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混合肌の特徴と原因とは?正しいスキンケアの方法・対策法も紹介
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混合肌の特徴と原因とは?正しいスキンケアの方法・対策法も紹介

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乾燥肌や脂性肌など、私たちの顔はいくつかの肌質により分けることができます。その中でも特に日本人に多いと言われているのが混合肌です!顔の部位ごとにべたつく部分と乾燥する部分がある混合肌だと、さまざまな肌悩みも出てくるため、お手入れ方法が悩みの種になる時もあるのではないでしょうか。

そこで今回は、混合肌の特徴と、おすすめのスキンケア方法をご紹介します。

混合肌の特徴と原因

【混合肌の特徴】

混合肌とは、乾燥肌と脂性肌が混合している肌状態のこと。額から鼻にかけてのTゾーンは皮脂でべたつくのに、頬周りのUゾーンや目元は乾燥でかさつくといった特徴があります。そもそも、人の顔は部位ごとで皮脂や水分の量も違ってくるため、日本人は混合肌である人が意外と多いとも言われているのです。

自分が混合肌であるかを確かめたい時は、洗顔後の肌状態を確認してみましょう。洗顔後、しばらくスキンケアをせずに放置した時、目元や口元は乾燥してつっぱる感じがするのに、Tゾーンだけべたつくようであれば、混合肌であると言えるでしょう。

【混合肌の原因】

混合肌になる要因はいくつかありますが、主な原因は肌の乾燥です。紫外線などによりバリア機能が低下したり、加齢によって水分と油分のバランスが崩れたりすることで、肌が乾燥状態になると、角質層の水分量を保持しようと過剰に皮脂が分泌されるため、Tゾーンだけべたつく混合肌になってしまうのです。
また、生活習慣の乱れや睡眠不足などにより、角質層の保水・保湿機能が衰えることが原因で混合肌になる場合もあります。

【脂性肌との違いとは?】

Tゾーンのみべたつく混合肌の特徴と違い、脂性肌は顔全体が過剰な皮脂分泌でべたつくといった特徴があります。そのため、本来であれば皮脂分泌の少ない目元や口元などのべたつきも気になるようであれば、混合肌ではなく脂性肌であると言えるでしょう。

また、脂性肌は過剰な皮脂分泌によって目元も乾燥しにくいので、小じわが目立ちにくいといった特徴もあります。

【乾燥肌との違いとは?】

乾燥肌の人は基本的に水分と油分の量がどちらも少ない肌状態なので、目元や口元だけでなく、Tゾーンも含め、顔全体が乾燥した状態であるのが特徴です。

洗顔後は特に顔全体がつっぱったように感じる場合は、混合肌の特徴とは異なり、乾燥肌である可能性が高いと言えるでしょう。通常であれば顔の中でも皮脂分泌の量が多い箇所であるTゾーンですが、乾燥肌の人は額や小鼻まわりのべたつきをあまり感じません。

混合肌の特徴と原因
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混合肌の正しいスキンケア方法

【クレンジングはTゾーンから始める】

混合肌の特徴をふまえると、混合肌のクレンジングでは、Tゾーンの皮脂やべたつきを落としつつも、目元や口元まわりのうるおいを守ることが大切です。そのため、最初に目元や口元部分を洗ってしまうと、乾燥している部位に洗浄力の高いアイテムを乗せる時間が長くなり、乾燥の悪化にもつながります。

クレンジングをする時は、まずTゾーンから洗い始めることを意識しましょう!クレンジング剤を適量Tゾーンに乗せたら、指の腹を使って、額から鼻先に向かうようになじませていきます。小鼻の脇は汚れがたまりやすい部分なので、特に丁寧になじませるようにしてみてくださいね。その後、目元や口元にクレンジング剤をなじませたら、ぬるま湯で汚れをしっかり洗い流してあげましょう。

【丁寧に洗顔を行う】

混合肌の特徴であるTゾーンのべたつきが気になると、洗いあがりがすっきりするタイプの洗顔料を使いたくなる時もあるかもしれません。しかし、混合肌の根本的な原因は肌の乾燥にあります。洗浄力の高い石鹸系の洗顔料を使ってしまうと、肌に必要なうるおいまで落としてしまう可能性もあるのです。また、スクラブ洗顔など肌に刺激が強い洗顔料の使用も極力避けるようにしてくださいね。

洗い方はクレンジングと同様、皮脂量の多いTゾーンを先に洗い、その後、乾燥しやすい目元や口元を洗うようにしましょう。使用するのは、肌と同じ弱酸性のアミノ酸系の洗顔料がおすすめです。テクスチャーは保湿力のあるクリームやペーストのチューブタイプを使用し、しっかりとネットで泡立ててからやさしく洗い流してあげてくださいね。

