残暑が残る時期、昼間は暑さで肌がベタつき、夜は何だかゴワゴワ…ついつい洗顔に力が入ってしまいますが、実は間違った洗顔を続けていると肌に負担がかかっていまいます。その季節に合った洗顔法でしっかりと肌をケアしていきましょうね。
洗い過ぎがNG
暑い時期は日中シャワーを浴びたりすることもあり、必然的に顔を洗う機会が増えることもあるでしょう。でも洗顔をするたび肌を守る皮脂の膜を洗い流していることになるのです。皮脂膜が流されると肌が乾燥してきます。
そうなると今度は肌の防衛機能によって、「皮脂を分泌して乾燥から守れ!」という指示が出てしまい、オイリー肌になってしまいます。
これでは悪循環ですよね。ですから洗顔のし過ぎはあまり良くないことなのです。もし日中に顔を洗うというときは、石鹸や洗顔料を使わずぬるま湯だけで顔を洗いましょう。
夜の洗顔のポイント
夏場はついさっぱりするからと冷水で洗顔してしまう人も多いのですが、肌のことを考えるならおすすめはぬるま湯です。冷水だと毛穴が閉じてしまって毛穴汚れが落ちません。反対に熱いお湯は必要な皮脂まで流してしまうので、32〜35℃のぬるま湯で洗うようにしてくださいね。
またベタつくからと保湿ケアを手抜きする人もいるようですが、保湿をさぼるとどんどん余計な皮脂を分泌させて肌をベタつかせてしまいます。
365日守ってほしいこともある
季節に関係なく、365日気を付けてほしいのが「しっかりと泡立てたたっぷりの泡で洗顔する」「肌を強くこすらない」「洗い残しのないように流す」の3つです。これはいつでも言えることですから、しっかりと守ってくださいね。