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スキンケアアイテムで併せて使いたい!相性抜群の成分組み合わせ
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スキンケアアイテムで併せて使いたい!相性抜群の成分組み合わせ

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スキンケアアイテムのなかに配合されているさまざまな成分。保湿に特化したものもあれば、肌荒れケアができたり、シワ改善に働きかけたりと、成分により期待できる効果もまったく違ってきます。そして、スキンケアアイテムに配合される成分のなかには、併用することにより、さらなる相乗効果に期待ができる相性抜群の組み合わせもあるのです。

今回は、そんな相性が良い成分の組み合わせを5つご紹介します。乾燥や肌荒れなどの肌悩みに困っている人は、ぜひ相性抜群の成分同士を組み合わせて使ってみてくださいね。

レチノール×ナイアシンアミド

近年、シワ改善有効成分としても注目されている「レチノール」と「ナイアシンアミド」ですが、実は併せて使用することにより、うれしい効果が盛りだくさんの組み合わせでもあるのです。

ビタミンAの一種であるレチノールには、肌のターンオーバーを促進する作用や、ヒアルロン酸の産生促進による肌の水分量増加、さらにコラーゲンを増やすことでシワ改善に働きかけるなどの効果に期待ができます。また、ビタミンBの一種であるナイアシンアミドには、セラミドの合成促進による肌の水分量増加と保持、コラーゲンの産生促進などの作用があり、肌荒れの有効成分として使用されることもあります。

そんな2種類の成分ですが、レチノールはナイアシンアミドと比較すると高い効果が望める反面、刺激が強いといった特徴があるため、敏感肌の人だと使用しづらい成分だと言われています。ナイアシンアミドには、レチノールの刺激を軽減する作用があるので、レチノール単独では刺激が強すぎるという人には、ナイアシンアミドとの併用がおすすめなのです。さらに同じシワ改善有効成分ではあるものの、表皮や真皮への働きかけ方は違ってくるため、併せて使用することにより、シワ改善のさらなる相乗効果にも期待ができます。

ナイアシンアミドは水溶性成分で、レチノールは油溶性成分であるため、組み合わせて使用するときは、先にナイアシンアミド配合のスキンケアアイテムを使用し、そのあとレチノール配合のスキンケアアイテム使うようにしてみてくださいね。

レチノール×ナイアシンアミド
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セラミド×ヒアルロン酸

乾燥肌やインナードライ肌をはじめ、肌のうるおい不足に悩む人におすすめなのが、代表的な保湿成分でもある「セラミド」と「ヒアルロン酸」の組み合わせです。

もともと角質層に存在し、細胞間脂質の半分以上を占めるセラミド。細胞間脂質がセラミドで埋まることにより、私たちの肌はバリア機能が整えられ、角質層のうるおいも保持できるようになっています。また、1gで6リットルの水分を抱え込むと言われるヒアルロン酸には、乾燥を防ぎ、キメのある肌へと導く保湿作用があります。

一言でヒアルロン酸といってもさまざまな種類がありますが、代表的な成分である「ヒアルロン酸Na」は分子が大きいため、角質層に浸透しづらいものの、肌表面の潤いをキープする効果に優れています。

スキンケアアイテムで取り入れるときは、まずセラミド配合アイテムで角質層にうるおいを与えたあと、ヒアルロン酸(ヒアルロン酸Na)配合アイテムで肌表面のうるおいをキープするようにすると、保湿の相乗効果に期待がもてるのですね。

セラミド×ヒアルロン酸
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ビタミンC誘導体×トラネキサム酸

紫外線を浴びる機会が多く、徹底的にシミ対策を行いたいときには、美白(※)有効成分でもある「ビタミンC誘導体」と「トラネキサム酸」の組み合わせがおすすめです。

スキンケアアイテムに配合される成分としても定番のビタミンC誘導体ですが、もとはメラニンの合成を防いだり、メラニン色素を薄くしたりする作用のある「ビタミンC(アスコルビン酸)」が基礎になっています。

