冬の乾燥ダメージや花粉のゆらぎ対策に！春に見直したい美容ルーティン

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寒い冬が過ぎ去り、春が訪れると、決まって肌トラブルが起こるという人は珍しくありません。特に3月から4月にかけての季節は、冬の乾燥ダメージや春の花粉により、肌もゆらぎやすい時期です。そんな時こそ、朝や夜のスキンケアを見直してみましょう！

今回は、春にこそ見直したい美容ルーティンについてご紹介します。

冬から春に肌トラブルが起こりやすい原因とは？

気温と湿度がともに低い冬は、1年の中で最も乾燥が起こりやすい時期です。そのため、乾燥により、肌のバリア機能が低下したり、ターンオーバーが乱れたりする場合も。

さらに春になると、花粉の飛散や大きな寒暖差が始まります。冬の乾燥ダメージで肌が敏感な状態になっている時に、春特有の外的ダメージが加わることにより、肌トラブルも起こりやすくなるのです。

画像出典：: Adobe Stock

春に見直したい美容ルーティン5選

バリア機能が低下し、ダメージを受けやすくなっている春は、“汚れを落とすケア”と“うるおいを与えるケア”の2つを特に意識したい時期です。朝と夜のスキンケアでは、普段とは違う美容ルーティンを取り入れ、春の時期を乗り切りましょう。

①帰宅後はすぐにクレンジングをして汚れを落とす
春は、花粉、黄砂、PM2.5などが飛び交う時期。帰宅後の肌には、それらの物質が肌に付着しています。当然のことながら、付着している時間が長ければ長いほど、肌荒れの原因にもつながります。

そこで春の美容ルーティンでは、帰宅後、真っ先にクレンジングを取り入れましょう。1秒でも早く、肌に付着した汚れを落とすことが、肌トラブル対策では必要なルーティンになってきます。

②洗顔後は使い捨てタイプのタオルで水気を拭き取る
春の肌は、バリア機能も低下し、ゆらぎがちなので、洗顔ではやさしく洗い上げることを意識しましょう。洗顔の基本である“しっかりと泡立て、摩擦を与えないように洗い流す”ことがなによりも大切になってきます。

また、この時期の洗顔では、洗顔後に水気を拭き取るアイテムにも気を使いたいところ。繰り返し洗って、外干しするタオルには、花粉や黄砂などの汚れが付着している可能性もあります。そのため、洗顔後は、使い捨てタイプのティッシュやクレンジングタオルなどで水気を拭き取るのがおすすめ。使い捨てタイプであれば、毎回清潔に使え、なおかつ、タオルの繊維による刺激も受けずに済みますよ。

春に見直したい美容ルーティン5選②洗顔後は使い捨てタイプのタオルで水気を拭き取る

画像出典：: Adobe Stock

③スキンケアアイテムの見直しをする
肌が乾燥しやすい冬は、保湿重視のスキンケアを取り入れていた人も多いかと思います。バリア機能が低下しやすい春も、引き続き、保湿を第一にスキンケアを続けたいところです。

ただし、ゆらぎやすい春の肌は、敏感状態であるため、特定の成分が刺激に感じる場合も。もしも、冬に使用していたスキンケアアイテムが刺激に感じる場合は、アイテム数を減らしたり、敏感肌向けのアイテムに切り替えたりするなど、いちからスキンケアルーティンを見直してみましょう。

④スペシャルケアは控える
肌トラブルが起こっている時は、少しでも早く肌荒れケアをしようと、複数のアイテムを取り入れてしまいがち。しかし、バリア機能が低下した肌は、些細な刺激にも敏感な状態です。特別なお手入れが、かえって肌荒れを招く場合もないとは言い切れないのです。

春の美容ルーティンでは、あえて、シートパックやスクラブなどのスペシャルケアを控えるようにしましょう。まずは、化粧水やクリームなどのベーシックケアで土台を立て直すことが大切ですよ。

⑤夏並みのUVケアや紫外線対策グッズを取り入れる
冬に減少傾向だった紫外線も、春になると、徐々に量が増えてきます。バリア機能が低下した肌に紫外線ダメージを受けると、さらなる肌荒れを招く可能性もあるのです。春の美容ルーティンでは、スキンケアと併せて、UVケアも見直すようにしましょう。

特に意識したいのが、PA値とSPF値です。紫外線量が少ない冬は、それほど高いPA値やSPF値は必要ありませんでした。しかし、春は日によっては、夏並みに紫外線量が強い時もあるため、最低でも「PA+++ / SPF40」以上の日焼け止めを取り入れるのがおすすめ。

また、日傘や帽子などの紫外線対策グッズも、この時期から取り入れ始めるようにしましょう。