日々のスマートフォンやパソコンの使用によって目の疲れを感じる、血行不良や寝不足によってクマが目立つ…など、目元に関する悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。今回はエステティシャンである筆者が、セルフでできる目の疲れ解消ケア法についてご紹介します。
目元の悩みと原因
目の疲れ・眼精疲労は、長時間スマートフォンやパソコンを使用する、液晶の光、長時間の運転などによって感じます。スマートフォンやパソコンを長時間使用する人はブルーライトカット機能のあるシートを張る、メガネを装着するなどして目を守ること、こまめに休息を入れて目を休める意識をしましょう。
クマは肩こりや首こり、目の疲れによる血行不良、寝不足、貧血などによって目立つことがあります。目の疲れを解消するには、一日の終わりには湯船に浸かり体を温める、マッサージやストレッチなどをおこない凝りや疲労をほぐす、規則正しい生活を送り目元を休めるようにしましょう。
シワは乾燥やスキンケア不足によってできる細かな線のもの、表情のくせによって入るものがあります。細かな線タイプのものであれば化粧水や美容液の量を増やしたり保湿力を高めること、表情のくせによって入るものは美顔器やサロンなどで集中ケアするのがおすすめです。
たるみは目元の筋肉の低下によって目立ちはじめます。表情のくせによってできるシワと同じように美顔器やサロンなどで筋肉層のケアをするのがおすすめです。
セルフでできる目元ケア法
(1)洗顔後、蒸しタオルで血行促進&筋肉をほぐす
タオルを水で絞り、ラップに包み電子レンジで約1分温めます。蒸しタオルの熱さを確認しながら目元からおでこにのせます。温め効果によって血流が高まり、緊張した筋肉がほぐれ目の疲れがやわらぎます。
(2)ツボ押し&マッサージケア
顔にフェイスクリームもしくはマッサージオイルを塗り広げます。
① 眉頭の下にあるくぼみを3秒押す、離すを5回繰り返す
② 眉中の筋肉を下から持ち上げて3秒キープを5回繰り返す
③ 眉尻を下から持ち上げて3秒キープを5回繰り返す
④ こめかみをクルクルとほぐす
⑤ 目頭から目尻に向かってすべらせるように優しく3回流す
⑥ 目頭、目の下、目尻を各3秒ずつ優しく押す
⑦ 眉間をクルクルとほぐす
⑧ 眉上から生え際に向かって5回流す
疲れ目をセルフケアしよう
目の疲れが蓄積すると目が重く感じる、目が開きにくい、視界がかすむと感じることもあるので、温めケアやマッサージなどで血行促進や緊張をやわらげるとすっきりしやすくなるのでぜひ参考にしてみてください。
執筆者
- 寒川あゆみ エステサロンオーナー・美容家・美容ライター
《プロフィール》
大阪谷町九丁目エステサロン「private salon Laule'a」代表。自身のコンプレックスから美容に興味を持ち、エステティックの道へ。「美容をもっと楽しんで、生活の一部に取り入れて欲しい。」そんな思…