オーガニック・ボタニカル・無添加…違いを知るコスメ選びのポイント！

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近年、食べ物だけでなくスキンケアアイテムにもオーガニック、ボタニカル、無添加のものが増えています。なんとなく肌に優しそうというイメージから選ぶという人も多いと思いますが、本当に求めているものでしょうか？

今回はスキンケアコスメのオーガニック、ボタニカル、無添加の違いについてご紹介します。

よく聞くから、なんとなく肌に良さそうからだけで選んでない？

画像出典：: Adobe Stock

スキンケアやコスメのパッケージに「オーガニック成分配合」「ボタニカル成分配合」「天然由来成分配合」「植物由来成分配合」「無添加」などと書かれているものがあります。

肌が敏感で刺激の少ないものを選びたい…添加物や防腐剤などが含まれていないものが良い…ナチュラル系のアイテムを選びたい…肌に優しそうだから…といった理由で選んでいませんか？

・オーガニック成分配合
「オーガニック」とは化学肥料や農薬を使わず有機肥料を使って有機栽培された植物のことです。スキンケアコスメの場合、有機栽培された植物を一部使用したもの、生産過程や梱包など厳しい条件の認証期間を通過した化粧品などがあります。

100％オーガニックの場合は一つ一つ手作りで使用期限もとても短いものです。そのため、品質を維持するための成分やほかに化学物質が入っている場合もあります。

・ボタニカル、植物由来成分、天然由来成分配合
スキンケアやヘアケアアイテムには肌や髪のうるおいを補う、保湿する、整えるなどの目的として植物から抽出したエキスを配合しているアイテムが多くみられます。

「ボタニカル」とは「植物由来の」や「植物から作られた」という意味を持ち、植物から抽出した成分を使用しています。
それらの植物は無農薬で栽培されているとは限らないのでオーガニックとは別物であること、「天然由来」とは天然の植物から抽出したエキスを配合しているという意味です。表現は違いますがボタニカル、植物由来、天然由来成分配合などは似たような意味です。

・無添加
無添加とは、人工的な防腐剤・合成色素・石油系界面活性剤などの化学物質を配合していないという意味ですが、旧厚生労働省が指定したアレルギー反応を引き起こす成分を省いたものであって合成成分が全く入っていないとは限りません。

スキンケアに対して何を求めるかで選ぼう

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スキンケアは肌のコンディションを整える、悩みを改善に導く、足りないもの補うことを目的として使用するものです。アレルギー肌や敏感肌の場合、使用するアイテムにアレルギー反応を起こす成分が入っている場合は避けるなどアイテム選びには気をつけましょう。

敏感肌ではない、特に深い悩みはないけど、なんとなくナチュラルなアイテムを取り入れたい場合は自身のこだわりレベルによって「オーガニック」「植物由来」を選ぶと良いですね。

乾燥や肌荒れをくり返すなど、肌悩みが明確な場合は「オーガニック」や「植物由来」のスキンケアでは保湿力や不足している部分へのサポートが足りていない場合もあります。植物成分だけでなく効果面にこだわっている成分が配合されたものを取り入れるのも一つの方法です。

スキンケアコスメを選ぶポイントとして、自身が使う際にどういった部分にこだわりたいのか、効果面・使用感・使い心地などを定めるとアイテムを選びやすくなると思いますので参考にしてみてください。