入れるのがおすすめです。
①空気を抜くようにを肌にぴったりと密着させる
②規定の時間（5〜15分ほど）置き、パックをはずす
シートマスクの美容成分が肌や毛穴に浸透し肌トラブルや毛穴悩みを予防します。
規定の時間以上置くと空気中に水分が奪われ乾燥を招くため、必ず規定時間を守りましょう。
汚れを落とし、化粧水で水分、シートマスクで美容成分を補ったあとは、うるおいを逃がさないように乳液、クリームで整えましょう。
毛穴と言っても場所によって目立つ原因や感じ方が違うので、自分の毛穴悩みはどれかを見極め、適切なスキンケアをおこないましょう。
《プロフィール》
大阪谷町九丁目エステサロン「private salon Laule'a」代表。自身のコンプレックスから美容に興味を持ち、エステティックの道へ。「美容をもっと楽しんで、生活の一部に取り入れて欲しい。」そんな思…
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