泡立てるのが面倒に感じる人は、マイルドに洗える泡タイプ(ポンプタイプ)の洗顔料を取り入れてみると手間もかかりませんよ。

【しっかり保湿する】

混合肌の特徴として、Tゾーンのべたつきが気になるため、保湿力の高いスキンケアアイテムの使用を避けがちになるかもしれません。しかし、混合肌の主な原因は乾燥であるため、日々の保湿は何よりも大切!さらにべたつきが気になるからとTゾーンの保湿を怠ると、うるおい不足により皮脂が過剰分泌され、さらにべたつきがひどくなる可能性もあるのです。

日々のスキンケアでは、Uゾーンだけでなく、Tゾーンもあわせて、顔全体をしっかり保湿してあげましょう。どうしてもTゾーンのべたつきが気になる場合は、部分ごとにスキンケアアイテムを変えるのがおすすめです!

顔全体に化粧水をなじませたら、Uゾーンは「セラミド」や「コラーゲン」などの保湿成分を配合したクリームでケアし、Tゾーンは「ビタミンC誘導体」や「ライスパワーNo.6」など皮脂ケアに期待できる成分を配合した軽いテクスチャーの乳液をなじませてみましょう。

部分ごとに使うアイテムを分けると、それぞれの肌悩みに合わせたケアが効率的にできますよ。

【紫外線ケアを行う】

肌の水分量が不足している混合肌は、バリア機能も低下しているため、肌も敏感になり、紫外線ダメージを受けやすい状態になっています。また、紫外線ダメージが蓄積されることで、肌のターンオーバーが乱れると、さらに肌乾燥が進行する可能性もあるのです。

朝のメイク時には日焼け止めをはじめ、しっかりと紫外線対策を行いましょう。とはいえ、混合肌の特徴から、日中のメイクでは、Tゾーンだけが日焼け止めでべたつき、目元や口元は乾燥で粉が吹いてしまうなんて時もあるはず。そんな時は、朝のメイク前にひと手間をかけてみるのもおすすめです!

朝のスキンケア後は、メイク崩れ対策としてTゾーンに「収れん化粧水」をコットンでなじませ、皮脂やべたつきによるテカリ対策を行いましょう。その後、UVカット効果のあるテカリ防止下地をなじませると、日中の紫外線対策とべたつき対策が同時にできます。Tゾーン以外の箇所は、スキンケアで保湿後、しっかり日焼け止めを塗ってあげてくださいね!

混合肌の正しいスキンケア方法
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混合肌改善には生活習慣の見直しも重要

【食生活を見直す】

混合肌をケアするためには、外側からだけでなく内側からのケアも大切です。そのためにも必要なのが食生活の見直しです!混合肌だけでなく、さまざまな肌トラブルの原因となる油物や甘いものは極力控えるようにしましょう。また、人の肌をつくるうえで欠かせないたんぱく質が不足すると、コラーゲンの量も減少し、乾燥の原因につながるので、日頃からたんぱく質は積極的に摂取するようにしてくださいね。

皮脂に働きかけてくれるビタミンBも混合肌の人にはおすすめの栄養素なので、ビタミンBを含む豚肉や鶏肉、レバー、サバ、カツオなども意識して食べるようにしましょう。

【睡眠時間を確保する】

美容にとって何よりも大切な習慣だと言われる睡眠も、混合肌のケアには欠かせないものです。一般的に眠り始めてから約3時間のうちに成長ホルモンが分泌されます。この成長ホルモンには、肌の細胞分裂を行い、修復する働きがあるため、健康的な細胞を産生するためにも入眠後3時間の熟睡はとても大切なのです。

また、細胞の分裂や修復には最低でも6〜7時間程かかると言われているので、肌をケアするためには、眠りの深さだけでなく、睡眠時間の長さも必要になってきます。忙しい現代社会では、なかなか睡眠時間を確保できなかったり、ストレスや悩みから熟睡できなかったりするかもしれませんが、アロマや軽いストレッチ、ハーブティーなどの力を借りながらも長く熟睡できる習慣を心がけてみてくださいね。

混合肌改善には生活習慣の見直しも重要
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混合肌の特徴を知ってケアを行おう!

べたつきと乾燥という2つの特徴をもつ混合肌。スキンケアやメイク時に困ることも多いかと思います。そんな時は混合肌に合ったケア方法をぜひ取り入れてみてください!混合肌の特徴を知り、ケア方法を意識すれば、べたつきや乾燥に悩まされることも徐々に減っていくはずです。

執筆者

LISA 美容ライター
LISA 美容ライター

《プロフィール》
2011年よりライター活動開始。コスメコンシェルジュ資格取得後、美容ライターとしても活動を開始する。
スキンケアを中心に数多くの美容コラムを執筆。一人ひとりの肌質や生活スタイルを想定したうえで、適切なケア…

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