夏になると素足になり、サンダルを履く機会も増えますよね。
足裏やかかとがゴワゴワ、ガサガサしていませんか?
今回はエステティシャンの筆者が、サンダルシーズンに向けて活用できるフットマスクの使い方についてご紹介します。
角質ケアでゴワつき、ガサつき、におい予防をしよう
日頃ボディソープや石けんで洗っていても古い角質が溜まります。
洗ったあとの保湿ケア不足、素足による乾燥、靴や靴下での摩擦によって角質がかたくなりガサつきやゴワつきの原因となるほか、足裏からの汗、靴や靴下によるムレ、垢と合わさりにおいの原因となります。
意外と階段、エスカレーター、座っている時など足元が見えていたり、角質が邪魔をして歩き方が不自然になり、足の疲労感を増していることも。
足の角質ケアは見た目だけでなく、心地よさも高まるのでぜひ取り入れてみてください。
フットマスクは大きく2種類ある!
ドラッグストアなどでフットマスクを見たことがあると思いますが大きく2種類(①保湿美容液が配合されていて、乾燥した肌にうるおいを補うだけのもの ②かたくなった角質をほぐす美容液が配合されていて、角質をつるんとさせるもの)があります。
今回ご紹介するのは②のタイプ「角質!はがれて、つるりん」です。
フットマスクをしてから数日後、徐々に古い角質が剥がれ、約2週間で角質がつるんとするものです。
尿素、アルガンオイル、ヒアルロン酸などの美容液が配合されたフット型のマスク、固定用のテープが入っています。
・使い方
- 1.ボディーソープなどで足を洗い、水気をしっかり拭き取ります。
- 2.フットマスクを切り離し、足を入れて付属のテープで固定し、60〜90分おきます。
- 3.フットマスク後、足についている美容液を洗い流して水気を拭き取ります。
フットマスク中はヒリヒリするなどはなく、うるおったかな?という感じで、初日は特に大きな変化はありません。
フットマスクをして約3〜7日後あたりから、足裏が少しつっぱるような感覚があり、古い角質が浮き勝手に剥がれたり、お風呂に入るなど水に濡れると消しゴムかすのようにポロポロと落ちます。無理に剥がさないようにしましょう。
フットマスクをして約14日後には古い角質が落ちきって、柔らかくつるつるな肌触りになります。
・注意点
角質を浮かせるものなので、肌が弱いなどアレルギー体質の方、肌に傷や腫れ物などがある場合は使用を控えておきましょう。
元々の角質の厚さや状態によって角質の剥がれ方や感じ方、日数などは個人差があります。
ふわっとかかと、つるつるかかとの保湿ケアポイント
足裏は汗の蒸散、素足によって乾燥、靴や靴下の摩擦を受けやすい場所です。
フットマスクをしてもしなくても保湿ケアをサボっていてはガサつきやゴワつきを招く原因となるので日々の保湿ケアをおこないましょう。
ボディクリームでケアをしているという人も多いですが、化粧水でうるおいを補ってからミルクやクリームでうるおいを閉じ込めるようにケアするのがおすすめです。
【まとめ】足裏、かかとの角質をフットケア!
素足やサンダルを履く前に足裏のガサつきやゴワつきをケアする、フットケアアイテムの使い方などを参考にしてみてください。
執筆者
- 寒川あゆみ エステサロンオーナー・美容家・美容ライター
《プロフィール》
大阪谷町九丁目エステサロン「private salon Laule'a」代表。自身のコンプレックスから美容に興味を持ち、エステティックの道へ。「美容をもっと楽しんで、生活の一部に取り入れて欲しい。」そんな思…