冬の悩みといえば肌の乾燥を感じる人も多く、肌のカサつき、つっぱり、皮めくれ、粉っぽさが気になる人も多いのではないでしょうか。今回は、肌の乾燥を悪化させない肌ケアのおすすめ、肌を回復させるためのクリーム美容法についてエステティシャンである筆者がお教えします。
乾燥がすべてのはじまり!
冬は気温や湿度の低下、冷気、お湯の使用などによって肌の水分や皮脂が奪われやすくなり乾燥を感じやすいですよね。乾燥はあらゆる肌トラブルのスタート地点です。
・皮めくれや粉っぽさが目立つと肌がくすんだように見える
・乾燥によってバリア機能が低下し、スキンケアがピリピリと感じる
・乾燥によってバリア機能が低下し、肌荒れや吹き出物ができる
・外的刺激や摩擦が加わることで将来のシワ、シミなどの肌トラブルを招く
乾燥は上記の肌トラブルの原因となります。肌のコンディションを整えたい、きれいな肌を保ちたいと感じる場合は念入りなスキンケアが大切です。
肌キメを整えてしっとり肌を維持するクリーム美容
それでは早速、乾燥肌のケアにおすすめしたいクリーム美容法をご紹介します。
【準備するもの】
洗顔料、化粧水、乳液、フェイスクリーム、ラップ、フェイスタオル
①洗顔
メイクをしている場合はまずクレンジング、メイクをしていない場合は洗顔料を使って、肌に付着している汚れを落としましょう。
洗顔時は強く肌をこすらず優しく洗い、水〜38℃くらいのぬるま湯で洗い流しましょう。強い摩擦は肌に刺激となり、熱いお湯は肌の皮脂まで落としすぎてしまいます。
②化粧水
化粧水を適量手に取り、顔全体にサッと広げます。もう一度適量手に取り、手のひらで軽くおさえるように肌になじませます。
③乳液
乳液を適量手に取り、顔全体にサッと広げ、手のひらで軽くおさえるように肌になじませます。
④温タオルを準備する
フェイスタオルを水で絞り、ラップに包みレンジで約50秒温めます。
⑤フェイスクリーム
タオルを温めている間にフェイスクリームを適量手に取り、顔全体にサッと広げます。もう一度適量手に取り、肌表面に少し残る程度に重ねます。
ラップは1枚目は呼吸ができるように口元を開けてフェイスラインを覆い、2枚目は鼻を開け顔を覆いましょう。
温めたフェイスタオルの熱さを確認しながら、顔の上に乗せて約3分おきます。
おすすめ肌ケアを活用してみて
乾燥した肌は水分や油分が不足し、角質が硬くなりやすくスキンケアが浸透しづらくなることもあります。化粧水や乳液、クリームを重ねるだけでなく、温めによって血行促進され、スキンケアの浸透力を高める、乾燥くすみ予防にもなります。乾燥を強く感じる時、肌コンディションを整えたい時、休日前の肌ケアなどに活用してみてください。
執筆者
- 寒川あゆみ エステサロンオーナー・美容家・美容ライター
《プロフィール》
大阪谷町九丁目エステサロン「private salon Laule'a」代表。自身のコンプレックスから美容に興味を持ち、エステティックの道へ。「美容をもっと楽しんで、生活の一部に取り入れて欲しい。」そんな思…