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秋食材で冷え性予防!
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秋食材で冷え性予防!血の巡りを良くする体作りはアウターケアとインナーケアで

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肌寒く感じる日も増えてきて、すっかり秋めいてきましたね。秋の初めは、寒暖差がまだ大きく衣類の調整など体温調整が難しいこともあり体が冷えてしまいがちです。

そこで今回は、冷え性予防のために取り入れたいおすすめの旬食材や体を温めてくれる定番食材、暮らしのポイントをご紹介します。

冷え性予防の3大ポイント

ポイント①衣類で臨機応変に体温調整を!
日中と朝晩の寒暖差が大きいこの時期。夏が戻ったかのような昼間も、日が沈むと同時に10度近く気温が下がるなんてことも。うっかり体が冷えてしまわないように注意が必要です。

旅行やアウトドアに出かける際は必ず体温調節しやすい羽織れる衣類を持参しましょう。

ポイント②食べ物や入浴で血流促進をサポート!
冷え性予防のためには、体の内側からも温めることが欠かせません。まずは血の巡りを良くする(血流促進)働きのある栄養素を取り入れ、血行不良を防ぐことが大切です。冷たい飲み物の摂りすぎも冷えの原因に。

秋冬は特に温かい飲み物を中心に摂るように意識してみましょう。血流を促進し、体を温める入浴も欠かせません。忙しくてもシャワーで済ませず、なるべくバスタブで入浴するようにしましょう。

ポイント③生活習慣を工夫して自律神経を整える!
自律神経の乱れや、筋肉量の不足も冷え体質の原因になります。自律神経は、体温調節や血流をつかさどる大切な神経。睡眠不足や運動不足、過度なストレスは自律神経の乱れにつながります。

十分な睡眠や適度な運動を心掛け、忙しい毎日の中でもなるべく生活習慣を整える工夫は大切です。毎日は難しくても、数日おきに早く寝たりストレッチやヨガなど適度な運動を取り入れることを心掛けてみましょう。

お風呂につかる
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血の巡りを良くする食材とは?

体を温める食材
体を芯から温めてくれる鍋料理や煮込み料理に、にんにくなどの薬味類を加えてみましょう。血流を促進し、内側から温めてくれる食材は積極的に取り入れて。手軽に飲み物に加えられる「ジンジャーシロップ」もこれからの時期におすすめです。

・にんにく、しょうがなどの薬味類
・トウガラシなどの香辛料
・たまねぎ
・エネルギー源となるタンパク質が豊富な肉類や乳製品
・ビタミンEが豊富な食材

ビタミンEが豊富な旬の食材
ビタミンEは血流を促進する働きが期待されている栄養素。また、細胞の老化を防ぐ「抗酸化力」が非常に高いため「アンチエイジングビタミン」とも呼ばれます。冷え性予防や老化の予防におすすめの栄養素です。

秋が旬のビタミンEが豊富な食材は下記の通り。旬の味覚を味わいながら血流促進とエイジングケアを叶えませんか?

・いちじく
・さつまいも
・さといも
・ぎんなん
・とんぶり
・くわい
・落花生

通年手に入りやすい食材としては、クルミやアーモンドなどのナッツ類や西洋カボチャ、赤パプリカ、オリーブオイルなどがビタミンEを豊富に含んでいます。お好みの食材を上手に組み合わせて楽しんでみましょう!ビタミンEは脂溶性ビタミンのため、油脂類と合わせることで体への吸収率が高まります。

いちじくを生ハムや葉野菜と一緒にサラダ仕立てにし、EXVオリーブオイルを回しかけて頂くなど、調理のひと手間と工夫で無駄なく栄養素を体に取り入れることができます。

さつまいも
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生理中の血行不良には?

DHAやEPAが豊富な青魚類
月経時に分泌される「プロスタグランジン」というホルモンは血管を収縮させる働きがあります。青魚に豊富な良質脂質には、プロスタグランジンの合成に必要な酵素の働きを抑えることが期待されています。

月経時の血の巡りの低下が気になる方は、イワシ・アジ・サンマなどの青魚類を意識して摂り入れてみましょう。

冷え性はアウターケアとインナーケアで改善する

「たかが冷え」と思うなかれ。冷え性が慢性化してしまうと、頭痛・不眠・自律神経の乱れなど様々な不調を引き起こすリスクが高まるとも言われています。

冷えが慢性化してしまう前に、衣類や入浴などによる「アウターケア」と、体を温める働きのある栄養・食材による「インナーケア」を同時進行することで、血の巡りの「冷え性知らず」の体作りを叶えましょう!

執筆者

國塩 亜矢子 フードコーディネーター
國塩 亜矢子 フードコーディネーター
旬食美人学~Let's enjoy meals & beauty !

【保有資格】
・女子栄養大学認定・食生活指導士1級
・べジフルビューティーアドバイザー
・調味料ソムリエ
・キッズキッチンインストラクター

【著書】
・決定版!節約・冷凍レシピ(宝島社)

【参考文献】
・「あたらしい栄養学」(高橋書店)吉田企世子・松田早苗/監修
・「栄養素の通になる」(女子栄養大学出版部) 上西一弘/著
・「からだにおいしい野菜の便利帳」(高橋書店) 板木利隆/監修
・「旬の野菜の栄養辞典」(X-Knowledge) 吉田企世子/監修
・「美肌美人栄養学」(X-Knowledge) 蒲生桂子/監修
・「からだにおいしいフルーツの便利帳」(高橋書店) 三輪正幸/監修
・「食べる美女肌セラピー」(エクスナレッジ) 伊達友美/著
・「スーパーフード辞典」(主婦の友社) 斎藤糧三/監修
・「医者が教える最強の食事術」白澤卓二監修(宝島社)
・スパイス&ハーブの使いこなし事典(主婦の友社)

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