こんにちは!リカバリートレーナーの伊藤晃一です。年末年始は、運動の機会がどうしても減ってしまいがち。ご家族や大切な方と過ごす中で、お体を整える時間がとれなかったという方へも、腰痛予防におすすめのリカバリ―トレーニングをご紹介致します。
今回ご紹介する「お尻歩き」は、1日中座りっぱなしや、立ちっぱなしで、かたまりやすいお腹まわりと腰まわりを動かすことで、骨盤の歪みが整い、ウエストのくびれ作りと、腰痛予防&回復に繋がるリカバリートレーニングです。是非、ご家族の方ともご一緒に、遊び感覚で行ってみて下さい。
腰痛予防トレーニング!「お尻歩き」
今回ご紹介するリカバリ―トレーニング「お尻歩き」は、お腹まわり、腰まわり、肩甲骨まわりを大きく動かして使うことで、前後に進むことができます。
ぽっこりお腹の原因は、実は、脂肪だけでなく、むくみも原因しています。年末年始は特に、いつもよりカロリー摂取も増え、体がむくみやすい方も多い時期。
お腹まわりを動かすことでむくみ解消、そして、筋力を使うことでウエスト引き締めにも繋がります。
また、脚の筋力を使わずに、骨盤を中心に前後に進むため、骨盤の歪みが整いやすくなるだけでなく、血流も起こり、腰痛予防&改善も期待できます。
脚を組んで座る方は、骨盤の歪みから腰痛のリスクも高くなるため、是非行っていただきたいリカバリートレーニングです。
お尻歩きで、ウエストのくびれ作り・腰痛予防&回復を目指そう!
①床に、両足を軽く曲げて座ります。腰を軽く丸めると、腹筋が入りやすくなります。
※床がかたい方は、マットを敷いて行うことをおすすめします。
②同じ足と手が出る「ナンバ歩き」にならない様、右足を出すときは右膝と左肘を近づけ、左足を出すときは左膝と右肘を近づける、といったように動かして進みます。
こうすることで、骨盤から肩甲骨に本来必要な、ねじりの動きが起こり、お腹まわりの引き締めや、かたまりやすい腰まわりの動きの回復にも繋がります。
ポイントは、骨盤と肩甲骨が、それぞれ回転しながら8の字を大きく描いて進むイメージで行います。
③前に進んだら、後ろに戻ります。
後ろに戻る時の方が、より腹筋と体幹を使います。
両脚上げで気になるお腹まわりをすっきり!
両脚を上げることで、脚が重りの代わりになり、さらに腹筋も鍛えることができます。真ん中と、サイド腹筋もねじりながら使うことで、お正月の食べ過ぎや、体を動かさないことによる、むくみや、脂肪がつきやすい、お腹まわりもスッキリでき、お正月太りの改善も期待できます。
リカバリ―トレーニングを行うおすすめタイミング
座りっぱなしや、立ちっぱなしで、腰まわりがかたまってしまう前に行って頂くのがおすすめです。夜行えば、1日の歪みを整えるだけでなく、背骨を動かすことで睡眠に入りやすくなる方もいらっしゃいます。
朝行えば、寝ている間かたまった体をゆるめ、スッキリ1日をスタートできます。また、お腹を動かすため、便秘が改善される方もいらっしゃいます。
まとめ
リカバリ―トレーニング・お尻歩きでお体を整えることで、これまでお正月開けに重かったお腹まわり、腰まわりをスッキリと、仕事始めを迎えられるかもしれません。
このリカバリ―トレーニング・お尻歩きは、歩くときに必要な、骨盤から肩甲骨まわりの動きの回復になるため、ご年配の方だけでなく、歩きやすくなる方も沢山いらっしゃいます。また、在宅ワークでかたまりやすい肩甲骨の動きの回復にもなるため、肩こりの予防&改善されたい方や、水泳や、テニス、ランニングなど、スポーツをされる方へもおすすめしています。
リカバリ―トレーニング・お尻歩きは、お腹のむくみ解消や、ウエストのくびれを作るだけでなく、腰痛や肩こりの予防&改善、冷えや、便秘の解消も期待できます。お体を長く快適に使って頂くため、是非日常に取り入れてみて下さい!
執筆者
- 伊藤 晃一 リカバリートレーナー
《プロフィール》
トレーナー歴20年、リカバリーマスタートレーナーとして10000名以上の方々を指導。
28歳の時にパーソナルトレーナー派遣会社を設立。29歳ニューヨークにて出張パーソナルを中心に歌手、起業家、翻訳家、…