冬になると髪の毛の乾燥、パサつき、静電気が気になるものの、ヘアケアを適当にしていたりなんとなく済ませていませんか? 同じアイテムでも使い方で仕上がりが変わることも。今回は、髪の乾燥やパサつきを目立ちにくくするヘアケアのコツについてご紹介します。
こんな風に感じることがありませんか?
- ・髪の乾燥や毛先のパサつきが気になる
- ・パサつきやダメージが目立ち、うるおいやツヤがない
- ・髪が広がりスタイリングが決まらない
ヘアケアといえば、シャンプーやトリートメント、アウトバスアイテムを活用する人も多いと思いますが、適当に使っていたり、なんとなく使っているという人も多いです。使い方によって仕上がりに差が出ることもあるので、ぜひ参考にしてみてください。
〈夜のケア〉
①シャンプー前にブラッシング
ブラッシングをせずに髪を濡らしてシャンプーする人も多いです。シャンプー前にブラッシングをするメリットは髪に付着した汚れを落とし、髪の絡まりをほどくことができ、シャンプーがなじみやすく泡立ちやすくなります。
②頭皮を髪を約2分間濡らしてからシャンプー
シャンプー前に頭皮や髪を濡らすと思いますが、軽くサッと流す程度になっていませんか?頭皮には皮脂、髪には外気汚れやスタイリング剤など目には見えない汚れが付着しています。約2分の予洗いをおこなうことで汚れを落とすことができ、シャンプーのなじみや泡立ちをよくし、しっかりと汚れを落とすことができます。泡立てる際は爪を立てて頭皮を掻くように洗ったり、髪と髪を摩擦させる洗い方は頭皮や髪の乾燥やダメージを加速させてしまうのでやめましょう。指の腹でもみこむように泡立てて洗い、洗い残しのないように流しましょう。
③ヘアコームで髪を整えてから、トリートメントをつけ5分置く
シャンプーを洗い流したあと、そのまま髪にトリートメントをつけていませんか?シャンプーを洗い流したあとは意外と髪同士が絡まっているため、トリートメントが均一になじんでいないこともあります。シャンプーを洗い流したあと軽く水気を切り、コームで髪の流れを整えて、乾燥やダメージの多い毛先、髪の中心にトリートメントをたっぷりなじませます。皮脂分泌の多い頭皮にはたくさんつけないようにしましょう。また、トリートメントをつけて1、2分ほどですぐに洗い流してしまう人も多いです。トリートメントは乾燥やダメージを受けた髪に栄養を浸透させるので、5分ほど置いてから洗い流すと仕上がりがよくなります。
④ドライヤーで乾かす
ドライヤーできちんと髪を乾かさないと半乾き状態になりにおいの原因、乾燥した空気に水分が奪われ乾燥を招き、さらに髪同士の摩擦によって乾燥やダメージを加速させる、寝ぐせがひどくなる原因となります。タオルで水気を吸い取ったあと、しっかり乾かしましょう。
⑤ヘアミストやヘアオイルでケア
ドライヤーの前後にアウトバスアイテムを活用している人も多いと思います。毛先のうるおい、サラッとした仕上がりにしたいならヘアミスト(水分)、パサつきやダメージを落ち着かせ、毛先のまとまりを持続させたいならヘアオイル(油分)でケアするとダメージの修復、日中の乾燥対策になります。
〈朝のケア〉
①起床後のブラッシング
就寝中の寝返り、枕や布団との摩擦によって寝癖や髪同士の絡まりがあります。ブラッシングは髪同士の絡まりをほどき、髪のツヤを高めることができます。
②ヘアミストやヘアオイルでケアをしながらスタイリング
髪のパサつき予防、寝ぐせを直したい場合はヘアミスト(水分)、ヘアアイロンで髪を巻いたりヘアアレンジをしたあと毛先のツヤやうるおい、まとまり、日中の乾燥対策、髪型のキープとしてヘアオイルやヘアワックス(油分)を活用してスタイリングしましょう。
【まとめ】髪のパサつき、乾燥におすすめのヘアケア
いかがだったでしょうか?シャンプーでなんとなく洗っていただけ、トリートメントをただつけていただけだったという人も多いです。使い方やちょっとしたひと手間で仕上がりが変わることもあるので髪の乾燥やパサつき、ダメージが気になっている人はぜひ取り入れてみてください。
執筆者
- 寒川あゆみ エステサロンオーナー・美容家・美容ライター
《プロフィール》
大阪谷町九丁目エステサロン「private salon Laule'a」代表。自身のコンプレックスから美容に興味を持ち、エステティックの道へ。「美容をもっと楽しんで、生活の一部に取り入れて欲しい。」そんな思…