夏本番!何かと肌を露出する機会も増える今日この頃。少しでも引き締まった体を意識したいのなら、今すぐHIITトレーニングをしましょう!HIITは短時間のトレーニングで効率良く体を引き締めることのできる最強メソッドです。「体は引き締めたい…。でも、運動するのは苦手…」そんなあなたでもすぐ出来る初心者向けHIITトレーニングもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧になってください。
そもそもHIITトレーニングとは?
はじめにHIITトレーニングをご存じない方のために簡単に解説します。HIITトレーニングとは、高強度インターバルトレーニング(High-Intensity Interval Training)の略で、高強度のトレーニングと休憩を交互に繰り返すことによって短期間で体を引き締めることができます。
具体的には、20秒間の激しい運動と10秒間のインターバル(休憩)を1サイクルとし、そのサイクルを4~8セット繰り返します。運動の辛さを例えるのなら、坂道を全力でダッシュした時のような激しい息切れを感じるくらいです。
そのくらいのレベルまで心拍数をあげるのがこのHIITトレーニングの特徴です。
HIITトレーニングはもともとプロアスリートを中心に行われていた激しいトレーニングだったのですが、最近ではダイエッター向けにアレンジされた優しめのHIITトレーニングも盛んにおこなわれています。
HIITトレーニングのメリット・デメリット
ここからはHIITトレーニングのメソッドとデメリットについて解説します。メリットだけでなくデメリットもしっかり把握しておきましょう。
【メリット】
・基礎代謝の向上
・脂肪燃焼の促進
・アフターバーン効果
・短時間でトレーニングが完了する(1日4分間でOK)
・器具不要で場所も選ばない
短時間で高強度の負荷をかけると体のなかでカロリー消費の効率が高まります。また、その効果はトレーニング後も継続します(アフターバーン効果)。その結果、短期間で体脂肪率を下げることができ、引き締まった体を手に入れることができます。
【デメリット】
・負荷が高すぎる
高強度のトレーニングを短時間で行うと心拍数が急激に上がります。そのため、体力に自信のない方や、運動初心者には負荷が高すぎます。酸欠を起こしてしまう可能性も考慮しましょう。
そうならないためにもご自身に合った強度でトレーニングを行う必要があります。
夏こそHIITトレーニングをやるべき理由とは?
HIITトレーニングについて理解を深めたところで、なぜ夏にHIITトレーニングをおすすめしたいのかについて解説します。
夏は何かとお肌を露出する機会が増えます。そんな時に「もっと体を引き締めていれば良かった…」なんて後悔をしたことが少なからずあるはず。
だからといって、今から筋トレや食事制限をしても夏の間に効果を実感するのは難しいでしょう。ですが、HIITトレーニングであれば効果を感じるまでの期間を短縮することができます。
もちろん、HIITトレーニング以外にも食事制限や規則正しい生活を送るなどの努力が必要なことは言うまでもありませんが、夏の後悔を減らしたいのであれば努力すべきです。
また、夏は他の季節に比べて活動的になりやすくカロリー消費しやすい季節でもあります。短期間で体を変えるには絶好の季節ですので、この夏こそHIITトレーニングで理想の体を手に入れましょう!
初心者向け!HIITトレーニングのやり方
ここからは運動初心者のあなたでも出来るHIITトレーニングをご紹介します。ただし、初心者向けといってもかなりハードな内容であることに変わりありません。決して無理をせずにご自身の体力に合わせて内容を変更していきましょう。
初心者向けHIITトレーニング!(全2分間)
運動①:ジャンピングスクワット(20秒間)
↓
休憩①:10秒間の休憩
↓
運動②:その場でもも上げ(20秒間)
↓
休憩②:10秒間の休憩
↓
運動③:ジャンピングスクワット(20秒間)
↓
休憩③:10秒間の休憩
↓
運動④:その場でもも上げ(20秒間)
※体力に余裕があればもう1サイクル行いましょう!
少しずつから始めてみましょう!
いかがでしたでしょうか?HIITトレーニングは即効性のあるトレーニングですが、強度が高すぎるので運動初心者の方は十分注意しながら行う必要があります。
一方で、理想の体を手に入れるにはトレーニングが欠かせません。ですから、運動初心者の方でも少しずつ慣れていくことが大事です。
地道にコツコツ取り組んでいけば、いつの間にか凄い体になっているかもしれません。トレーニング成功の秘訣は地道な努力です。
ぜひ、頑張って取り組んでいきましょう!
執筆者
- 飯沢 芳明 下半身痩せ専門パーソナルトレーナー
【プロフィール】
2006年からトレーナーとしてのキャリアを築くなかで、最も要望が多く・最も難しいとされる「下半身痩せ」に応えるため、2015年に専門のパーソナルジムを開業。
当時としては日本初ということもあり、年間2…