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年末年始の疲れた胃腸やお肌をやさしくケア!旬の冬食材でおいしく温まろう♪
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年末年始の疲れた胃腸やお肌をやさしくケア!旬の冬食材でおいしく温まろう♪

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本格的な冬がやってきました。今年はコロナウイルス感染拡大の影響で帰省を見合わせるという方も多いと思いますが、帰省してもしなくても、年末年始はいつもよりちょっと豪華なごちそうを準備したり、お酒を飲む機会が増えるものですよね。

楽しくおいしい時間は何物にも代えがたいですが、暴飲暴食は美容と健康に影響を与えがちなので要注意…!
そこで今回は、胃腸ケアや二日酔い対策に嬉しい、旬の冬食材と取り入れるポイントについてご紹介します。

冬は体調を崩しやすい!?

寒さによる体の不調


本格的な寒さがやってくる年末年始。気温がぐんと低下するうえ、室内外の寒暖差も大きくなり、体温調節が追い付かずに自律神経が乱れやすくなるといわれています。そして慢性的な「冷え」から血流が低下して、睡眠や食欲などの体のリズムが乱れやすくなったり、便秘や頭痛といったトラブルも起こりやすくなったり、免疫力の低下にもつながったりします。さらに冬は空気が乾燥しているので、のどやお肌の不調も起こりやすいのです。


暴飲暴食による不調


イベントのごちそうや新年を迎えるおせち料理、特別な日のお取り寄せグルメにスイーツ…年末年始はいつも以上に食卓にごちそうが並びます。家族とお酒を嗜むという方も多いでしょう。食べすぎ・飲みすぎは胃腸や肝臓など内臓に負担をかけてしまうだけでなく、食欲不振や二日酔い、それに伴う倦怠感、肌荒れや便秘など様々な不調の引き金となります。

そんな体の各機能を正常に保ち、健やかにすごすためにも、冬には冷えを防いだり、体にやさしい食材を選んで、免疫力を落とさない工夫をすることがとても大切なんです。
それでは、わたしたちの健康をサポートしてくれる冬の食材をご紹介しましょう。

冬は体調を崩しやすい!?
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胃腸ケアにおすすめの旬食材とは?

旬の冬キャベツがおすすめ


冬野菜のひとつ「冬キャベツ」。春が旬の「春キャベツ」と比べると、葉がしっかりと巻かれており、シャキッとした歯ごたえで甘みが強いのが特徴です。冬に恋しくなる温かい煮込み料理や汁物によく合います。そんなキャベツには胃腸の働きをサポートしたり、免疫力アップに働きかける栄養素が豊富に含まれているんです。

胃腸ケアにおすすめの旬食材とは?
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キャベツに含まれる栄養素とは?

ビタミンU


キャベツには、胃腸の働きをサポートする「キャベジン」とも呼ばれるビタミンUが豊富です。これは、胃酸の分泌を抑えて荒れた胃の粘膜を保護し、胃の働きをサポートすることが期待されている栄養素です。

ビタミンC


ビタミンCは、免疫力アップをサポートするだけではなく、肌のメラニン色素の沈着を防いでシミ・そばかすの発生を抑制したり、コラーゲンの生成をサポートするなど美肌作りにも欠かせないビタミンです。

※ビタミンUもビタミンCもどちらも水溶性のため、無駄なく効率よく摂取するためにはサラダなどにして生食でいただくか、煮込み料理やスープなど汁ごと飲み干せる調理がおすすめです。

カルシウム


キャベツには、日常生活で不足しがちなカルシウムも豊富に含んでいます。カルシウムといえば骨や歯など骨格形成にかかわる働きが有名ですが、実はそれ以外にも、ホルモンの分泌や血液の凝固などの「生理機能の調整」にも深くかかわっています。

※カルシウムはキノコ類に豊富なビタミンD、肉類や魚類などに豊富なタンパク質とあわさることで体への吸収率が高まります。積極的に摂りたい場合は是非一緒に調理してみましょう!

このようにキャベツには、年末年始の胃腸ケアや免疫アップに必要な栄養素がたくさん含まれているんです。入手しやすい食材ですので、日々の食事に積極的に取り入れてみて下さいね。

キャベツに含まれる栄養素とは?
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二日酔い対策におすすめの栄養素・旬食材とは?

ビタミンCを意識して摂ろう


美肌作りや免疫力アップに欠かせないビタミンCですが、実はアルコールの代謝にも関わる栄養素です。ビタミンCや水分は、体内に入ったアルコールが代謝される際に多く消化されます。体内で何かと必要になるビタミンCですが、残念ながら体内に留めておくことが難しい栄養素のため、毎日(できれば毎食)意識して摂りましょう。

ビタミンCが豊富な柑橘類


冬といえば、みかんや金柑がおいしい季節。これらの柑橘類にはビタミンCが豊富な上、柑橘類独特の爽やかな香りによるリフレッシュ効果も期待できます。また、疲労回復に嬉しいクエン酸も多く含んでいます。年末年始の二日酔い対策や疲労回復にぴったりなフルーツです。

柿の栄養価にも注目!


同じく秋~冬が旬の柿も、二日酔い対策にお勧めのフルーツです。実は柿に含まれるビタミンCはみかん以上。しかも二日酔い対策に嬉しい、アルコール分解作用の高い「タンニン」も含んでいます。最近は種なし・甘みの強い品種も多く出回っているので、毎日でも食べたい食材です。

お酒を嗜む際は、柿をピンチョスやサラダ仕立てにしてアテとしてつまんだり、二日酔い気味の朝はそのまま朝フルーツとしていただきましょう。
柿は整腸作用に欠かせない食物繊維や、乾燥肌対策に嬉しいカロテンなども豊富に含んでいます。まさに冬の美容と健康に欠かせないイチ押しフルーツなんです。


1年の節目となる年末年始。おいしく楽しい時間をすごすためにも、旬食材を上手に取り入れながら、体の内側から健やかに美しくありたいですね。

2021年を健やかに迎えましょう!

二日酔い対策におすすめの栄養素・旬食材とは?
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執筆者

國塩 亜矢子 フードコーディネーター
國塩 亜矢子 フードコーディネーター
旬食美人学~Let's enjoy meals & beauty !

【保有資格】
・女子栄養大学認定・食生活指導士1級
・べジフルビューティーアドバイザー
・調味料ソムリエ
・キッズキッチンインストラクター

【著書】
・決定版!節約・冷凍レシピ(宝島社)

【参考文献】
・「あたらしい栄養学」(高橋書店)吉田企世子・松田早苗/監修
・「栄養素の通になる」(女子栄養大学出版部) 上西一弘/著
・「からだにおいしい野菜の便利帳」(高橋書店) 板木利隆/監修
・「旬の野菜の栄養辞典」(X-Knowledge) 吉田企世子/監修
・「美肌美人栄養学」(X-Knowledge) 蒲生桂子/監修
・「からだにおいしいフルーツの便利帳」(高橋書店) 三輪正幸/監修
・「食べる美女肌セラピー」(エクスナレッジ) 伊達友美/著
・「果物の新常識」(誠文堂新光社) 田中敬一・原田都夫・間苧谷徹/共著
・「医者が教える最強の食事術」白澤卓二監修(宝島社)

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