「目的を明確に!」「自分を知ること!!」・・・ダイエットに真剣にチャレンジしたことがあれば、何度か目にしたことや耳にしたことがあるフレーズでしょう。
ただ、当たり前な響きゆえに右から左へ聞き流され、あるいは過小評価され、実践されていないケースを多く目にします。
そこで今回は、知ればしっかり実践したくなる「ダイエットの失敗と成功を分ける理由」を解説します。この記事を読んで、ダイエットで失敗しない自分にバージョンアップしましょう!
ダイエットに成功するためのたった3つの基本
新しく年が変わっても相変わらず玉石混交のダイエット情報が飛び交っています。ダイエット情報は無数にあれど、ダイエットに成功する人と失敗する人の違いは、たったの3つです!
結論から言いますと、「あなたにとって正しい情報を選べたかどうか」「選んだ情報を行動に移したかどうか」「行動を継続できているかどうか」の3つです。
シンプルな要素ですが、ダイエット成功のためにはどれひとつ欠かせません。例えば、間違ったダイエット情報を選んでしまうと、行動しても継続しても望んだ結果は得られません。選んだ情報が正しくても、行動しなければ変化もありません。行動が1回で終われば、本質的な成果は手に入りません。
ダイエット成功のために色眼鏡を外す
ここからは、「頭では分かったつもり」を「実践できている」に変えるためのスキルを身につけるポイントをご紹介していきます。
間違った情報をつかんで遠回りすることなく、自分にとって正しいダイエット情報を得るにはコツがあります。それは、漠然と「すぐに痩せたい!」「楽して痩せたい!」「今の生活のまま痩せたい!」と、思いながらダイエット情報を探さないことです!
なぜなら、リバウンドを起こす可能性が高い思考のままダイエット情報を集めることになり、ダイエット失敗確率が上がるからです。例えるならば、空腹時に買い物に行って高カロリーな食品を食欲に火が付いたまま大量買いしてしまうようなものです。
正しいダイエット情報を選ぶときは、「ダイエットが必要になっている現状の自分を作った思考のクセ」という無意識の色眼鏡を外してから冷静に選ぶようにしましょう。
リバウンドを防ぐ正しいダイエットの選び方
それでは、自分にとって正しいダイエット情報を得るにはどうしたらよいのでしょうか?ポイントは2つあります。
まず一つ目は、「痩せた先の目的を明確にすること」です。
例えば、「3キロ痩せたい!」ではなく「筋肉をつけてカッコいい身体になり、自分に自信を持ちたいから、余計な贅肉を3キロ落としたい!」というところまで考えていれば、「運動なし!食べたいものを食べたいときに食べてもすぐに痩せる!」なんていうダイエット情報に飛びついて散財することはなくなります。
二つ目は、「現状を客観視して自分を知ること」です。少し考えてみて下さい。ダイエットの失敗を防ぐために客観視が大切なのは何故でしょうか?
例えば、生活強度がそこそこ強くて、ジョギングや筋トレも既に行っている人に対して、「ストレッチを10分加えましょう」というのは、身体のしなやかさと姿勢の改善、血流促進、代謝向上のため有効です。
ところが自分を知らないと(客観視していないと)、筋トレも有酸素運動もしていないけど、既にストレッチだけは毎日30分行っていた人が「あ~っ!あとストレッチ10分加えれば痩せるのか~!」と、他の誰かには有効でも自分にはあまり効果的ではないことを行ってしまいがちなんです。
この場合は、ストレッチ時間の追加よりも、現状の体力に合わせた筋トレや有酸素運動、中強度の運動を加えた方が良いですね。まぁ、これは極端な事例ですが、同じようなケースを目にすることが少なくありません。
このように、間違ったダイエット情報を避け、自分にとって正しいダイエット情報を得るためには、「痩せた先の目的まで明確に描くこと」と「現状のリアルな自分を客観視してよく知ること」です。
ポイントをしっかりと抑えて、ダイエット情報を手に入れよう
本日お伝えしたポイントをしっかりと抑えて、コスパ・タイパ・マネパに優れたダイエット情報を手に入れてください。あなたの健康美をいつも応援しています!
執筆者
- O:K.和男. ウォーキング・プロデューサー
《プロフィール》
姿勢と歩き方の質を磨いて夢を引き寄せる専門家。芸能・健康・美容業界で、30年・10万人以上への指導経験を基に「座り方・立ち方・歩き方をヘルスマネージメントやセルフイメージ向上に活かし、心身を整え、自信を養い…