発売以降、長年のロングセラーヒットを誇り、今もなお、老若男女から愛され続ける無印良品の化粧水。2023年には、人気シリーズがリニューアルしたことでも話題になりました。
そんな無印良品の化粧水ですが、あまりにも種類が多いため、選び方に迷う人も意外と多いはず。
そこで今回は、無印良品の化粧水について徹底解説！商品の特徴から選び方、さらに肌質や肌悩み別におすすめの化粧水をまとめてご紹介します。
【何が変わった？】無印良品の敏感肌用シリーズ＆エイジングケアシリーズがリニューアル！
無印良品の化粧水のなかでも、特に人気が高い「敏感肌用シリーズ」と「エイジングケアシリーズ」。その2つが2023年にリニューアル！さらにパワーアップして登場しました。
＜敏感肌用シリーズ＞
2000年の発売以降、年間累計2,500万個を販売する「敏感肌用シリーズ」は、無印良品のスキンケアのなかでも、絶大な人気を誇るシリーズです。
2023年9月には、シリーズ発売の2000年以来、初めてとなる全面リニューアルを実施。無印良品のスキンケアを象徴する天然水の使用などはそのままでありながらも、天然由来成分100%を実現（*1）。さらに3種の植物エキス（*2）と併せ、敏感肌にうれしいセラミドや5種のアミノ酸（*3）を新たに配合しています。
＜エイジングケアシリーズ＞
2023年11月に2020年以来のリニューアルを果たした「エイジングケアシリーズ」。敏感肌用シリーズと同じく、天然水の使用などはそのままで、天然由来成分100%を実現（*1）。
また、今回のリニューアルでは、うるおい成分として米ぬか発酵液と11種の植物エキス（*5）、酵母エキスなど13種類のうるおい成分を新たに配合しています。
さらに透明感のある肌に整えるビタミンC誘導体やハリを与えるレチノール誘導体をはじめ、セラミド、5種のアミノ酸（*3）、ヒアルロン酸など、エイジングサインが気になる肌にうれしい成分が贅沢に配合されたシリーズになっているのです。
また、今回のリニューアルでは、「敏感肌用シリーズ」と「エイジングケアシリーズ」だけでなく、すべてのスキンケアシリーズとの組み合わせが可能な「発酵導入化粧液」と「ふき取り化粧水」もリニューアル。
そのほかにも、すべての容器に100%再生プラスチック（*6）を使用したリサイクルボトルを採用したり、店頭で回収したPET素材のボトルを再利用する「ボトルtoボトルリサイクル」を開始したりと、新たな取り組みも開始されているのです。
- *1 天然成分を化学的に反応させた成分を含みます
- *2 ユーカリ葉エキス、スベリヒユエキス、グレープフルーツ種子エキス（うるおい成分）
- *3 アラニン、アルギニン、グルタミン酸Na、セリン、プロリン（うるおい成分）
- *4 天然成分を化学的に反応させた成分を含みます
- *5 マグワ根皮エキス、キハダ樹皮エキス、センチフォリアバラ花エキス、ヤグルマギク花エキス、ラベンダー花エキス、ビターオレンジ果皮エキス、レモン果汁エキス、ユキノシタエキス、ヨモギ葉エキス、ローズマリー葉エキス、マコンブエキス
- *6 主に清涼飲料水用のペットボトルを回収し、洗浄・リサイクルをしたPET素材
【どれがいい？】無印良品の化粧水おすすめの選び方
無印良品のスキンケアシリーズといえば、とにかく種類が豊富なことでも有名です。一言で化粧水といっても、複数のシリーズがあるため、購入時に悩む方も多いはず。そこでまずは、自分にぴったりの化粧水を見つけるおすすめの選び方について解説します。
①肌質や肌悩みから選ぶ
無印良品のスキンケアには、大きく分けて3つのシリーズがあります。
- ◆敏感肌用シリーズ
… 季節の変わり目や月経前に肌がゆらぎやすい人におすすめ - ◆エイジングケアシリーズ
… ツヤやハリ不足などのエイジングサインが気になってきた人におすすめ - ◆クリアケアシリーズ
… テカリやベタつき、ニキビなどの肌悩みが多い人におすすめ
化粧水を選ぶ時は、自分の肌質や肌悩みからシリーズを選ぶようにしましょう。
また、同じシリーズの化粧水でも、「高保湿タイプ」や「さっぱりタイプ」など、複数のテクスチャーが用意されている場合があります。乾燥肌や冬場は高保湿タイプを、脂性肌や夏場はさっぱりタイプをなど、肌質や季節、好みに合わせてテクスチャーを選ぶのもポイントのひとつですよ。
②価格帯で選ぶ
無印良品のスキンケアアイテムには、1,000円以下で購入できる商品から、3,000円弱の価格帯の商品までが揃っています。比較的どの商品もプチプラの価格帯であり、お財布にやさしいラインナップではありますが、長く使い続けるとなると、商品ごとに大きな金額差が生まれてしまいます。
スキンケアは1日2日で効果を実感できるものではないため、長く同じ商品を使い続けることも大切です。化粧水を選ぶ時は、無理なく購入を続けられる価格帯であるかどうかもポイントのひとつになってきます。
③容量で選ぶ
無印良品の化粧水には、携帯に便利な50ｍLから大容量の400ｍLまでが用意されています。そこで、購入したい化粧水が決まったら、次は自分のライフスタイルに合った容量を選ぶようにしましょう。
