リバウンドを防ぎ、ダイエットを成功へと導く「体重測定」のコツをご存知ですか?体重の変化に怯えるのではなく上手に活用するには、体重を測る「タイミング」を意識することが大切です。
具体的には体重測定をいつ行うのが良いのでしょうか?今回は、ダイエットを効率よく進めるための体重測定法をご紹介します。
毎日の体重測定がダイエットを成功へと導く理由
たとえば、500mlの水を飲んで体重計に乗ったらその分体重が増えますから、体重が増えたからといって=体脂肪が増えたとは限りません。
食べ物や水分を取り入れて一時的に体重が増えても、日々の消化・代謝を経て、体重は減っていくものです。したがって、一時的な体重の増加に一喜一憂することなく、運動や筋トレで体脂肪を減らしたりボディラインを引き締めたりすることの方に集中したいもの!
そうは言っても、ダイエット中に体重を測ることをオススメしたい理由としては、体重測定が自身の生活や体調を見つめるバロメーターになるからです。
体重を記録していくことで、体調によって体重が増減することや、どんな生活をすると体重が変化するのかがわかるようになっていきます。その変化によって食事やトレーニング、休息のとり方を調整していくことで、自分に合った効率のいいダイエット法をみつけやすくなります。
「いつ」体重測定するのがいい?
それでは、体重測定をダイエットに役立てるための方法をご紹介していきます。朝、トイレを済ませ、水分補給や食事をする前のタイミングで体重を測るのがオススメです。
朝食前は水分補給や食事による影響が一番少なく、前日までの生活や疲労・不調を把握しやすいタイミング。続けることで自身の体の変化に気づきやすくなり、その変化をダイエットに役立てやすくなります。
大幅な体重増加にびっくりしたら…
多少の増減や一過性の増加など、“気にしなくていい程度”の変化は、毎日測定することで判断できるようになっていきます。
それとは別に、体重が大きく増加した場合や体重増加が続く場合は、それまでの数日間の体調や生活を振り返って原因を探りましょう。どんな食事や行動、体の状態が大きな体重増加につながるのかを把握することで、予防もしやすくなります。
まとめ
ダイエットの近道は、自分の体を知ることです。どんな生活をするとどんなふうに体が変化するのかを知ることができれば、調整やコントロールがしやすくなります。
体重の変化に惑わされるのではなく、味方につけてダイエットを成功させるための行動を明確にしましょう。毎朝の体重測定を自身との対話の時間と捉えて、じっくりと向き合ってみてはいかがでしょうか。
執筆者
- Nao Kiyota 美容・健康ライター
《プロフィール》
がっちり・むっちり体型がコンプレックスの“自信をもてない自分”から脱却するため、自身を輝かせるセルフトレーニング法を研究・実践中。「隙間時間」に「サクッと」できちゃう、お手軽トレーニング術を考案するのが得意…