紫外線や汗、皮脂などの影響を強く受ける夏の肌は、ごわつきやザラつきが気になりますよね。そんな時は、いつものスキンケアに「拭き取り化粧水」を取り入れることで、夏の肌悩みを手軽に解消できる可能性があります。
今回は、40代におすすめの拭き取り化粧水とその使い方などについて紹介します。
40代が夏に拭き取り化粧水を使うメリットとは?
まず40代が夏に拭き取り化粧水を使うことで、どのようなメリットがあるのか確認しておきましょう。
(1)洗顔やクレンジングで落とし切れない汚れをオフ
毎日丁寧に洗顔やクレンジングをしているつもりでも、落とし切れていない汚れや濯ぎ残しもあります。それを拭き取り化粧水を使うことで落とす効果が期待できます。
(2)古い角質を除去し、肌のターンオーバーを促進させる
年齢を重ねると肌のターンオーバーの周期に乱れが生じ、シミやシワ、たるみなどにつながりやすくなります。20代の頃は約28日周期だったものが、40代では40日前後になるともいわれています。それだけに40代はより一層肌のターンオーバーを促進させるケアを取り入れる必要があります。
とくに夏は暑さのせいで寝不足がちになる等、肌のターンオーバーに乱れが生じやすい時期です。ぜひ拭き取り化粧水を積極的に活用しましょう。
(3)次に使うアイテムの浸透を助ける
拭き取り化粧水を使い、毛穴の汚れや古い角質などを落とすと、次に使うアイテムの浸透を助けるのに役立ちます。
このほか拭き取り化粧水によって、保湿効果や美白効果などのプラスアルファの効果が期待できます。
40代におすすめの拭き取り化粧水
40代におすすめの拭き取り化粧水は、ただ汚れや古い角質を落とすだけでなく、プラスアルファの効果で肌悩みにアプローチできるものを選ぶことです。
(1)シミが気になる人に
ザ・レチノタイム ホワイト クリアローション(160mL 税込3,300円※医薬部外品)
40代の肌悩みの筆頭にあがる「シミ」に、「ビタミンC誘導体」と「ナイアシンアミド」の2つの美白有効成分でアプローチする薬用美白拭き取り化粧水です。
さっぱりとしたテクスチャーで夏に使いやすい心地良い使用感です。肌にうるおいを与えながら引き締め、清浄し、整えてくれます。使い続けることで、シミやそばかすを防ぎながら健やかで明るく澄んだ肌へと導きます。
(2)ハリ不足が気になる人に
40代の肌悩みの上位にあがる「ハリ不足」には、しっかりと肌を保湿しつつ、肌のハリや弾力を高める効果が期待できる商品がおすすめです。
パリスドット クリアローション(200mL 税込11,000円)
植物由来のピーリング成分で優しく汚れや古い角質を落とす拭き取り化粧水。ポンプ式で使いやすく、シンプルでスタイリッシュなパッケージも魅力的です。肌の揺らぎを整える効果がある「マンダリンエキス」と肌にハリや弾力を与える「海藻エキス」が配合されていてまさに大人仕様の商品。使い続けることで、うるおいと明るさに満ちたハリ肌へと導きます。
(3)乾燥が気になる人に
40代の肌悩みのトップ3に入ることが多い「乾燥」には、保湿に特化した商品がおすすめです。
ハイケアー スキンフレッシュナー(300mL 税込1,650円)
保湿成分として、「海藻由来成分」4種と「マリンコラーゲン」を配合した拭き取り化粧水。古い角質だけでなく、クレンジングクリームなどの油分も落としてくれます。みずみずしく軽やかなテクスチャーで、なめらかな肌触りに整えてくれます。大容量でお求めやすい価格のため、全身にも惜しみなく使えます。
拭き取り化粧水の使い方
拭き取り化粧水は正しく使うことで本来の力を発揮してくれるため、使い方には注意しましょう。
(1)拭き取り化粧水はコットンにたっぷり
拭き取り化粧水は手でも使うことができますが、汚れや古い角質をしっかりと落としたいならコットンを使って拭き取るのがおすすめです。とはいえ、肌に刺激を与えないために肌あたりのいいコットンを選ぶことも重要です。そして、コットンの肌に触れる部分にヒタヒタになるように拭き取り化粧水をたっぷりと含ませましょう。
(2)摩擦に注意しながら拭き取る
洗顔やクレンジングを終えたすぐの肌に使うのですが、(1)のコットンで肌をやさしく拭うように拭き取りましょう。手はゆっくりと動かし、摩擦を与えないように注意する必要があります。デリケートな目元や口元は場合によって控えるなど、肌状態によって使い分けることも大切です。
まとめ
肌のターンオーバーが遅れがちな40代は、夏に暑さによる寝不足などでよりターンオーバーに乱れが生じやすくなります。ごわつきやザラつきに悩まされることも多いので、拭き取り化粧水で古い角質や汚れを落とし、肌のターンオーバーを促進しながらコンディションを整えましょう。
拭き取りの際は化粧水をたっぷりとコットンに含ませ、やさしく拭うように拭き取ることが大切です。
執筆者
- 遠藤 幸子 エイジング美容研究家・美容ライター
【保有資格】
・日本抗加齢医学会正会員
・アンチエイジングアドバイザー
・スキンケアアドバイザー
【プロフィール】
エイジング美容研究家として、ウェブや雑誌にて美容コラムの執筆・監修を行うほかテレビ…