純粋なビタミンCは高い効果に期待できるものの、酸化しやすく、不安定な成分でもあるため、他の成分と統合させ、安定性を高めたものがビタミンC誘導体です。ビタミンC誘導体は角質層に浸透し、統合された成分と離れることで、ビタミンCとしての働きをするようになっています。
しかし、安定性が高いとはいえ、人によってはビタミンC誘導体でも刺激を感じる場合があります。そこで併用したいのがトラネキサム酸です。

メラニン生成の抑制に働きかけるトラネキサム酸は美白有効成分でもあると同時に、肌荒れ防止有効成分としても認められているスキンケア成分です。ビタミンC誘導体と組み合わせて使用することで、肌荒れケアをしながら、美白ケアも行うことができるのです。

また、どちらも美白有効成分ではあるものの、メラニンへの働きかけ方は違うので、美白ケアの相乗効果にも期待ができます。ビタミンC誘導体とトラネキサム酸の併用でも肌荒れが心配な場合は、抗炎症成分である「グリチルリチン酸2K」を併せて取り入れるのもおすすめですよ。

※美白 … メラニンの生成を抑え、日焼けによるシミやそばかすを防ぐ

ビタミンC誘導体×トラネキサム酸
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コエンザイムQ10×フラーレン

エイジングケア(※)を中心にスキンケアを行いたい人におすすめなのが、抗酸化作用をもつ「コエンザイムQ10」と「フラーレン」の組み合わせです。

コエンザイムQ10は、身体のエネルギーを作り出すミトコンドリア(細胞小器官)内にもともと存在する補酵素です。スキンケアアイテムではエイジングケア目的の商品を中心に配合され、抗酸化作用や乾燥による小じわケアに期待ができる成分であると言われています。

同じくエイジングケア目的のスキンケアアイテムを中心に配合されるフラーレンは、ビタミンCの100倍以上ともいわれる抗酸化力をもった成分。肌表面で発生する活性酸素を除去する働きがあります。
また、フラーレンには、活性酸素を取り込んだあとに分解するという2段階のメカニズムがあるので、さまざまな種類の活性酸素除去に期待できる成分でもあります。

どちらも抗酸化作用のある成分として注目を集め、活性酸素に対する働きかけ方も異なってくるので、併用することで抗酸化力アップにも期待ができます。

※エイジングケア … 年齢に応じたお手入れ

コメヌカスフィンゴ糖脂質×ローズマリーエキス

繰り返しできるニキビに悩んでいるときは「コメヌカスフィンゴ糖脂質」と「ローズマリーエキス」の組み合わせがおすすめです。

イネのコメヌカから取れるコメヌカスフィンゴ糖脂質は、セラミドと似た構造をしている植物型セラミドと呼ばれる成分。角質層の細胞間脂質に働きかけ、乾燥による肌荒れを防いでくれます。また、ローズマリーの葉や花から抽出したエキスでつくられたローズマリーエキスには、抗菌作用や抗炎症作用があり、肌荒れやニキビケアを目的としたスキンケアアイテムによく配合されます。

ニキビは肌の乾燥によりバリア機能が低下し、過剰な皮脂分泌や角質肥厚が原因で起こる肌トラブルです。肌にうるおいを与えるコメヌカスフィンゴ糖脂質と、抗菌作用や抗炎症作用のあるローズマリーの組み合わせは、乾燥による肌荒れを防ぎながら、ニキビ対策ができる相性抜群の組み合わせなのです。

特に繰り返し同じ部分にニキビができるという人にはおすすめのスキンケア成分ですよ。

コメヌカスフィンゴ糖脂質×ローズマリーエキス
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相性抜群の成分で相乗効果を狙おう!

スキンケアアイテムのなかには、肌悩みに働きかけてくれる成分を配合した商品も多くあります。どれかひとつの成分に絞ってケアをするだけでも十分ですが、せっかく使い続けるのであれば、さらなる相乗効果を目指して、相性抜群のスキンケア成分を組み合わせてみてはいかがでしょうか。

相性の良い成分を併用すれば、日々のスキンケアのやる気もぐっとあがるはずです!

執筆者

LISA 美容ライター
LISA 美容ライター

《プロフィール》
2011年よりライター活動開始。コスメコンシェルジュ資格取得後、美容ライターとしても活動を開始する。
スキンケアを中心に数多くの美容コラムを執筆。一人ひとりの肌質や生活スタイルを想定したうえで、適切なケア…

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