マスクの着用が個人の判断となり、マスクを外す機会が増えるとともに今まで隠れていた「ほうれい線」「フェイスラインのたるみ」が気になると感じる人も多いのではないでしょうか。
今回はエステティシャンである筆者がほうれい線、フェイスラインのセルフマッサージ法についてご紹介します。
ほうれい線・フェイスラインのたるみ原因は?
小鼻から口元に向かって見える線のことを「ほうれい線」と言い、線というイメージから「シワ」だと思っている人が多いですが実はたるみの一つです。
①頬や口周りの表情筋の低下によって上の皮膚も一緒にたるむ、②表情を動かした時に折れじわのようになることが原因です。フェイスラインのたるみは、①老廃物や脂肪が体内に停滞し厚みとなる、②表情筋の低下によって皮膚が支えきれず流れるような状態です。
ほうれい線、フェイスラインのたるみを目立ちにくくするためには老廃物を流し、かたくなった筋肉をしなやかにして引き締めることが大切です。
セルフマッサージで対策しよう
マッサージをおこなう際はすべりをよくするためにマッサージオイルもしくは乳液、クリームなどをつけておこないましょう!
1.指の関節のあいだの面を使い、あご下から耳下腺に向かってゆっくり流し、耳下腺をほぐすを10回繰り返します。
2.指の関節のあいだの面を使い、口角から耳の付け根に向かってゆっくり流し、耳の付け根をほぐすを10回繰り返します。
3.指の関節のあいだの面を使い、耳下腺から耳の付け根をとおりこめかみに向かってゆっくり10回流します。
4.人差し指の側面を口角に沿わせ、①口角から耳の付け根に向かってゆっくり10回、②小鼻からこめかみに向かってゆっくり10回流します。
ほうれい線やフェイスラインのたるみだけでなく、マスクを外すことによって肌の質感も気になるという人も多いはず。
5.上記のマッサージのあと、オイルやクリームをふきとるまたは洗い流し、化粧水をたっぷりなじませて、シートマスクをおこないましょう。
シートマスクをおこなうことで
・マッサージ後のリフトアップの維持
・乾燥やキメの乱れを整える
・くすみのトーンアップ
・頬の毛穴の引き締め
・乾燥小ジワの予防 などに効果的です。
乾燥が強めなら保湿成分、頬の毛穴の引き締めをしたいなら美白成分、肌にハリが欲しい場合はエイジングケア成分が配合されたシートマスクがおすすめです。
マスクを外す前にほうれい線、フェイスラインのたるみをなんとかしたい、マスクを外しても気にならないようにしたいという人はぜひ参考にしてみてください。
執筆者
- 寒川あゆみ エステサロンオーナー・美容家・美容ライター
《プロフィール》
大阪谷町九丁目エステサロン「private salon Laule'a」代表。自身のコンプレックスから美容に興味を持ち、エステティックの道へ。「美容をもっと楽しんで、生活の一部に取り入れて欲しい。」そんな思…