今の季節は天気の変化や湿気が多く湿度が高いせいか、体がだるいなど体調不良を感じるという人も多いのではないでしょうか。
今回は、エステティシャンである筆者が湿気によるだるさを整えるストレッチ法についてご紹介します。
湿度が高い梅雨、夏に感じる体のだるさの原因
(1)天気
この時期は気温の変化、湿度の高さ、気圧の変化が多いため、自律神経の乱れからだるい、しんどい、やる気がおきない、眠いなどと感じやすくなります。
(2)運動不足
雨が続き運動する機会が減る、暑くなると運動を控えるなど運動不足が続くことによって代謝の低下や筋力の低下を招きます。
運動不足が続くと体は省エネモードになり、だるさ、しんどさを感じやすくなります。
(3)冷え
暑いからと冷たい飲み物を飲む、エアコンなどで室内を涼しくすることも増え、体の芯が冷えやすくなります。
冷えによってむくみ、だるさ、しんどさ、自律神経の乱れなども招きやすくなります。
(4)水分代謝の低下
暑くて汗はよく出ていると思っていても、1日の水分摂取量が少ない、運動不足や冷えによって発汗しづらいと体内の水分のめぐりが悪くなり、老廃物が停滞しむくみ、だるさを招きます。
体のだるさや体調不良を感じている人は「運動」「冷え」「水分代謝」も見直してみると良いでしょう。
湿気によるだるさを整えるストレッチ法
〈朝の起床時ストレッチ〉
(1)起床時のお布団の中、もしくはベッドに座った状態で頭上で手を組み、背中、肩、腕を10秒×2セット伸ばします。伸びをすることで寝ている間に休んでいた筋肉を活動させ血流を高めます。
(2)体を起こしたら、足を前後に開き、太ももとふくらはぎをしっかり伸ばして右足を10秒、左足を10秒×2セットストレッチします。太ももとふくらはぎの筋肉を伸ばすことで下半身の血流を高めます。
〈夜のリラックスタイムのストレッチ〉
一日の終わりは疲労や老廃物によるむくみを感じやすいですが、放置したままでは翌朝もしんどい、だるいと感じやすくなるので夜のリラックス時間(お風呂上がり、テレビを見ながらなど)におこないましょう。
(1)足裏をくっつけて股関節や内ももを伸ばすように約1分ほどゆっくりストレッチをおこないます。
(2)左手で右ひじをつかみ、肩甲骨と肩のストレッチを約10秒おこないます。右手で左肘をつかみ同じように繰り返します。
(3)片ひざをつき、もう片方の足のつま先をつき、約20秒太ももとふくらはぎをしっかり伸ばします。逆側も同じように繰り返します。
このストレッチは股関節、太もも、ふくらはぎ、指先のストレッチができます。
【まとめ】湿度の高い!湿気によるだるさを解消しよう
湿気によるだるさを感じる場合は
①軽いストレッチなどでほぐし“体のめぐり”を高める
②体を冷やしすぎない、入浴によって温めたり発汗させる、しっかり水分補給するなど“水分のめぐり”を高める
③夜ふかし、乱れた食生活にしないよう“リズムを整える”
ことを意識してみてください。
執筆者
- 寒川あゆみ エステサロンオーナー・美容家・美容ライター
《プロフィール》
大阪谷町九丁目エステサロン「private salon Laule'a」代表。自身のコンプレックスから美容に興味を持ち、エステティックの道へ。「美容をもっと楽しんで、生活の一部に取り入れて欲しい。」そんな思…