まず、肌との相性を気軽に試したい人には、50ｍLがおすすめ。洗面台のスペースに収まるサイズ感を求める人には、200ｍLや300ｍLがぴったりです。とにかくお得に購入したい人の場合は、400ｍLの大容量を選ぶと良いでしょう。
【肌質や肌悩み別】おすすめの無印良品の化粧水
バリエーション豊かな無印良品の化粧水ですが、なかでも筆者が特におすすめしたい5本をまとめてみました。それぞれの化粧水の特徴と併せて、おすすめしたい肌質や肌悩みについても解説しているので、ぜひ化粧水選びの参考にしてくださいね。
①敏感肌用化粧水
2023年9月にリニューアルされた「敏感肌用化粧水」は、無香料、無着色、無鉱物油、弱酸性、パラベンフリー、アルコールフリーと6つのフリーを実現！デリケートな肌をやさしくケアしてくれます。
また、テクスチャーも「高保湿タイプ」「しっとりタイプ」「さっぱりタイプ」の3種類を用意。夏場はさっぱりタイプ、冬場はしっとりタイプ、特に乾燥する時は高保湿タイプなど、季節や肌状態に合わせて使い分けしやすいのも、肌がゆらぎやすい敏感肌にはうれしいポイントです。
＜こんな人におすすめ＞
- ・季節の変わり目や月経前に肌がゆらぎやすい人
- ・マスクやポリエステルの服など化学繊維の摩擦で肌荒れしやすい人
- ・化粧水独特の香料が苦手な人
②エイジングケア化粧水
2023年11月のリニューアルにより、米ぬか発酵液と11種の植物エキスを新たに配合した「エイジングケア化粧水」。エイジングケア*成分としても注目を集めるビタミンC誘導体とレチノール誘導体が配合されているのも、年齢による肌悩みが気になる人にとっては、うれしいところ！
テクスチャー自体は、ややとろみがあるものの、肌なじみが良いため、ベタつきを気にせずに保湿ケアを行いたい人にもおすすめです。
＜こんな人におすすめ＞
- ・年齢を重ねるごとにエイジングサインが気になってきた人
- ・肌のハリや弾力不足に悩んでいる人
- ・ツヤのある肌を目指したい人
*年齢に応じたお手入れ
③クリアケア化粧水
脂性肌の女性や皮脂量の多い男性から人気の「クリアケア化粧水」は、過剰な皮脂によるテカリやベタつき、毛穴悩みの多い方におすすめの化粧水です。
ツボクサエキスやブドウ果実エキスをはじめ、4種のフルーツエキスを配合。バランスを崩しがちな肌を整え、健やかな肌へと導いてくれます。
テクスチャーは「通常タイプ」と「高保湿タイプ」の2種類を用意。過剰な皮脂分泌が気になる脂性肌の人には通常タイプ、乾燥が原因のインナードライによるベタつきが気になる人には高保湿タイプがおすすめですよ。
＜こんな人におすすめ＞
- ・1年を通してテカリやベタつきが気になる
- ・夕方になると皮脂によるメイク崩れが起こりやすい人
- ・ニキビや毛穴詰まりに悩んでいる人
④ふき取り化粧水
2023年9月にリニューアルした「ふき取り化粧水」は、洗顔だけでは落とし切れない汚れや不要な角質をオフしてくれるアイテムです。
リニューアルでは、新たに角質ケア成分である乳酸を配合。また、うるおい成分のユーカリ葉エキスとグレープフルーツ種子エキスを配合しているため、なめらかで透明感のある肌へと導いてくれます。
スキンケアの最初に使用することで化粧水のなじみをよくしたり、忙しい朝の洗顔代わりに使えたりする便利アイテムなので、1本常備しておくと役立つこと間違いなしです。
＜こんな人におすすめ＞
- ・古い角質による肌のゴワつきが気になる人
- ・キメの乱れに悩んでいる人
- ・洗顔をササっと終わらせてしまいがちな人
⑤発酵導入化粧液
「ふき取り化粧水」と同じく、2023年9月にリニューアルした「発酵導入化粧液」は、発売と同時にSNSでも話題になっている化粧水です。
リニューアルでは、うるおい成分として米ぬか発酵液とセラミドを新たに配合。化粧水の前に使用することにより、肌をやわらかくし、その後のアイテムの浸透をサポートする効果に期待ができます。
また、保湿成分の配合量を増やしたことにより、導入化粧液自体の保湿力もアップ！使用する時は、「ふき取り化粧水」と併用するのもおすすめですよ。[
＜こんな人におすすめ＞
- ・ベーシックケアだけでは保湿に物足りなさを感じる人
- ・化粧水の肌なじみがイマイチだと感じる人
- ・ワンランク上のスキンケアでツヤのある肌を目指したい人
何十年と愛され続ける無印良品の化粧水♡
絶大な人気を誇る無印良品の化粧水は、種類が豊富であるため、様々な肌質や肌悩みに対応しやすいという強みがあります。
スキンケア迷子になっている人は、ぜひ一度、無印良品の化粧水を手に取ってみてはいかがでしょうか。
執筆者
- LISA 美容ライター
《プロフィール》
2011年よりライター活動開始。コスメコンシェルジュ資格取得後、美容ライターとしても活動を開始する。
スキンケアを中心に数多くの美容コラムを執筆。一人ひとりの肌質や生活スタイルを想定したうえで、適切なケア…
