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暑いのに、お腹、ふくらはぎ、足首が冷える「夏冷え」対策
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暑いのに、お腹、ふくらはぎ、足首が冷える「夏冷え」対策

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夏は気温が高く、1日を通して暑いはずなのに、なぜか体の一部分だけが冷えてしまう。そんな夏冷えに悩んでいる方も意外と多いもの。特に足首やふくらはぎ、お腹などは、夏冷えをしやすい体の部位でもあります。

今回は、そんな夏冷えの原因と併せて、夏にこそ行いたい夏冷えの対策についてご紹介します。

【夏なのに体が冷たい】夏冷えの原因とは?

1日を通して、暑さが続く夏であるにもかかわらず、特定の箇所だけが冷えてしまう夏冷えに悩む人は少なくありません。

株式会社心と体サプライズが1,000人の女子を対象に2023年に行った調査では、58.0%の女性が「夏冷え」を実感。また、冷える箇所の 1位は「足先」で、約6割の女性が悩まされるとの結果も出ています。

そんな夏冷えは、様々な原因により引き起こされているのです。

原因①屋内外の寒暖差


夏は自宅やオフィスをはじめ、コンビニから電車まで、ほとんどの室内で冷房が使用されます。そんな冷房が効いた空間で長時間過ごせば、当然のことながら体も冷えてしまいます。また、暑い屋外から汗をかいた状態で冷房が効いた空間に入ると、汗が蒸発する際に体の熱が奪われるため、自然と体温も下がってしまうのです。

原因②冷たい物の食べすぎ


暑い夏は、冷たい飲み物をはじめ、アイス、ビール、そうめんなど、冷たい物がおいしい時期ですよね。しかし、冷たい物を食べすぎてしまうと、体の内側から冷えてしまいます。体が冷えすぎると血行も悪くなるため、自然と夏冷えも引き起こしやすくなるのです。

原因③運動不足や生活習慣の乱れ


夏場は、暑さで室内にこもりがちになるため、普段以上に運動不足にもなりやすい季節です。また、入浴をシャワーだけで済ませたり、暑さによる食欲の低下で3食しっかり食べられなかったりする場合も。熱帯夜が続くと、寝苦しさから睡眠不足に陥ることもあるでしょう。そんな運動不足や生活習慣の乱れは、すべて血行を悪くする原因になるため、知らぬ間に夏冷えしている可能性もあるのです。

【夏なのに体が冷たい】夏冷えの原因とは?原因②冷たい物の食べすぎ
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おすすめの夏冷え対策6選

①常温の飲み物で水分補給をする


夏は冷たい飲み物がおいしい時期です。また、熱中症対策のためにも、普段以上にこまめな水分補給が必要になります。ただし、冷たい飲み物はお腹をはじめ、体を内側から冷やす原因にもなるため、注意したいところ。特に冷房がきいた室内で冷たい飲み物を口にするのは、急激に体を冷やす原因にもなります。こまめな水分補給は必要ですが、可能な限り、常温、もしくは温かい飲み物を口にし、内臓を冷やしすぎない習慣を意識してみてくださいね。

②食事に温かい汁物をプラスで追加する


夏はそうめんや冷やし中華などをはじめ、食べ物も冷たい物が登場する時期です。しかし、飲み物同様、冷たい食べ物も体を内側から冷やす原因になります。とはいえ、食べたい物を我慢するのは、人によってはストレスに感じてしまいますよね。

そんな時は、食事にプラスして、温かい汁物を追加するようにしましょう。温かいお味噌汁やスープなどを同時に食べることで、体の内側からの冷えを防げます。また、冷房が効いた飲食店で外食する時なども、プラスで温かいスープや飲み物を頼むなど、食事に温かい汁物を付けることを意識してみてくださいね。

③入浴はシャワーだけで済ませず湯船に浸かる


入浴後の汗が不快で、夏はシャワーだけで済ませる人も多いかと思います。しかし、シャワーだけでは、十分に体の芯までを温めることができないため、夏冷えの原因になる可能性も。冷えを防ぐためには、夏であっても、しっかり湯船につかり入浴したいところです。

もしも、暑さが気になるのであれば、湯船の温度を36〜38度程度に下げたり、爽快感のあるクール系のバスソルトを取り入れたりするのもおすすめ。また、入浴後、汗をひかせようとすぐに冷房がきいた部屋に移動するのも体を冷やす原因になるので、汗が気になる場合は、体の中でも太い血管がある首回りを冷やし、徐々に汗を落ち着かせるようにしてみてくださいね。

おすすめの夏冷え対策6選③入浴はシャワーだけで済ませず湯船に浸かる
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④室内に入ったらすぐに汗を拭く


汗をかいた状態で冷房がきいた室内に入ると、汗を蒸発する際に体の熱が奪われ、体温が下がります。そのまま冷房にあたり続けると、より冷えを感じやすくなるため、夏場は室内に入ったら、まずは汗を拭く習慣をつけるようにしましょう。また、屋内外の温度差も夏冷えの原因につながるので、室内に入った直後は冷房の温度を普段より上げたり、直接冷気が当たらない場所で過ごしたりなどする習慣も意識してみましょう。

⑤入眠前に軽いストレッチやヨガを行う


暑さから運動不足になりがちな夏ですが、日中に無理をして屋外で運動すると、熱中症になる恐れもあります。そのため、夏は早朝や夜の軽いウォーキングなどがおすすめですが、忙しい日々の中では、続けるのが難しい場合も。そんな時は、入眠前に軽いストレッチやヨガを行いましょう。

軽く体を動かすことにより、血管が拡張し、全身の血行も良くなります。また、一時的な運動で体温をあげると、徐々に体温が下がることで眠気も誘えるので、良質な睡眠にもつながります。入眠前はベッドの上で軽いストレッチやヨガを行うのも、夏冷え対策にはお勧めですよ。

⑥冷えやすい部位を温めるグッズを取り入れる


夏は足先をはじめ、足首、ふくらはぎ、お腹などが冷えやすくなります。そんな一定の部位の冷えが気になる時は、体の部位ごとに温められる便利グッズを取り入れるのもおすすめです。冷房がきいた自宅やオフィスでは、レッグウォーマーやアームウォーマー、ストール、腹巻など、直接外側から体を温められるグッズをぜひ取り入れてみましょう。体の大部分を温められるストールやカーディガンなどを常備しておくのも、夏冷えが気になる時には重宝しますよ。

おすすめの夏冷え対策6選⑤入眠前に軽いストレッチやヨガを行う
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夏こそ温活を意識しよう!

冬と違い、夏は気温が高く、体温もあがりやすいため、冷えとは無関係の季節だと思われがち。しかし実は、様々な要因により冷えを感じやすい季節でもあるため、油断していると、足やお腹を中心に夏冷えを引き起こしてしまう可能性もないとは言い切れないのです。

そんな夏冷えを引き起こさないためにも、夏こそ温活を意識した習慣を身につけてみてはいかがでしょうか。

執筆者

LISA 美容ライター
LISA 美容ライター

《プロフィール》
2011年よりライター活動開始。コスメコンシェルジュ資格取得後、美容ライターとしても活動を開始する。
スキンケアを中心に数多くの美容コラムを執筆。一人ひとりの肌質や生活スタイルを想定したうえで、適切なケア…

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