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秋の冷え性の予防、対策に◎かぼちゃの栄養と食べ方アイデア
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Photo by 國塩亜矢子

秋の冷え性の予防、対策に◎かぼちゃの栄養と食べ方アイデア

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本格的な秋に突入すると、真っ先に気になり始めるのが「冷え」ですよね。
2023年は夏のような気候が秋口まで続いたこともあり、急な気温の変化に体がついていかず体調を崩してしまった……という方も少なくありません。
そこで今回は、冷え性対策におすすめの食材「かぼちゃ」について、インナービューティー料理研究家の筆者がご紹介します。

「慢性冷え性」になってしまう前に!

まずは冷えを防ぐ基本の3つのポイントについておさらいしましょう。

冷えを防ぐ基本ポイント【1】羽織物で体温調整(保温)

昼間は汗ばむような日もあれば、ちょっと雲で太陽が隠れたり風が吹くと、一気に冷えてしまうのがこの季節。
特に山間部など山間にキャンプやピクニックでお出かけすると、都会・平野部との気温差は想像以上です。
うっかり油断して「寒い……」となってしまわないように、外出時は特にカーディガンやストールなどのアウターや小物類を持参しましょう!

冷えを防ぐ基本ポイント【2】湯船につかる(巡り)

こちらも基本ですが、忙しい日々の暮らしの中では、つい「今日はシャワーでいいかな?」なんてこと、ありますよね。
湯船に浸かることは、体を芯から温めてくれるだけではなく、血流が促進されることで巡りが良くなり、老廃物など肌細胞の代謝UPにもつながります
また、ほっとリラックスすることができるので、疲労回復効果や安眠にもつながります。

冷えを防ぐ基本ポイント【3】食から血流改善(保温&巡り改善)

忘れがちなのが、食の面からのアプローチ。
外側からの保温や巡りの促進も大切なのですが、体の内側から冷え性を予防する工夫も実は欠かせません(インナーケア)。
あたたかい食べ物や飲み物を取り入れるだけではなく、血流を促進する栄養素・発汗作用を促す栄養素など、冷え性改善をサポートしてくれる栄養素を知ること。そして、それらを食事に上手に取り入れることができれば、冷え性知らずの健やかな体作りが叶います。

「慢性冷え性」になってしまう前に!
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血流をサポートする栄養素「ビタミンE」

ビタミンEは高い抗酸化作用が有名で「抗酸化ビタミン」とも呼ばれることで有名です。
抗酸化力というとエイジングケアなど、細胞老化を防ぐ働きが期待されています。
でも実は、ビタミンEには他にも「血流をサポートする」という働きがあるんです!

「芋・栗・なんきん」と称される食欲の秋に欠かせない食材たち。

なんきん=かぼちゃには、このビタミンEが豊富に含まれているんですよ。
ちなみにかぼちゃ以外では、オリーブオイルやくるみなどのナッツ類にも「ビタミンE」
は豊富に含まれています。

血流をサポートする栄養素「ビタミンE」
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かぼちゃの取り入れ方

では、そんなエイジングケアにも冷え性予防にも嬉しいかぼちゃ、どんな食べ方があるのでしょうか? 我が家では下記のようなメニューに取り入れています。

  • ・お味噌汁の具材にすれば簡単!甘みが引き立ちおいしく!
  • ・オーブンで他のお野菜たちと一緒にグリルして華やかに!
  • ・定番の煮物でほっこり和食のひとしなに!
  • ・細切りにしてから牛肉や豚肉で肉巻きにすれば、お弁当のおかずに!
  • ・パイシートで手軽なおかずパイにすれば、おもてなしのひとしなに!

かぼちゃの取り入れ方
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おすすめレシピ「お手軽かぼちゃパイ」

おすすめレシピ「お手軽かぼちゃパイ」
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Photo by 國塩亜矢子

<材料>

  • ・パイシート 1枚
  • ・冷凍かぼちゃ 3個
  • ・はちみつ 大さじ1
  • ・卵黄 1個

<作り方>

  1. 1.パイシートを常温に戻し(その間に2を準備しておく)柔らかくなってきたらめん棒で伸ばし4等分する。
  2. 2.冷凍かぼちゃを耐熱容器に入れ、600Wで3分加熱する。その後、マッシャー(またはフォークの背)でつぶし、はちみつを加えてよく混ぜペースト状にする。
  3. 3.1に2を載せて成形したら、表面に卵黄を刷毛で塗り広げる。
  4. 4.190℃に予熱したオーブンで約10分焼けば完成!(お好みのスパイスやハーブを加えて、香りづけをするのもおすすめ)

おやつにもおつまみにも、朝ごはんにもぴったりのお手軽かぼちゃパイ。
是非お試しくださいね。

【まとめ】秋の冷え対策に!かぼちゃがおすすめ

冷え性対策におすすめのかぼちゃ。時短調理で取り入れたい時は、冷凍のカット済みかぼちゃを使えば簡単です。是非毎日の食事に取り入れ、体の内側からキレイと元気を磨きましょう!

執筆者

國塩 亜矢子 フードコーディネーター
國塩 亜矢子 フードコーディネーター
旬食美人学~Let's enjoy meals & beauty !

【保有資格】
・女子栄養大学認定・食生活指導士1級
・べジフルビューティーアドバイザー
・調味料ソムリエ
・キッズキッチンインストラクター

【著書】
・決定版!節約・冷凍レシピ(宝島社)

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引用元:
  • 「旬の野菜の栄養辞典」(エクスナレッジ)
  • 「正しい知識で健康をつくる あたらしい栄養学」(高橋書店)
  • 「栄養素の通になる」(女子栄養大学出版部)
  • 「からだにおいしいフルーツの便利帳」(高橋書店)
  • 「美肌美人栄養学」(エクスナレッジ)
  • 「きれいな人の老けない食べ方」森拓郎・著(SBクリエイティブ)

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